
支援総額
目標金額 6,540,000円
- 支援者
- 483人
- 募集終了日
- 2021年2月11日
かなしみから喜びへ
ー元に戻ることが“復興”ではありませんー
2011年3月11日「東日本大震災」
LOVE FOR NIPPONは、多くの賛同者と共に物資の提供・炊き出しをおこなうためにすぐ福島の沿岸部に入りました。
「出来ることは全てやる」
発災直後からそう心に決めて、オークションやフリーマーケットなどで寄付を募り、より多くの避難所や仮設住宅を訪問し「今ここに何が必要か?」と、長くかかるであろう避難生活を少しでも共に歩いて行けるように避難されているみなさんと交流を続けてきました。
2011年3月11日「あの日」から10年が経とうとしている今、「10年も経つのなら、避難者はもういないのでは?」「自立させるためには支援しないほうが良いのでは?」そう思われる方もいらっしゃいます。
しかし、3月11日に出た被害は、「震災」によるもののみではありません。数多くの地域で「津波被害」があり、そして「原発事故」がありました。東日本大震災は「震災」「津波被害」「原発災害」の三重苦の災害であり、この三重苦からの復興は、たやすいことではありません。
これまでの震災では、丸3年でだいたい仮設住宅はなくなっていきました。
しかし、三重苦の被害を受けた現在の東北には、未だに先が見えない、故郷にも帰れない人々がいます。
10年が経とうとしている今もなおそうした方々が暮らしている現状で、「自立させるためには支援しないほうが良い」と言い切ることは、果たしてできるのでしょうか?
かつてこれだけの津波被害と原発事故が起きたことがあったでしょうか?
世界でも初めての同時多発災害が、現在進行形で起きています。
仮設住宅や復興住宅に暮らす住民の多くは高齢者です。発災当時80歳だった方はもう90歳です。
そうした方々に向かって「自立」という言葉はあまりにも切なく、突き放されたものではないでしょうか。
LOVE FOR NIPPONの炊き出しは形を変えて、住民の皆さんと一緒に作るご飯としました。
毎月11日には必ずキャンドルナイト イベントを福島各地で開催し、福島の仲間たちとともに「たのしいね うれしいね おいしいね ありがとう!!」というテーマで皆さんと過ごしています。
原発地域から避難されている方々の気持ち。
線量は高いけれど避難命令が出なかった地域の方々。
補償が全くもらえなかった方々、線量も高くないのに風評で苦しむ方々........。
たくさんの、さまざまな問題が発生している福島のことを一言では語れません。だから
福島各地を巡ってそれぞれのみなさんの想いをキャンドルメッセージとして書いてきてもらいました。
そこには悲痛な叫びがたくさんありました。
関心も薄れてしまった今、本当に人の手が、ぬくもりが、声が、想いが現地に必要です。

目に見える大きな問題がなくなったときこそ、一人一人の中に抱えきれない問題が発生します。
特に福島では、補償の有無や考え方の違いなどから、原発事故に関して話し合えることができなくなっています。ずっと通い続けている私たちは、みなさんの話を聞くことができます。そして、一緒に楽しい一日を作り出すことができます。
でも何年も続けるとそれらも当たり前のことになります。
多くの支援活動が終了していき、風化も進む中での最大の支援は「8年間ずっと福島のことを思っていましたが何もできませんでした。」そういいながらも活動に参加してくれた新しいボランティアさん。
ずっと続けることも大切ですが、これまで何もしなかったけど「ずっと想っていました。」「忘れていません」福島に来てくれてそんな言葉をかけてくれることが、もしかしたら今しかできない「こころの支援」なのではないかと思います。
このプロジェクトはそのためであり、きっとずっとモヤモヤしている人たちがまだまだ沢山いるはず!
とも考えています。
仮設住宅に暮らす皆さんと広島の土砂災害への支援をおこなったり、幼稚園の子供たちへの支援などもおこなったり。いつもどこかで災害が発生すると物資を送ってくれたり、寄附金をわたしてくれたり。
「おたがいさまだからね」
悲しみの中で生きる人々の強さとやさしさを、私たちはその都度、教えてもらっています。
東日本大震災から熊本地震、水害、北海道地震、台風などと災害が続いています。
これまでの経験を生かし、そしてかつての被災者の皆さんとともに、新たな被災地への支援を始めています。
「おたがいさまです」
「災害から復興」
この道のりを歩んだ人、寄り添った人たちにしかわからないことを改めてもっと多くの方々へ伝えるために、私たちは紡いでいきたいと考えています。
「かなしみから喜びへ」
元に戻ることはできません。
そして元に戻ることが「復興」ではありません。
起こった事実をしっかりと受け止め、経験から学び、それをこれからの未来に活かすこと
そして悲しみからうまれた繋がりから
新たな試みや集まりが増え、心も街もゆたかになること
「福島のみんなのおかげで世界が学んだよ! ありがとう!!」
と世界中から言われるときが復興の時であると思いたいです。
長い道のりかもしれませんが、日本人の大切な暮らし方「おたがいさま!!」
お互いを思いやり、そして行動に移すことを取り戻すことが、「震災」「津波」そして「原発事故」からのメッセージなのかもしれません。
このクラウドファンディングは単に活動資金を集めるためのものではありません。
この発信を通して、みなさんとともにこの道のりを歩ませてもらえたらという思いで立ち上げました。
応援、ご参加、ご支援をなにとぞよろしくお願い致します。

リターン
5,000円

プラン1:気軽に応援コース
・サンクスメール
・SOTE2021ステッカー
・311メッセージカード
- - -ご注意事項- - -
※画像はイメージです
- 申込数
- 220
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

プラン2:限定Tシャツコース
・クラウドファンディング限定Tシャツ
- - -こちらもセットでお届け- - -
・サンクスメール
・311メッセージカード
- - -ご注意事項- - -
※TシャツのサイズはS・M・L・XL・XXLよりお選びください。
※画像はイメージです
- 申込数
- 192
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
5,000円

プラン1:気軽に応援コース
・サンクスメール
・SOTE2021ステッカー
・311メッセージカード
- - -ご注意事項- - -
※画像はイメージです
- 申込数
- 220
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

プラン2:限定Tシャツコース
・クラウドファンディング限定Tシャツ
- - -こちらもセットでお届け- - -
・サンクスメール
・311メッセージカード
- - -ご注意事項- - -
※TシャツのサイズはS・M・L・XL・XXLよりお選びください。
※画像はイメージです
- 申込数
- 192
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月

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