支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 47人
- 募集終了日
- 2015年7月18日
作画状況報告②
こんばんは。
公開から今日で2週間が過ぎ、皆さまのお陰で現在325,000円、目標金額の65%のご支援をいただいております。
絵本の作画の方も順調に進んでおります。
今日は、先日完成した2枚の原画をご紹介したいと思います。
1枚目は、津波が街を押し流していく様子を、避難した学校の上から主人公が目にするページです。
(津波が、家や車をのみこんで流れていく。)
私の住んでいた地域では、震災直後から翌日の夜まで停電が続きましたので、実は私は、当時TVで流れた津波のリアルタイムな映像は目にしておりません。
その後、TV等で多くの映像を目にしましたが、段々と気持ちが辛くなり、ここ2~3年は、しっかりと津波の映像を直視できたことはありませんでした。
ですが今回この絵本を描き、当時のことを少しでも伝えるためには、どうしても、実際の映像を見なければなりません。
実際に閖上の街が流されて行く動画。自分が震災後の閖上を訪れた時に立った場所や、目にしたものが次々にのみこまれて行く...
映像を見た後に閖上を訪れた時には、今時分が立っている場所が、高さ何メートルもの波の下になったことを想像して苦しくなり、すぐにそこから逃げ出したい気持ちにもなりました。
このような調子で絵本を完成出来るのかと不安になり、1週間ほど、作画と向き合えなくなった時期もありました。
何より不安だったのが、この絵本を読んで、津波の被害にあった方々に辛いことを思いださせてしまうのではないか、ということでした。
でも、その度に閖上出身の友人たちがかけてくれた言葉が、私をまた制作へと向き合わせてくれました。
「閖上の物語を絵本にしてくれて、ありがとう。」
辛い出来事を思い出すはずなのに、絵本のラフや下絵をその都度読んで、アドバイスをくれたり応援の言葉をかけてくれた友人たち。
彼女達のおかげで、この絵本はここまで来ることができました。
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もう1枚、物語の終盤、主人公が自宅跡地のマンホールで歌を歌おうとしますが、涙が溢れて来てうたえないシーンをご紹介します。
(マンホールのステージの目の前には、変わり果てたふるさとが広がっていました。)
津波は、あまりに多くのものを奪っていきました。
その中でも、唯一、残されたもの...
それが主人公にとっては、お父さんとの思い出がつまったマンホールのステージでした。
絶望の中で見つけた、小さな小さな希望。
その存在を心の支えに、主人公はまた明日も歌い続けることをお父さんに約束します。
とてつもなく絶望歴な状況に置かれた時でも、ほんの小さなことがその人の希望になり、生きる力になることがあります。
どんな時でも、明日への希望を見つけられる心を持っていてほしい。
このページには、読み手である子ども達に対するそのようなメッセージが詰まっています。
残り16日間で175,000円のご支援が集まらなければ、プロジェクトを成立させることが出来ません。この絵本を子ども達に届ける為に、何卒、ご支援やシェア等でのご協力を賜われますよう、心よりお願い申し上げます。
てるい ひろえ
リターン
3,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・活動報告書
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・活動報告書
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・オリジナルイラスト入り手作りキャンドル
・活動報告書
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・オリジナルイラスト入り手作りキャンドル
・置賜女子力オリジナルギフトセット
・活動報告書
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 2