新型コロナ診療の継続の為、感染対策・セキュリティを強化したい。

新型コロナ診療の継続の為、感染対策・セキュリティを強化したい。

支援総額

113,000

目標金額 100,000円

支援者
15人
募集終了日
2021年11月8日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

私は、2019年12月に開院した<目黒の大鳥神社前クリニック>の院長です。

 

当方のホームページの説明・記載内容や診察時の説明が悪かったために、患者様に伝わらず、その後のいきさつが報道されましたので、記憶に残っている方もいらっしゃるかと存じます。今回、感染対策、セキュリティ対策を強化して、安心して受診していただけるよう、安心して働いていただけるようになれれば、と思うに至りました。 

 

健診と内科外来のエリアを分離した構造であったことから、2020年1月に新型コロナウイルス感染症患者が日本で確認された後も、感染症状のない受診者様を健診エリアにご案内し、感染症状のある患者様を一般外来エリアにご案内する形で、私の我儘で、症状にかかわらず、診療を続けさせていただきました。100円ストアで購入したレインコートを防護具としておりましたが、周辺のクリニックや患者様から、(そのクリニックや患者様も入手できずにお困りだったはずなのにもかかわらず、)マスクやアルコールをご寄付いただき、診療を続けることができました。

2020年4月頃、PCRができる医療機関があまりにも少なく、N95マスクさえ入手できれば、PCRが可能となるのに、と思っておりましたところ、家にあるから持ってきますよ、と言って、ご自身やご家族も必要にもかかわらず、貴重なN95マスクをご寄付いただき、当院でもPCRが可能と判断し、家族やスタッフと相談しまして、東京都に連絡し、2020年5月から「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」としてPCR検査を開始しました。

 

 

以来、2020年5月から2021年8月末までに、下記の通り、検査・判定をさせていただきました。詳細は、以下の通りです。

対象期間:2020年5月~2021年8月31日

総計

PCR検査数 7232人 陽性判定 931件 陽性率 12.9% 

 鼻咽頭ぬぐい液採取 5705件(陽性796件、陽性率14.0%)

 だ液採取 1527件(陽性135件、陽性率8.8%)

各月

2020年5月 PCR検査数 2人 陽性判定 2件 陽性率 100.0%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 2件(陽性2件、陽性率100.0%)

 だ液採取 0件(陽性0件、陽性率0%)

2020年6月 PCR検査数 50人 陽性判定 3件 陽性率6.0 %

 鼻咽頭ぬぐい液採取 50件(陽性3件、陽性率6.0%)

 だ液採取 0件(陽性0件、陽性率0%)

2020年7月 PCR検査数 425人 陽性判定 40件 陽性率 9.4%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 384件(陽性36件、陽性率9.4%)

 だ液採取 41件(陽性4件、陽性率9.8%)

2020年8月 PCR検査数 447人 陽性判定 44件 陽性率 9.8%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 379件(陽性42件、陽性率11.1%)

 だ液採取 68件(陽性2件、陽性率2.9%)

2020年9月 PCR検査数 410人 陽性判定 29件 陽性率 7.1%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 358件(陽性26件、陽性率7.3%)

 だ液採取 52件(陽性3件、陽性率5.8%)

2020年10月 PCR検査数 356人 陽性判定 25件 陽性率 7.0%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 299件(陽性21件、陽性率7.0%)

 だ液採取 57件(陽性4件、陽性率7.0%)

2020年11月 PCR検査数 493人 陽性判定 51件 陽性率 10.3%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 417件(陽性46件、陽性率11.0%)

 だ液採取 76件(陽性5件、陽性率6.6%)

2020年12月 PCR検査数 721人 陽性判定 81件 陽性率 11.2%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 541件(陽性75件、陽性率13.9%)

 だ液採取 180件(陽性6件、陽性率3.3%)

2021年1月 PCR検査数 690人 陽性判定 141件 陽性率 20.4%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 566件(陽性121件、陽性率21.4%)

 だ液採取 124件(陽性20件、陽性率16.1%)

2021年2月 PCR検査数 331人 陽性判定 24件 陽性率 7.3%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 253件(陽性19件、陽性率7.5%)

 だ液採取 78件(陽性5件、陽性率6.4%)

2021年3月 PCR検査数 298人 陽性判定 19件 陽性率 5.0%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 215件(陽性17件、陽性率7.9%)

 だ液採取 83件(陽性2件、陽性率2.4%)

2021年4月 PCR検査数 504人 陽性判定 56件 陽性率 11.1%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 383件(陽性46件、陽性率12.0%)

 だ液採取 121件(陽性10件、陽性率8.3%)

2021年5月 PCR検査数 人 陽性判定 件71 陽性率 10.2%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 379件(陽性52件、陽性率13.8%)

 だ液採取 160件(陽性19件、陽性率11.9%)

2021年6月 PCR検査数 427人 陽性判定 41件 陽性率 9.6%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 292件(陽性33件、陽性率11.3%)

 だ液採取 135件(陽性8件、陽性率5.9%)

2021年7月 PCR検査数 616人 陽性判定 124件 陽性率 20.1%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 442件(陽性101件、陽性率22.9%)

 だ液採取 174件(陽性23件、陽性率13.2%)

2021年8月 PCR検査数 680人 陽性判定 180件 陽性率 26.5%

 鼻咽頭ぬぐい液採取 502件(陽性156件、陽性率31.1%)

 だ液採取 178件(陽性24件、陽性率13.5%)

 

となっており、目黒区公表のPCRセンターや他の医療機関の検査陽性率と比較しましても、鼻咽頭ぬぐい液採取法では、決して劣らない陽性率となっており、ちっぽけなクリニックですが、しっかりとした検査ができているものと考えております。(当院では、だ液PCRで陰性でも、鼻咽頭ぬぐい液採取にて再検すると陽性となることもあるなど、採取法による陽性率の差を感じており、鼻咽頭ぬぐい液採取でのPCRをお勧めしております。)(目黒区役所HP「目黒区での新型コロナウイルス感染症の発生状況」: https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/hoken_eisei/shinryo/yobo/COVID19meguro.html)

 

「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」として、保険PCR検査に協力させていただいておりますものの、クリニックであるために、「東京都新型コロナウイルス感染症医療提供体制緊急整備事業」の対象外とされております。本来であれば、人間ドック・健診を増やしたいものの、コロナとの闘いに多少でも貢献できればと、人間ドック・健診は自粛をして、PCR検査・症状のある方の診療を継続しておりますが、なんとか、クリニックの医療従事者への慰労金・危険手当、健診スタッフへの休業補償手当、感染防護対策の拡充などができればと、クラウドファンディングを2回チャレンジしましたが、いずれも不成立に終わってしまいました。

 

発熱外来、PCR検査を継続する必要があると感じており、引き続き、人間ドックを自粛(クリニックの経営状態を犠牲に)して、発熱外来、PCR検査の継続をして、地域の医療崩壊を防ぎ、社会・経済活動の継続の手助けができればと思いますが、感染対策に加え、セキュリティ対策の強化の必要性を強く感じ、リベンジさせていただきます。 

 

内科と放射線科の知識と経験を活かし、外来と健診を併設したクリニックを2019年12月に立ち上げました。入口、会計窓口、待合室などの動線を外来と健診で分離した構造を自ら考え、緊張しない空間、クリニックらしくない空間に、と壁紙なども考えぬいた上でようやく完成し、内科外来を開始し、4月から開始方向で健診・人間ドックの準備をしていた矢先、2020年1月に未知のウイルスが日本を襲いました。 

 

報道によれば、発熱や咳などの症状のある方の診療を断わる医療施設が増えていったそうですが、感染リスクを覚悟の上で、症状のある方の診療を続けていくことを早々に決断しました。 

 

早々に内視鏡検査、健診・人間ドックを自粛し、症状のある方を外来待合からサブ診察室、症状のない方を健診待合から診察室へと案内する形で、症状の有無により動線を分離する形で、他の病院やクリニックで診療できないとされ、行き場のなくなった肺炎の方などを含め、症状のある方の診療も続けていました。近くに症状のある方を診てくれるところが見つからないとのことで1時間かけて来てくださった方もおられました。

 

症状のある方を受け入れると、症状のない患者様が来院を避けるのではないか、スタッフや自分が感染するのではないか、とも考えましたが、クリニックでできる限りの診療をしないと、急性期病院の崩壊につながると考え、せめて当院だけは、私やスタッフが感染しない限りは、何としてでも、症状のある方、新型コロナ感染の方の診療を続けていこうと考えました。

 

2月、3月頃には、防護具はゴミ袋や100円ショップのレインコートを利用していましたが、マスクもアルコールが不可能となり、使い捨てのサージカルマスクを最低1週間は使い、毛羽だって、むせこむようになるまで使うことで、何とか持たせようと奮闘していました。そうした中、通院患者様から、マスクが家にあったので、持ってきました、と寄付してくださるようになりました。当時、どこにもマスクが売っておらず、お金を出しても、いつ手に入るか分からない状態で、ご本人達もマスク入手に困っておられるはずなのに、と、感動で毎回涙しておりました。

 

3月頃には、病院に新型コロナウイルスのPCRを依頼できるようになりましたが、手続きが大変で、症状のある方を診察してPCRを依頼し、紹介状を準備していく手間が大変で1時間に1名の方を診察するのがせいぜい、という時期もありました。動線が分離できていたことから、クリニックでPCRができないか、と考えるようになっていましたが、N95マスクが全く入手できずに日々過ぎていきました。

 

目黒区の医師会でPCRセンターを立ち上げるとのことで協力医の公募があり、当然のように手を挙げましたが、診療時間とぶつかってしまい、協力することができませんでした。急性期病院では、皆が感染リスクを覚悟して診療をしており、医師会でもPCRを始めるというのに、自分には何もできない、と、申し訳ない気持ちが強くなっていきました。

 

そんな矢先、患者様が、家にN95マスクあるからもってきましょうか?という申し出をいただき、有難く、ご厚意に甘えました。こうして、ようやく、PCRをクリニックで行える条件がそろいました。PCR件数が少ない、もっとPCRできるように、と議論が過熱していたこともあり、4月に東京都にクリニックでのPCRについて相談し、申請することとしました。

 

PCRを開始する場合、スタッフへの感染リスクのほか、さらに、内科受診者が減少し、倒産リスクが高くなるという心配もありました。1月から症状のある方の診察をし続けていたためか、次第に、糖尿病や高血圧など感染症状のない患者様の受診が減っていき、12月に開業して少しずつ通い始めて下さる方が増えていたものの、4月には、ほとんど受診者がいない状態になっていました。PCRを開始すると、さらに、症状のない方の受診が減ることは覚悟する必要がありました。スタッフや自分が感染してしまえば、2週間の診療停止措置に加え、その後の風評被害で倒産は避けられないだろうという心配もありました。開業直後であったため、セーフティネットも対象外とされており、運転資金を確保できなくなっていた上、新型コロナウイルスの影響でアルバイト先も勤務がなくなり、継続は極めて厳しいと考えていましたが、せめて、運転資金がもつ間だけでも、症状のある方の診療を続けたい、PCRをしていきたい、と考えておりました。

 

正直、症状のある方の診療を中止し、症状のない方のみの診療としてしまえば、一般の患者様が安心して通院してくださるようになり、安定するかも、ということも考えはしましたが、医者として、症状のある方の診療をやめるわけにはいかない、せめて自分のクリニックだけでも症状のある方の診察を続け、多少なりとも、急性期病院の負担を軽減したい、という思いが勝っていました。

 

PCRを開始するにあたり、スタッフや家族、家主様らに説明、相談し、承諾をいただくことから始めました。私の我儘を聞いてくださったスタッフ、家族、家主様、また、マスクを寄付してくださった方々、アルコールをくださったクリニックの先輩方には感謝してもしつくすことはできません。

 

極力、スタッフへの感染対策を優先し、次亜塩素酸を散布する空気清浄機は受付付近で作動させ、診察室には紫外線を利用した空気清浄機として、診療を続けております。 

 

こうして、2020年5月に東京都から「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」として認定され、PCR検体採取を都内で最初に認可されたクリニックの1つ(「目黒の大鳥神社前クリニック」(クリニック連絡先・電話番号:03-3779-7736))です。少しでも感染を抑え込む一助になれればと、継続しております。

 

「東京都新型コロナウイルス感染症医療提供体制緊急整備事業」の対象医療機関であれば、備品・設備などの購入・設置・改造費用で数百万~数千万円規模の助成があるほか、医療従事者には1日あたり3千円の助成もあるのですが、新型コロナウイルス感染症状のある方の診療を続け、都と契約して保険PCRを継続しておりましても、クリニックは対象外とのことでした。つまり、クリニックである当院は、いずれも対象外となりました。また、「新型コロナウイルス感染症従事者慰労金」という助成金もありますが、「重点医療機関、新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れる医療機関、帰国者・接触者外来設置医療機関、PCR検査センター等」であれば、医療従事者1人あたり20万円の慰労金が支払われるのに対して、当院は「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」としてPCR検査を行っているものの、「重点医療機関、新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れる医療機関、帰国者・接触者外来設置医療機関、PCR検査センター等」の「等」には含まれないということで、「その他病院、診療所、訪問看護ステーション、助産所に勤務し患者と接する医療従事者や職員」として、医療従事者1人あたり5万円の慰労金と説明されました。 

 

医師会からは、経営を考えると、PCRを見直し、健診や通常の外来をしたほうがよい、というアドバイスもいただきましたし、発熱・PCR外来を中止し、本来の健診・人間ドックに力を入れるべき、ということは重々承知しているものの、日本中、いえ、世界中が新型コロナと闘っている状況を考えると、ちっぽけなクリニックでも、症状のある方、PCR希望の方が受診できる機会を増やすことができれば、急性期病院の負担軽減につながり、また、社会・経済活動も、より安心して継続していただけるのではないか、と考え、人間ドックの問い合わせはいただくものの、人間ドックは準備中とご案内させていただき、人間ドックを自粛して、PCR・発熱外来を継続するべきと判断しました。蜜を避けるために予約枠をしぼる必要があるものの、誰も受診しない時間が2~3時間続くこともあれば、予約が入っている時間帯に直接来院の方が複数重なってしまうこともあり、また、電話だけでなく診察中にも様々な質問が続き、予想外に診療に時間がかかることが少なくなく、待ち時間が長くなりがちでクリニックの評判が下がっていくなど、立ち上げたばかりの状態で難題が続いていますが、なんとか、発熱・新型コロナ・PCR外来を継続して、急性期病院の負担を軽減し、地域の皆さま方に安心して生活していただける手助けができればと考えています。 

 

コロナ第2波、第3波などの際には、多くの方がPCRで来院されますが、2020年3月以降、内科慢性疾患の受診者は1日に5人もいらっしゃらない状態が1年以上続いており、PCRの波が落ち着くと、3時間誰も来院されない時間が出るなど、何かと難しい状態が続いております。東京都や厚生労働省に状況を説明し、「東京都新型コロナウイルス感染症医療提供体制緊急整備事業」のように何か助成はないかと相談しましたが、「PCRをおやめになって、通常診療をなさればよいだけではないですか?」という回答で、コロナの感染拡大防止や重症化防止のための早期発見のためには、当院のようなちっぽけなクリニックでも、PCRの継続は必要だろうと判断し、細々とPCRを続けております。 

 

追記

当院のPCRについて基本的には、保険でのPCRを行っております。

保険適応となる場合:PCRのみ自己負担がなくなりますが、診察料、検査費用、処方箋料の保険自己負担分は必要となります。 

 新型コロナウイルス感染症の可能性のある症状で受診する方 

 濃厚接触者 

 アプリ通知のあった方

 

自費でのPCR検査(保険適応の場合と同様の検査を行っております。) 

 保険適応とならない方すべて 

  費用

   診察無しによる唾液PCR:税込み19800円

        (緊急事態宣言中の感染拡大防止協力限定価格) 

   診察無しによる唾液PCR:税込み25300円(通常価格)

   診察有りによる唾液PCR:税込み27500円

   鼻咽頭ぬぐい液採取PCR:税込み29800円

  (参考;当院の委託会社SへのPCR委託費用:税込み19000円前後)

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

当院は、一般内科外来と人間ドック・健診とを併設したクリニックで、完全に分離できる構造から、症状のある方・PCR希望の方を一般内科外来エリアへご案内し、感染症症状のない慢性疾患通院の方や健診の方などを人間ドック・健診エリアへご案内する形で、常時、PCRをご希望の方が受診できる体制を取ってまいりました。コロナ蔓延前から感染対策として空気清浄機5台を稼働し、自動精算機を設置するなどしておりましたが、安心して受診していただけるように、また、スタッフも少しでも安心して勤務できるように、と、窓口でのカンパや助成金などを利用させていただき、現在では、約30坪のエリアに空気清浄機10台以上稼働し、間仕切りの増設、非接触型自動エタノール消毒器の設置など、感染対策を強化してまいりました。

 

症状のある方・PCR希望の方と感染症症状のない慢性疾患通院の方や健診の方の受付、待合室、診察室と動線を完全に分離し、空気清浄機など感染対策を強化しましても、糖尿病や高血圧など内科疾患で受診してくださる患者様は1日に5人もいらっしゃらない状態が1年以上続いており、たまに新規の方が来院されましても、「当院はPCRをなさっているので、他のクリニックへ紹介状をお願いします。」と相談されるなど、一般内科で受診してくださる患者様の減少に歯止めがかからない状態が続いております。コロナ蔓延後、受診控えが続いておりますが、他の医療機関の受診はコロナ前の8~9割程度に回復しているそうですが、当院においては、糖尿病・高血圧・慢性胃炎などの一般内科受診はコロナ前の8割減という状態が続いており、待ち時間対策も早急に必要なのですが、より安心して受診していただけるように何か対策を打たないとコロナ終息の前にクリニックの存続が可能かが心配になっております。

 

加えまして、報道されたような新たな問題も生じており、報復をはじめ、防犯・セキュリティ対策も強化する必要性を強く感じました。昼休憩中は無人となることがあり、扉を閉めておりますが、残念ながら、現在、入り口の2か所の扉は施錠することができず、開院時から、防犯上、大きな不安を抱えておりました。

 

N95マスクなど感染防護具などの追加購入のほか、扉を施錠できるようにする工事などをすることで、感染対策、防犯・セキュリティ対策をとり、より安心して医療を提供できるようになれば、と考えました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

目標その1)

医療用マスク(N95マスクやガウン)、アルコール、医療用防護服などの購入、空気清浄機、ウォーターサーバー設置など、感染予防対策を強化したい。

 

 サージカルマスクやN95マスクは、現在でも、コロナ前の3~5倍以上の価格となっているなど、かなり高額となっており、当院では、未だに、同じサージカルマスクやN95マスク、ガウンを工夫しながら長くもたせています。空気清浄機も追加購入できれば、スタッフを含め、感染対策の強化が可能と思っております。その他、感染リスクを低下させる設備の購入をして、備えたいと思います。

 

 目標その2)

入口2か所の施錠できない扉を施錠できるようにして、セキュリティ対策を強化したい。

 

昼休憩中は無人となることがあり、扉を閉めておりますが、残念ながら、現在、入り口の2か所の扉は施錠することができず、開院時から、防犯上、大きな不安を抱えておりました。施工会社に扉を施錠できるように工事を依頼したいです。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

当院では、2021年8月末までに、延べ7232人の方にPCRを受けていただき、931件、陽性の判定をさせていただきました(陽性率 12.9%)。

 

特効薬・ワクチン開発までは、陽性者の早期発見による感染拡大防止が重要と考えられ、クラウドファウンディングを利用させていただき、感染対策、セキュリティ対策を強化して、当院では引き続き、人間ドックは自粛し、発熱・新型コロナ・PCR外来を継続して、地域医療に貢献していきたいと考えております。 

 

当院は、曜日によっては、平日夜7時半まで受付をしており、土日もPCRを含めた診療を行っており、症状のある方が早くPCRを受け、症状のある方にとっても、ない方にとっても、安心して経済活動を継続できるよう、また、急性期病院の負担を減らして医療崩壊を防ぐ一助となれれば、と思っております。

 

 

【プロジェクト終了要項】

運営期間:2021年9月10日~2021年11月30日 

運営場所:東京都目黒区下目黒2-21ー23 マルエツ目黒店4階

運営主体:目黒の大鳥神社前クリニック 

運営内容詳細:目黒の大鳥神社前クリニックの感染対策、セキュリティ対策を強化して、PCR・発熱外来を継続する。

 

その他   

・N95マスク200枚の仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)(興研)②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能:N95マスク。ウイルスの感染防止。PCR検体採取時には必須。

 

・サージカルマスク1000枚の仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)(興研)

②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能: ウイルスの飛沫感染防止。

 

・扉を施錠できるようにする工事

①  発注先:開院時の施工会社(アイデックス株式会社)に依頼

②  発注の状況:資金確保後に相談。鍵を付ける工事のみであれば、5万円程度と見積済み。

③  取引実績の有無:あり。開院時の施工会社

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能: クリニックの防犯、セキュリティ強化

 

・アルコール10Lの仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)

②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能:70%以上のエタノール。殺菌。

 

・手袋2000枚の仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)

②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能:PCR検体採取時に両手へのウイルス付着を防止する。1人採取につき、廃棄するため、相当な数が必要。

 

・医療用防護服、ガウン200枚の仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)、ない場合には、100円ショップにて110円にてレインコートを調達予定。

②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能:上半身・両腕を覆い、飛沫感染を防止する。

 

・フェイスガード50個の仕入について

①  仕入先:決定済み(アルフレッサ)

②  仕入れの状況:未定 資金確保後に注文

②-①(未定の場合には、仕入れに関する協議状況を記載ください。)既に相談済み。資金を確保できていないため、注文していない。

③  仕入先との取引実績の有無:あり。備品、医療機器などの注文先となっている。

④  必要な数を具体的に仕入れることができる見込みの有無:あり。

⑤  品質・性能:顔面を透明フイルムにてガードし、飛沫感染を防止する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
北村 直人
プロジェクト実施完了日:
2021年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

クリニックの感染対策、セキュリティ対策のため、感染防護具等の確保、鍵付き自動扉の設置工事

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
個人預貯金、個人給与所得、クリニックの運転資金から調達予定

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リターン

3,000


alt

<目黒区の「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」(当院)の発熱・新型コロナ外来の継続支援3000>

スタッフ一同、心から感謝します。
お礼のメッセージ(メール)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

6,000


alt

<クレーム対応時の返金金額の補填支援>

スタッフ一同、心から感謝します。
お礼のメッセージ(メール)

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


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<目黒区の「帰国者・接触者外来と同等の機能を有する医療機関」(当院)の発熱・新型コロナ外来の継続支援3000>

スタッフ一同、心から感謝します。
お礼のメッセージ(メール)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

6,000


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<クレーム対応時の返金金額の補填支援>

スタッフ一同、心から感謝します。
お礼のメッセージ(メール)

申込数
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発送完了予定月
2021年12月
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