今回は、スタツアでカンボジアに訪れた際に行なったグラフィス小の教師と生徒へのインタビューを抜粋して紹介します。

 

インタビューに答えてくれた教師の方は、グラフィス小創設当時(2011年)から教師をしており正社員であるRETH NARY(レス・ナリー)さんと2015年11月から教師をしており契約社員であるTHY SOLIMTH(スイ・ソリムス)さん。

 

ー教師になったきっかけは?

NARYさん(以下NA) 村にたくさん子どもはいるのに教えている先生は少ないため、自分が教師になって少しでも多くの子どもに学校に入ってほしいという思いからです。

 

SOLIMさん(以下SO) 中三の時勉強を始めてから勉強を楽しいと思ったし、先生の仕事が好きだからです。

 

ー給料はどのくらいもらってますか?

NA   働き始めた頃は月々16リエル(約40ドル)で、現在は70リエル(約175ドル)。

現在の給料はカンボジアの中ではいい方とは言えないですが生活には困ってないです。

 

SO   教師になった2015年11月から現在(2016年3月)まで一度も給料はもらってないです。4月にまとめてもらいます。

 

ー困ってることは何ですか?

NA   最初は子どもがたくさん来ますが、2週間、一ヶ月後には、親と出稼ぎに行くため学校に通う子どもが減ることです。

SO    教師になったばかりで教え方が分からないことと、学校に来なくなった生徒の連絡先が分からないことです。

 

ーグラフィス小に不足しているものは何ですか?

NA   水です。雨季は雨水を貯めますが、乾季はため池の水を使うため汚いんです。

SO   日本でいうところの「あいうえお表」です。

あと、教科書だとイラストが小さいため拡大した絵が欲しいです。

 

続いて、インタビューに答えてくれた生徒の方は小学五年生のNGAN   NARINさん(以下NG)と中学一年生のTOI RASMAYさん(以下TO)です。

 

ー授業時間はどのくらいですか?

NG   1日四時間で、午前午後の二部制になっています。

 

TO   中学生は午前四時間、午後2時間の1日授業です。

科目は国語、数学、地理、英語、科学、物理、美術、地球学、道徳です。

 

ー学校以外でも勉強していますか?

NG   数学塾に通っています。

TO    英語塾に通っています。

 

ー将来の夢は何ですか?

NG、TO   先生になることです!

 

ー1日の流れをおしえてください。

NG    6時に起床し、身支度をして7時に登校します。11時に学校が終わると家に帰り、母の手伝いをして17時に夕食を食べます。18時から19時まで数学塾で勉強して寝るという流れです。

 

TO   5時に起きて、野菜に水やりをして学校に登校します。午前の授業が終わると一旦家に帰り薪を切ってご飯を食べます。また学校に戻って授業を16時まで受けます。家に帰るとまた薪を切って夜ご飯を食べ、19時から21時まで勉強して寝ます。

 

ー読書はしていますか?

 

NG  図書館の本を読んでいます。

TO  英語、物理、地学の本が好きです。

図書館は狭くて人が多いため毎日は利用できませんが読書は好きです。

 

 

現地の生の声を聞けば、現地の小学校の姿、生徒の生活、そして、日本にいれば見えてこない小さなニーズも浮き彫りになります。

その中で見えてきたニーズが教室の増設です。皆様のあたたかいご支援により、達成間近の所まで来ています。しかし、まだまだ皆さんのお力が必要です。

今後とも、ご協力、ご支援のほどよろしくお願い致します。

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