
プロジェクト本文
【第一目標達成の御礼と、ネクストゴールの設定について(1月17日追記)】
12月17日(金)より開始しました当プロジェクトは、1月16日に、第一目標の100万円を達成いたしました。これは、手探りで始めた私たちにとって、不安な出発ではありましたが、たくさんの方々からご声援とご支援をいただき、1ヶ月足らずでゴールすることができ、心から感謝の思いで一杯です!
この度、皆さまからいただきましたご支援を日々の運営費・人件費に使わせていただく事で、本年度の年長組(5名)が無事卒園し、晴れて新入学児として小学校へ進むことができます。
しかし、今年に入りオミクロン株の脅威が広がり、対面式授業を試験的に始めていた学校もオンラインへ逆戻りです。当園の在園児6名は、来年度にはそれぞれ年長組、年中組と進級していきます。
4月からも、この6名の在園児と数名の新入園児が当園の保育を必要としておりますが、経営が頻拍する状況は変わらず、閉園の危機は続きます。
そこで、まずは、来年度1学期間を乗り越えていけるように、更にネクストゴールを200万円に設定し、より多くの方々へご協力をお願いしたいと思います。READYFORへの手数料を除いた分は、今後の運営費・人件費に充てさせていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
引き続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。
追記 2022/01/17
オイスカマニラ日本語幼稚園
コロナ禍による運営危機。
子どもたちの居場所を守るためにもご支援ください。
皆さまご存知の通り、
コロナの影響により、世界各地で資金不足による運営困難な事業がたくさんあります。
私どもが運営している「オイスカマニラ日本語幼稚園」も
例に漏れず、運営困難な状況が続いております。
この場所を必要としてくれている子ども、そして親御さんのためにも
何とかここまで継続してこられましたが、
いよいよ資金も限界が見えるところまできてしまいました。
子どもたちの笑顔を守り続けたい。
何としてでもこの幼稚園を継続させたい。
その想いから、今回のクラウドファンディングの立ち上げを決心しました。
どうか皆さま、応援のほどよろしくお願いいたします。
一般財団法人オイスカ国際カレッジ
オイスカマニラ日本語幼稚園
黒田祐之進
▼自己紹介
はじめまして。フィリピンのマニラ首都圏で、日本人の幼稚園教諭による、日本人の子どもたちの為の日本語幼稚園を運営しております、理事長の黒田祐之進と申します。
オイスカマニラ日本語幼稚園は、日本の幼稚園教諭の免許を持った先生が、日本の幼稚園教育要領に基づき、異国の地で成長する日本人の子どもたちに日本の保育を提供することを目的として、1998年から23年にわたり日本語幼稚園を運営し、これまでに400名程の卒園児を送り出して今にいたっております。
オイスカ幼稚園は、子どもたちが、日本人の先生や他の園児たちと日々の生活を通して関わり合いながら、日本の四季折々に合わせた行事などを通して体験する”触れ合い”を大切にしています。「みんな伸び伸びと子どもらしく遊んでいて、見てて嬉しくなります。」と見学に来られる方々は目を細めてくださいます。
当園は、異国の地にあって、日本の子どもたちが自由に伸び伸びと自分らしさを見つけて遊びに没頭できる、「フィリピンでの日本人の第二の故郷」なのです。もはや、マニラ首都圏の日本人社会の中で、子どもたちが子どもらしく成長できる場として、また、日本を離れ子育てをする保護者を支える場として、なくてはならない存在となれたことをうれしく思っています。
しかし、2020年から、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、日本に戻られる駐在員のご家庭が増えました。一方で、海外に残り、生活していらっしゃるご家庭もあります。
何とかこの難関を乗り越え、マニラにいる日本人の子どもたちのために、また、いずれフィリピンに来られる日本人のご家庭のために、子どもたちの居場所を確保しておきたい、私たちはそう考えております。
▼コロナ禍による当園への影響
2020年3月に始まった、新型コロナウィルス感染症のため、フィリピン全体がロックダウンとなり、子どもたちは外出ができず、やむを得ず、異例の「オンライン保育」に切り替えざるをえませんでした。
現在の園児数は通常の15%程(10名)に激減しています。しかし、たとえ10名でも、幼稚園を必要としてくれる子どもたちがいる限り、保育を続けていきたいです。また、コロナ禍が終わって再びマニラに戻ってくる子どもたちのために、幼稚園は存続し続けなければなりません。
そこで、何とか子どもたちの第二の故郷となる幼稚園を守りたいと、このプロジェクトを立ち上げました。
私どものような国外の幼稚園は、日本国内と違い、文部科学省からの助成金の受給対象外ですので、経済的には園児の保育料とその園児数に大きく依存しています。
その中でも、幼児教育の大切さを自覚し、通常の保育ができる状況になったら、直ぐにでも幼稚園を再開できるようにと、慣れないオンライン保育にも挑戦し、少しでも子どもたちの成長を見守り続けるために、自助努力を最大限重ね、日本人の教職員の給料を自主的に半分以下に、フィリピン人のスタッフは一時的休職中として、みな、ギリギリの生活を強いられながらもここまで来ました。
先生たちも日本へ帰ってしまえば安定した生活も可能なのでしょうが、「ここマニラで日本人の子どもたちの故郷を捨てたくない、また幼稚園を再開する!」の一心で踏みとどまってくれています。
さらに、これまで20年以上慣れ親しんできた、思い入れのある幼稚園の場所を離れ、ビルの中に移動しました。ここまでしても、資金が足りず、幼稚園の存在が危うい状況になっています。
このような厳しい状況にあってもなお、私たちは、何とか子どもたちの大切な成長の場を守りたいのです。
海外では、日本の義務教育の小・中学校に対しては、日本国政府の支援により「日本人学校」が存在していて、ほとんどの日本人の児童が日本国内と同等の教育を受けることができますが、就学前の幼児に関しては、日本国政府の支援による教育・保育施設はありません。(日本人学校附属の幼稚園がある国もありますが、極めてまれです)
日本国内では、幼稚園・保育園の就園率は96%以上で、しかも、幼児教育・保育の無償化も行われ、幼児期の教育が重要視されています。
しかし、世界で活躍する日本人のご家庭のお子さまにはその環境が非常に限られているため、「海外でも同じ質の日本の幼児教育を提供できる幼稚園」を目指し、子どもたちの健全な育成に長年携わってきました。
東南アジア4ヶ国でもこのような姉妹園を展開しており、この意義深い教育に貢献する事で、優秀でグローバル化したアイディアを持った青年を沢山育てた実績を評価いただき、コロナ禍の令和2年に、外務大臣表彰を戴きました。
日本人のための、ソフト・インフラとしての実績が認められたと考えております。しかし、コロナ禍での窮状を政府へ訴えても、いまだに在外幼稚園は支援対象外になっております。
▼私たちが大切にしていること
幼児期は、子どもたちが日本人としてのアイデンティティを持ち、健やかに成長していく基礎が築かれる大切な時期です。それは豊かな日本語・文化の中、大人を見本として、子どもたちの中に育っていきます。
海外生活による、英語をはじめとするプラスアルファは、正しい母国語(日本語)を中心とした、日本人としての基盤がしっかり出来上がった上に積み上げられるもので、まず土台作りが大切です。
オイスカマニラ日本語幼稚園では、開園以来、このような考え方の元、日本の幼稚園と同質の経験・成長ができるよう努めてきましたので、保護者の方々からもご支持をいただき、常に70名前後の園児が在籍し、安定的に運営できていました。
感染状況が落ち着き、「新しい日常」に戻るようになれば、日本人の子どもたちは、また、たくさん戻ってきます。
ここに来て、ようやくコロナ新規感染者数の下降現象が見られ、フィリピンでも規制も少しずつ緩和の方向性になってきました。選抜されたいつくかの学校では、試験的な対面授業のモニタリングが開始されています。社会的に、幼稚園再開の動きがやっと見え始めました!
駐在員の方々からも、
「幼稚園があれば、家族を帯同してフィリピンへ赴任しますが、どうなっていますか?」
というお問い合わせを日々お受けしています。
卒園児のご家庭からも、
「大好きなオイスカマニラ日本語幼稚園を無くさないで!」
と沢山エールが届いています。
ぜひ、皆さまの善意で、子ども達の笑顔を守ってください!!
今後、まずは経費を節減しながら、現在の場所で存続し続け、園庭のある場所に移動し、幼稚園を守り続けていきたいと思います。
▼ご支援金の使い道
皆さまからのご支援をいただき、最低限の維持費・人件費を確保し、まずは幼稚園を存続させ、後々には、園庭のある幼稚園での再開にこぎつけたいと思います。先生たちも難しい環境の中でも歯を食いしばって一緒に励んでくれていますので、何とか最低限の報酬を確保できるようにしてあげたいのです。
今オンライン保育に参加している10名の園児たちの内、4名は年長組です。まずは、この4名が卒園し、来年無事に小学校へ入学できるようにするのが、近々の目標です。
ご支援の使い道
第一目標である100万円が集まれば、本年度3学期までの運営を継続でき、今の年長組(4人)を卒園させることができます。
2ndゴールとして200万円が集まれば、来年度1学期間の運営を継続できます。
3rdゴールとして300万円が集まれば、来年度2学期間の運営を継続できます。
(※READYFORへの手数料支払いを含む)
▼今後について
ご支援いただいた金額は、オイスカマニラ日本語幼稚園で大切に使わせていただきます。
コロナ禍が収束し、幼稚園に子どもたちが戻って来た暁には、支援者の皆さまへ、当園のウェブサイトを通して、回復した様子をご報告いたします。
▼最後に
2021年の夏休みに、オイスカマニラ日本語幼稚園の卒園児からのエールが動画で届きました。
園児たちの元気な姿を見られただけでも嬉しかったのですが、何よりもこの場所をみんな必要としてくれていることを知り、とても胸が熱くなり涙が止まりませんでした。
よろしければ最後にご覧いただけますと幸いです。
- プロジェクト実行責任者:
- 黒田祐之進(一般財団法人オイスカ国際カレッジ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年2月7日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
100万円集まれば、オイスカマニラ日本語幼稚園を本年度3学期までの運営を継続でき、今の年長組(4人)を卒園させることができます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は、自己資金で補填します。目標達成した分のお約束は必ず果たします。
プロフィール
フィリピンのマニラ首都圏で、日本人のこどもたちを対象に、日本人の幼稚園教諭免許を持った先生が、日本語で、就学前のお子様へ幼児教育を行っています。日本企業の駐在員、または国際公務員、その他、海外で活躍されている日本人の方々のお子様が、安心して通える幼稚園として、皆さまに親しみを持っていただいています。
リターン
3,000円

感謝メール
● 心を込めて感謝メールを送付いたします
※リターンに原価がかからない分、ご支援いただいた資金の多くを当園の運営費用として使用させていただけます
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円

感謝状
●幼稚園からの感謝状をメールに添付して送付いたします
※リターンに原価がかからない分、ご支援いただいた資金の多くを当園の運営費用として使用させていただけます
- 支援者
- 32人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
30,000円

感謝状、手作りサンクスカード
●幼稚園からの感謝状をメールに添付して送付いたします
●園児手作りの手作りサンクスカードをメールに添付して送付いたします
※リターンに原価がかからない分、ご支援いただいた資金の多くを当園の運営費用として使用させていただけます
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
50,000円

感謝状、サンクスカード、支援者のお名前のプレートを当園内に掲示
●幼稚園から感謝状をメールに添付してお送りします
●園児手作りのサンクスかードをメールに添付してお送りします
●幼稚園内に支援者のお名前プレートを掲示します
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
100,000円

感謝状、サンクスカード、活動報告、支援者のお名前のプレートを当園内に掲示
●感謝状をメールに添付してお送りします
●園児の手作りのサンクスカードをメールに添付してお送りします
●その後の活動報告をお送りします
●幼稚園内に支援者のお名前のプレートを掲示します
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
プロフィール
フィリピンのマニラ首都圏で、日本人のこどもたちを対象に、日本人の幼稚園教諭免許を持った先生が、日本語で、就学前のお子様へ幼児教育を行っています。日本企業の駐在員、または国際公務員、その他、海外で活躍されている日本人の方々のお子様が、安心して通える幼稚園として、皆さまに親しみを持っていただいています。