保護活動を継続し、命を救い続けるために。シェルター存続へご支援を

この活動していて本当に辛い瞬間があります。

 

毎日のように飼育の相談、一般からの引き取り依頼、センターからのレスキュー要請の電話があります。

 

昨日は飼育困難のご相談があり自宅への家庭訪問に伺いました。

 

 

お部屋にはじっと固まって寝ていたトイプードルの高齢犬がいました。

 

そっと手を差し出すと目は見えてなく耳も聞こえていない様子。

 

足は弱っていてよちよち歩き。一生懸命歩く姿が愛らしい。

 

 

18歳のおじいちゃんわんこ、名前はジュエル君。

 

15歳で元飼い主の娘さんがお母さまに預けて3年。

 

３年の月日を共に過ごしたけどお母さまも高齢の為これ以上お世話ができないとの事。

 

高齢犬の環境を変える事はジュエル君のためにならない。。

 

既に18歳のジュエル君、そんなに長くはない犬生をなんとか最後まで一緒にいることはできないものかとお願いしましたが２時間お話して手放す意志が変わらないので当団体にて引き取りました。

 

車に乗せてシェルターに戻る道中。。ジュエル君はとても不安だったでしょう。。わんこの気持ちを想うと涙が溢れました。

 

一緒に歳を重ねた我が子の放棄。

 

我が子と会えなくなるのを想像するだけで涙が出るのに、何故我が子を捨てることができるのでしょうか。

 

捨てられ寂しく不安なジュエル君の気持ちを想うとやり切れません。

 

活動していて一番つらい瞬間。。命の放棄

 

動物にも心があります。

 

二度捨てられたジュエル君。

 

二度と悲しい想いをしないように最後まで私たちがお世話しようと決めました

 

 

明日はキレイにシャンプーしてお医者さんにも病気を診てもらおうね。

 

ジュエル君が穏やかに暮らせるように皆さん見守っていてくださいね。

 

NPO法人アニマルレスキューMikiJapan