エイズで腫瘍持ちで貧血の保護猫の治療にご協力ください

▼自己紹介

現在、家に2匹の兄弟猫と暮らしながら動物病院で働いています。

以前は動物保護施設で働いており、そのときの保護猫と一緒に暮らしています。

 

この度は、昨年末に出逢った元野良猫の支援をお願いしたくクラウドファンディングを開始しました。

 

※プロジェクトページには一部、動物が怪我している画像等センシティブな内容が含まれています。

 

 

◯黒猫との出逢い

元々は駐車場で時々見かける野良猫でした。

NTRを実施しようと仲良くなれるよう少しずつ交流をしていました。

昨年、12月22日に後ろ足の肉球が真っ赤になっているところを見つけました。

翌日捕獲器にて捕獲

患部を見てみるとただの外傷ではなく腫瘍でした。

(痛々しいと思われる方もいるので一部モザイク処置をしています)

とても怖がっていましたが、詳しく検査が必要だったので鎮静をかけて検査は行いました。

エイズは陽性でした。

血液検査では貧血が酷く、ヘモプラマが多数見られました。(赤血球が破壊され貧血となっている)

ほかにも口腔内に腫瘤と左下顎にしこりが二つありました。

（↓の写真の脱毛部位にしこりがありました）

左下顎のしこりは細胞診を実施し異形リンパ球が確認されました。

 

リンパ腫疑われるため外注検査にて詳しく検査することになりました。

ヘモプラズマも確定診断をとるため、同じく外注検査を行いました。

 

 

足の腫瘍が大きく状態が悪く手術は指ごと切断することになるとの事でした。

（結果的に指の切断はせずに済みました。）

手術後に野良での生活は困難になると考えられます。

治療後は我が家に迎えて保護することとなりました。

家には非エイズの先住猫が２匹いるため未希ちゃんの部屋を用意していきます。

 

〇未希ちゃんについて

名前は未来に希望を持って生きてほしいと『未希』と名付けました。

未希ちゃんは推定３歳とまだ若く、ヘモプラズマ関係以外の血液検査の項目は正常値でした。

食欲もしっかりあり、貧血を感じさせない元気も時々見せてくれます。

 

↓家での未希ちゃん

 

〇治療経過

12月23日（保護当日）

鎮静中に2週間効果のある抗生剤、炎症を抑える注射、造血剤を注射して頂きました。

年末までは入院治療を行いました。

漢方とビブラマイシンが処方されました。

ご飯に混ぜて食べてくれていました。

 

12月30日（保護から一週間後）

鎮静下にて血球検査では赤血球の数値が上昇しました。

この時、口腔内腫瘤を発見しました。

顎下のしこりはお世話をしている時に見つけていたので、

院内にて細胞診を実施し異形リンパ球が確認されました。

 

年末年始は病院がお休みのため、自宅に連れて帰りました。

漢方薬と抗生剤のビブラマイシンを内服していましたが、ご飯に混ぜても食べなくなってきました。

 

1月6日

鎮静下にて血球検査を実施しました。数値は横ばいでした。

顎下のしこりは病理組組織検査に出すことを勧められ、この時に外注検査用の採材も行ないました。血液のプレパラートも作成し、こちらも外注検査に出しました。

抗生剤や漢方薬の投薬が困難になっていることを相談し、

漢方薬を中止にし、抗生剤はベラフロックスに変更となりました。

 

1月10日　ホモトキシコロジーの内服薬による治療も行なうことになりました。

 

1月13日　下顎と血液の外注検査結果が届きました。

血液のプレパラートは外注検査ではヘモプラズマが見つからないとの事でした。

採血のタイミングによってプレパラート上に見つからない時もあると記載がありました。

PCR法にて再検査を行う予定です。

左顎下のしこりは悪性のものではなく抗原刺激による生体反応との診断がでました。

 

 

1月16日　一日を通して食欲がなく投薬もできませんでした。

1月17日　ベラフロックスを入れずに食事を与えると完食してくれました。

　　　　　その後も内服薬を入れると食べず、入れてないものは食べました。

1月19日

本日は検査と腫瘍の手術のため連れてきました。

保護当時と比べて腫瘤は縮小されている様子もみられました。

手術を行う予定でしたが、血小板が少なく出血のリスクもあるため延期となりました。

赤血球も前回より下がっていました。

手術日は1月26日に変更になりました。

 

腫瘤は小さくなっているため切除手術は肉球が少し小さくなる程度の手術でできるようになりました。

ヘモプラズマだけでなく、エイズからも貧血が起きている可能性も考えてホモトキシコロジーの内服薬と注射液が追加されました。

採取した血液をヘモプラズマのPCR検査に出しました。

 

 

1月24日

ヘモプラズマPCR検査結果が届きました。

ヘモプラズマが確定となりました。

 

 

1月26日　後肢の腫瘤切除手術

手術前の血液検査にて赤血球は減少していました。

血小板は少ないままですが、悪性の場合を考えて手術に踏み切りました。

避妊手術も一緒に行いたかったのですが、そちらは手術時間短縮と出血リスクを避ける為見送りました。

 

無事手術が終わりました。

腫瘍は外注検査に出して結果待ちです。

 

ヘモプラズマ治療での抗生剤の内服が困難なため相談しました。

抗生剤は本日より毎日自宅注射にて行うことになりました。

未希ちゃんには怖い思いをさせてしまいますが、頑張ってもらいます。

痛み止めやエイズ治療の内服薬は苦みのないホモトキシコロジーの薬で対応することになります。

 

2月2日

腫瘍の検査結果が返ってきました。

 

 

悪性では無かったのでひとまず安心です。

炎症が治まれば大きくなっている指も小さくなるかもしれません

炎症の原因が特定できないので長期戦になる可能性があるとの事です。

エイズがあるので免疫抑制剤やステロイドでの管理はできるだけ行いたくありません。

引き続き今の治療を継続していきます。

 

2月10日

術後の傷跡の様子です。

少し良くなってきました。

 

治療経過3

2月16日

かなり良くなりました。

腫れもかなり引いてきました。

貧血はまだあるようです...

 

診断書

〇今後について

2月27日

検査、経過診察、足の状態はほぼ完治しており貧血がまだあるかなといった状態です。

経過良好のため注射も終了、内服薬は一部継続、一部週1となりました。

今後の治療費は少し抑えることができそうです。

2月27日時点で約265000ほどの治療費となっており

毎月18000治療費がかかる見込みです。

 

支援していただいた資金は未希ちゃんの治療費に使います。

万が一予定を上回る支援があった場合も未希ちゃんの生活費(ご飯や生活用品など)に充てたいと考えています。

※2月27日現在も治療中となっています。

 

何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

以下明細

保護時の明細12/23

手術時

 

内服薬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査

 

 

＜ご支援にあたっての注意事項＞
▶︎ 1. ペット保険について
①ペット保険による補償の有無：無し

 

2.万が一の場合の代替えの資金用途

万が一、未希ちゃんが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、これまでの治療費に使わせていただきます。

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先：松久周平

syurabbit@gmail.com

 

▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

 

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/