奄美大島産の黒糖シフォンケーキを本場ロサンゼルスで広めたい！

この２ヶ月間、皆様には大きなご支援をいただき、目標金額の２００万円を達成することができました。
多くの方々からのご支援とご協力に心からお礼を申し上げます。


私は本当に何がやりたいのかが分からなくて、戸惑うことや悩むことの繰り返しでした。

カロリーや無添加、食材をこだわっていたものの、見た目が綺麗な美しいケーキやスイーツを目指してみては、自分の器量が足りなかったこともあり、納得できるものが作れなかったり、どこか違和感があったりの繰り返しでした。
自分の子供達にスイーツを作って、喜んでくれるけれども「おいしい」と言って食べてくれなかったこともありました。ある日子供達が「おいしい」と言って食べてくれるようになったのは、無添加で原材料も非常にシンプルなスイーツでした。

そのような事がきっかけで、安全で安心で、体にも優しく食べれて美味しいスイーツを作ることに気が付きました。同時に全ての料理作りに対して、作るだけでなく食の大事さを伝えていきたいと強く思うようになりました。


今年に入り、初めて私の商品が百貨店で販売ができると決まった時には、店頭に並んでいるスイーツと同じように見た目がキレイな商品を作らなければならないのかという事を非常に悩みました。
奄美大島の原材料を使い、美味しくて、体にやさしいものをと考えた結果、やはり見た目では無く、安全で安心で体にも優しく食べれる美味しいとスイーツを提供することが大事だと考えました。

そして販売する商品の構成は全て、娘が好きなオヤツの事が頭に浮かびました。
甘いものが苦手で市販されているオヤツを食べると気持ち悪くなったり、口にするものの「もう食べれない」と言う娘が、「お母さん作って！食べたい！」と言ってくれるものであれば、きっと小さなお子さんたちにも安心して食べてもらえる、自信を持って販売できると思ったからです。

そして、私が作るスイーツのベースがはっきりと見えました。

「自分が本当にしたいことは何？」と悩んでいたここ数年、私をいつも支えてくれている友人が「料理教室をしたり、食のことを伝えているとき、キラキラしてる」と言ってくれた事がありました。やっぱり、食の大事さを伝えること、食を通じて人と人を繋ぐことが本当にしたい事なんだと気がつきました。

そこで行動に移したのは、百貨店の販売だけではなく、食育の窓口として安心で安全なシフォンケーキを発祥の地である本場アメリカ・ロサンゼルスで販売し、現地の消費者の方々に認めて頂ける商品作りを頑張りたいと思いました。

現在試行錯誤しているのが「油を使わないシフォンケーキの開発」。9割は完成に近い状態になりました。
今使っている、太白胡麻油は体に良いものの高価な商品なので、シフォンケーキの販売価格も高くなり、誰もが継続的に食べて頂くことが難しいと思い、もっとシンプルで、低カロリー、低コストにするために商品開発が必要だと考えています。

私は安全で安心な物を食べる事がどれだけ体に必要で、そうすることで、病気を減らし、医療費を減らす事ができると本当に思っています。
一人一人の食への意識が変われば必ず社会も変わっていくことが出来ると信じています。

良いものだと分かっていても、有機野菜がなかなか高くて購入できないという主婦の方の声もよく聞きます。もちろん、我が家も同じです。でも、それが当たり前に手にとれるようになればいいなと思っており、実際に様々な活動に取り組んでいきます。
食育をしているものの、もっと多くの人達に「食の大事さ」を伝えたい！どうしたら伝わるかなと考えた時、本場アメリカ・ロサンゼルスで販売を行い、小さくても食育の活動が認められれば、日本でも今以上に伝わると信じています。

正直なところ、今回のクラウドファンディングを利用する際に、私自身が裕福ではないのに、「何やってるの？」って思う方もいるかもしれないと人目を意識していた部分も有りました。ただ今回思い切って、クラウドファンディングで応援して下さる皆さんを募っての活動を考えて本当に良かったと思っています。

今回はおかげさまで、112人というの多くの皆様にサポートして頂きました。そして皆さまのおかげで海外へ向けての第一歩を踏む出すことが出来ました。私は今回サポートして下さった初心を忘れないためにも、アメリカで新しく会社を設立します。
 

112FOOD LLC.
 

という会社名で活動を開始します。
支援してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました！！！

 
 奄美大島から世界に向けて挑戦していきます！
これからも応援よろしくお願いいたします。

太田　みのり