脊髄障害に苦しみながらも手術ができずにICUで頑張るモコにご支援を

19回目の投稿になります。

プロジェクト実行者の小久保光雄です。

 

4月25日の支援募集終了日まで、残り3日になりました。

今日も、「モコと私の10の足あと」と題して、モコとの思い出を一つご紹介させていただきます。

 

 

1月17日の最初の入院から、一日も欠かさず面会に通いました。

ICUの酸素室のガラスの扉を開けると酸素濃度が低下してしまうため、数秒間だけモコの顔や手を撫でてあげました。

 

普段はあまり動くことがないモコですが、私が面会の時に撫でてあげるとアゴを出して「もっと撫でて」という顔をしたり、前足でトイレシーツをかいて「お散歩に連れてって」というような動きを見せてくれます。その姿は、子供の頃から変わらないやんちゃな男の子のままなんです。

ただ、安静にしていなくてはいけないのと、酸素濃度と体温を一定に保ち、点滴を打っていなくてはいけないために、ICUから出ることができません。

 

髄膜炎の治療費に加え、今回の脊髄障害の入院・治療費の支払いとなると、支払いが困難な状況にまできてしまっています。

そこで、クラウドファンディングを通じてご支援をいただきたいと思い、プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

 

モコと出会い共に暮らしてきた15年の歳月は、とても充実したものでした。仕事や人生でつらい場面に出くわしても、モコの笑顔を見れば乗り越えることができました。モコ自身もこれまで何度か大病に見舞われてきましたが、その度に必死に乗り越えてきました。

 

15年前、モコを自宅に迎え入れる時に買った一冊の本があります。この本のおかげで、これまで何度も救われてきました。

子供の頃のモコとそっくりなトイプードルの写真が表紙の『あなたにほめられたくて　犬の十戒』から、一部紹介させていただきます。

 

「私の一生は、10年から15年くらいです

　ほんのすこしの時間でも

　大好きなあなたから離れることは

　苦痛なのです

 

　あなたが私にどんなふうに接してくれたか、

　私は決してわすれません

 

　私が年老いても世話をしてください

　あなたも同じように年をとっていくのです

 

　私が旅立っていく時そばにいてください

 

　『見ているのが耐えられない』とか

　『私の見ていないところで逝かせてあげて』

　とは決して言わないでほしいのです

　あなたが一緒にいてくれたら

　どんなときでも安心していられます

 

　そして……

　どうか忘れないでください

　私はあなたを愛しています」

 

動画「ICUの中でがんばるモコ」

 

モコが天国に旅立ってから、17日が経ちました。

モコのために、やれることはやってあげたつもりなのですが、「あの時こうしていれば…」という後悔に押し潰されそうになっています。

だから最後に、モコのためにクラウドファンディングを成功させてあげたいのです。

 

4月25日の支援募集終了日まで頑張らせていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

小久保光雄