お盆に寄せて

今年も猛暑となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

いつも応援ありがとうございます。

 

８月１日

移行上皮癌闘病中のシェルティー　カレンが亡くなりました。

令和７年のクラウドファンディング、実施を決意したのはカレンのことがきっかけでした。

預かった以上、できる限りのことはしてあげたい！

せめて、苦痛の軽減を…

と願ってのことでした。

私たちのところにやってくる子は、それまでの暮らしが必ずしも恵まれているわけではありません。

過去は取り返せませんが、今この時からでも「大切にされてる」と感じてほしい。

昨年１２月２４日イブの日にやってきてから、７ヶ月と８日。

直前までゆっくりお散歩に行ったり、いつもと同じように吠えたり☆

最期は眠るように旅立っていきました。

穏やかな日々と、安らかな最期を迎えられたのも、皆様の応援＝医療があってこそ。

心より感謝申し上げます。

 

 

また、８月１４日には、アルおばあちゃんが旅立ちました。

１４歳になってからやってきて１年４か月。

ガンが見つかったり、気になる症状もあったものの、いつも甘えん坊でみんなの人気者。

かわいらしいおばあちゃんでした。

残された娘のベラ。普段はそっけない子でしたが、急に甘えん坊に。

やっぱり当たり前だった母の姿がなくて不安なんでしょう。

猫の感情の機微、改めて感じます。

アルちゃんのあとを継いで、素敵な接客係になってくれるといいな。

カレンとアル、お空の先輩たちが迎えに来てくれたのかもしれませんね。

 

 

激動の8/1
早朝の連絡
強アルカリ貯水槽に落ちた猫の救助要請でした。
自力で何とか這い上がったものの、頑丈な金網に阻まれて動けない。
少しでも動けば、貯水槽に落ちてしまう…
厳しい状況でした。
会社の方のご協力で何とか救い出し、速攻で洗い流す…
繊細な作業のため手袋をしていなかった手や腕がひりひり痛み、真っ赤になっていきます。
そんなところでもがいていたなんて💦
すぐに受診。
幸い水は飲みこんでいなかったものの、骨と皮しかないがりがりに、極度の脱水症状。

胃の中も空っぽ。
飢餓と脱水に猛暑が加わりフラフラだったと思われます。
数日はアルカリ水の影響で、鼻水もよだれもひどい状態。
元々ひどい口内炎、エイズキャリア。
甘えん坊なところを見ると、元はどこかの子だったのかも？
回復を待って、抜歯手術を検討しています。
心配していただいた会社の皆さんのおかげで、希望ができました。

「正和」になった男の子、これからもよろしくお願いします！

 

 

8/7には、１歳にならない若猫くんがやってきました。

以前、ＴＮＲをした地域。

餌場もトイレもしっかり管理してくださっていたにもかかわらず、住民の一人が苦情。

許可を得ていたにも関わらず、猫をどうにかするように言われてしまった。

ＴＮＲ（保護➡手術➡戻す）や、地域猫活動が成り立たない理由です。

どんなに有効な手段であることや、嫌いな人にこそ早期解決になることを訴えても、一人が声高に苦情を言うとすべてがひっくり返ってしまうのです。

頑張ってくださった方や、決して良い環境でない中懸命に生きている命を目の前に、悲しく残念でなりません。

最後に残った２匹。

１匹は何とか里親さんを見つけてくださり、どうしても行き場のない１匹を受け入れました。

こんなに若いのに、人は恐怖の対象。

そうさせた人間社会の残酷さを思わずにはいられません。

少しずつ、安心してね

「智藏」をよろしくお願いします。

 

 

日々休むことのない目まぐるしさ。

それが生き物、ですね。

 

次こそ、happyなご報告ができますように💛

 

まだまだ、暑さが続きます。
皆様、どうぞお気を付けてお過ごしください。