プロジェクト完了後報告
【増え続ける保護猫 寒暖差の激しい臨時の部屋を整備したい】
プロジェクト完了のご報告
皆様の応援をいただき、目標の2倍以上のご支援をいただいて終了したプロジェクトがすべて完了いたしました。
これほどのご支援を頂けた心強さと共に、私たちと同じ問題に心を寄せていただいている方々がたくさんおられることを実感し、問題の大きさを痛感しております。
何から手を付けていいかわからないほどの状況ですが、一つ一つ丁寧に向き合っていきたいと思っています。
心より感謝申し上げます。
また、今後も応援していただけますようお願いいたします。
ご支援総額: 2,176,000円
レディーフォー手数料: 287,232円
差し引き受取額 :1,888,768円
ご支援の使い道 ① 744,700円
② 1,144,068円
【ご支援の使い道①】
当初の予定通り、預かり頭数が増え臨時の部屋を使わざるを得なかった猫の保護室、そちらにエアコンを設置いたしました。
冬の寒さを迎え、今までのように、オイルヒーターの調節をしなくてもよくなりました。
安定した温度が保てます。
保護したてや、ほかの場所から移動してきたときは、とても緊張してじっとしています。それこそ数日から数週間も。
体温調節もしにくく、体調を崩すことが多いのです。
温度変化をなくすだけでも、ストレスの軽減につながり、寒さの苦手な猫にとって、温かい環境を作れるということは、通院頻度も減る、とても大切な設備です。
【ご支援の使い道②】
目標を超えていただいたご支援につきましては、多頭飼育崩壊現場からの受け入れや、様々な理由で飼育困難なご家庭からの引き受け、そして何より、交通事故などにあって運ばれてきた猫たちの手術費用、重篤な状況で保護された猫の治療費や療養費にあてさせていただいています。
↓ 交通事故で動けなくなって一週間、やっとたどり着いたのがもふっこひだでした。
また、障害を負ったり、病弱であったりして里親さんを望めない子たちの家として、温かく迎え最期まで安心して暮らしてもらうために活用させていただきます。
実は、この部分が大変重く、寿命15年から20年といわれる猫たちを、継続してお世話していくためのかけがえのない資金となります。
贅沢な医療まではかけられなくても、最低限痛みの軽減や、日常生活に必要な医療はかけてあげたいと思っています。
↓多頭飼育崩壊、糞尿の中、劣悪な環境で耐えていた男の子
皮膚の症状がひどすぎ、どんな薬を使っても広範囲に皮がむけてしまっています。
↓つなぎ合わせる縫合手術第一回目のあと。穏やかに甘えん坊になりました。
落ち着いたら反対側を2度目の手術予定です。
ただ餌をやって放置ではなく、受け入れたからには幸せになってほしいと願っています。
それが、その子に縁のあった人たちみんなを幸せにすることでもありますね。
【今後について】
前述のとおり、この活動は、保護した犬猫の生涯に責任を持つことでもあり、活動を継続していくことが何より求められています。
しかも、キャパオーバーの現状では、新規受け入れも難しく、何とか新しいアクションを起こしていかなければなりません。
現在は、あふれ出たコップの水をすくいとるので精いっぱいの状態。これを解決するには蛇口を止めるしかないのです。
つまり、行政も含めた対策の強化と、量産販売される犬猫の問題に向き合うこと。
私たちの住む旧高山市では、猫の保護依頼が激減しています。それに対して周辺町村、隣接する市からの依頼が急増。距離もあり対応に追われています。
そうした自治体にも働きかけ、市長面談なども行っていますが、なかなか現場まで浸透しません。
今後はそうした問題にも取り組んでいかなければならない、とにかくするめるしかない状況です。
現在新たに、
「継続クラウドファンディング」
保護猫・TNRサポーター募集中|駆け込み相談所を応援してください☆
に挑戦中です。
途切れることなく、預かった命を幸せにつなぎ、新たな問題に向き合うべく努力を重ねています。
どうぞ今後とも応援、ご支援をよろしくお願いいたします。
最後に心より感謝を込めて、ありがとうございました。
令和4年11月14日
NPO法人もふっこひだ 一同