ご支援いただいた「炭化力発電システム」が本年度にも商品化へ!
ご支援いただきました皆様へ。
一昨年『地域の未利用資源を「炭化して発電する」仕組みを開発したい!』という我々のプロジェクトに多大なご支援をいただき有り難うございました。
126名という多くの方々にご支援いただき、その足がかりとなる開発の基礎データを取得させていただ「炭化力発電システム」プロジェクトは、約2年の時を経て商品化に向けた実証試験を行わせていただき、いよいよ商品化に向けた最終段階を迎えました。
このことは皆様のご支援がなければ実現しなかったことと、心より感謝いたしております。本当に有り難うございました。
その後、得られたデータを元に、2台の「無圧式温水器」の試作を行い、現在は本年度中の商品化に向けた最終段階として、製炭中の熱エネルギーの有効利用方法の開発と発電のメインとなる「バイナリー発電機」の選定作業に入っております。
特許等の取得の関係で今のところシステムに関する詳細はお伝えできませんが、今年の秋頃に弊社ホームページに情報を公開できればと考えております。
気候変動による地球温暖化を抑制するために再生可能エネルギーの活用が叫ばれる中、地域資源を有効利用し地域で循環活用する再生可能エネルギーの新たな仕組みとして「炭化力発電システム」を日本中に推進していければと考えておりますので、これからも引き続きご支援いただければ幸いです。
また「炭づくり」が本業の弊社では、地元竹炭をブランド化した「チャコールファーム」とは別に、昨年の春ごろからからそのほとんどが輸入炭である「BBQ炭」を、地元の未利用間伐材・残材を地元で炭化し地元で活用する「国産BBQ炭」のブランド化を国内のBBQ施設の運営会社やホームセンターと連携した新しいプロジェクトを計画しております。疲弊する地域林業のサポートができればと考えておりますので、こちらにもご期待ください。
まだまだやるべき事が山積しておりますが、弊社Facebookやホームページで随時情報発信させていただいておりますので是非ご覧ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
有限会社紋珠
高槻バイオチャーエネルギー研究所(旧高槻バイオマス粉炭研究所)
所長 島田勇巳