名護市に「名護のピンプンガジマル」を寄贈する会
お陰様で私たちの希望は実現いたしました。寄贈を受けていただいた名護市、愛楽園、名桜大学の皆さんも田中直子さんの絵の迫力を現物で確認され、大喜びでした。本当にありがとうございました。
「名護のピンプンガジマル」は平成26年9月にを完成し、国立新美術館での第78回新制作展で発表されましたが、その迫力は多くの鑑賞者の気持ちを揺るがせました。名護市への寄贈は、多くの人の努力で実ったものですが、余りに絵が大きいことから、名護市は展示場所を確定するまでに日数を要し、新築の消防本部防災研修センターの玄関ロビーの正面の壁に常設展示をしていただけることになりました。
同研修センターの落成式が6月28日に予定されたことから、急遽は絵をそれまでに設置しなくてはならないことになり、本プロジェクトの期限は7月14日でしたが、実行を先行することなり、6月10日に「青蓮院の楠」「金龍山浅草寺のイチョウ」とともに沖縄に向けて船便で発送、19日に宜野湾に到着しました。
6月22日、田中直子さんも現地に向かい、寄贈する会の稲垣さんらとともに、愛楽園、名桜大学の絵の設置に立ち会い、また、名護市の防災研修センターでは業者と設置についての打ち合わせを行いました。このようにして「名護のピンプンカジマル」は防災研修センターの落成式まで無事に設置され、落成式に出席された多くの方に紹介されました。事務局には名護市長から感謝状が届いています。
本プロジェクトも予定以上に皆様のご支援が集まり、ほっとしています。
簡単に収支報告をさせていただきますと、ご支援のうちレディフォーの手数料を控除した残額は1,086,629円となり、9月に入金予定です。これに対して現在の支出総額は618,556
円であり、その内訳は約50万円が額縁、梱包、運送等の費用、残りが旅費、宿泊費となってます。今後はリターンの作成費、郵送料、人件費等で使われることになると思います。
リターンについては、9月から10月にかけて発送していく予定ですが、製作していただく田中直子さんの時間の関係で、まだ少し時間をいだくことになるかも知れません。