「海鷹丸」で探る!南極海で生まれ育つ "魚" の暮らしと地球の未来
寄付総額
目標金額 4,800,000円
- 寄付者
- 198人
- 募集終了日
- 2023年3月8日
茂木先生からの質問回答・その2
「クラウドファンディング企画★教えて!南極の茂木先生!!」へ寄せられた質問に、返信がありましたのでお届けします。
質問してくれた皆さん、どうもありがとうございます!
茂木先生からの渾身の回答です!!
ゆうさんからの質問
南極の観測隊になるには誰でもなれるのでしょうか?また自分はまだ高校生で医学部への道が決まり将来医師になると思います。医者になっても医師として南極の観測隊には入れますか?
茂木先生からのお返事
観測隊には誰でもなれるのではないでしょうか(もし違っていたら関係者の皆さん,すみません).ただ,人数は限られますし,特定の企業からの出向もあったりするので,公募はかなり限定されると思います.健康であれば大丈夫だと思います.
そして,お医者さんについて.リリーさんへの回答でも触れましたが,観測隊には越冬隊と夏隊があります.夏隊は長期間「しらせ」に乗船するので,しらせの医師がいます.しらせは自衛隊の船なので,こちらは自衛隊のお医者さんがいます.そして,昭和基地にもお医者さんはいます.こちらは,毎年公募があるのだそうです.内科を専門とし,歯科と外科にも知識があるといった方が望ましいという内部情報をさっき得ました.あくまでもご参考まで.そして海鷹丸.海鷹丸に医師は乗っていません.これはちょっと困ったことです.私たちは,南極航海に行くときにあらかじめ,南極海に行ったら,けがや病気になっても高度な医療を受けらないことを承知したうえで参加します,といった書式にサインします(といっても万が一のときには,東京から無線で,医療に関する指示を受けたり相談する体制が構築され,訓練も行われています).南極大陸にある各国の基地にはそれなりに医療体制が整備されていると思いますが,ことが起こったときに近くにその基地があるか分からない,どこかの国に戻るにしても場所によっては一週間くらいかかってしまいます.また,航空機の利用が難しいのもご想像のとおりです,私たちも医療の限界があることを認識して行動をしなくてはなりません.
ゆうさんは医学部を合格されたということですね.たいへんおめでとうございます! 医学部ともなれば,これから学ぶべきことがたくさん待ち受けていることでしょう.楽しんで,前に進んでいってください.
いちはるさんからの質問
南極には人間はいますか?
茂木先生からのお返事
人間が住んでいるか,という意味でお答えすると,かなり多くの人間がくらしていると思います.いま正確に数字が出てきませんが,地球儀があれば見られるかと思います(グーグルアースなどにも出ています).探してみてください.南極大陸には数十か国が基地を持っています.基地ごとに,基地の管理や研究のために数人から数十人が暮らしているので全体ではかなり多くの人間が住んでいると思われます.なんと,氷に閉ざされた南極点の近くにもアメリカの基地があるそうです.そこにはサウナがあって,体が温まったら南極点を示す旗まで走って戻ってくると「トトノウ」と聞いたことがあります(ここについて真偽は不明です).サウナで思い出しましたが,南極半島という場所には,温泉もあります.南極半島は南米大陸の南の先端から比較的近く,観光客も訪れやすいのだと思います.近年こういった観光船の事故や観光客が増えると起こる自然への負担(動物に近づきすぎるなど)も増加していると聞きます.こういったことをできるだけ防ぐために国際的なルール(南極条約)もあります.そこには植物の種を持ち込まない,動物を持ち込まないなど,地球に残された人間に汚されていない自然を維持するための決まりごとが含まれます.では,観光も含めて人間は南極に行かない方がよいのかと言えばそうではなく,自分たちがすむ地球のことを知るには,その場所に行ってみて自分で見て自分のからだで感じる以上によい方法はないと思っています.しかし実際には南極は遠く,観光で行くにもお金がかかります.私たちは,南極海のことを調べて分かったことを皆さんにお届けし,地球に興味を持っていただくための小さなお手伝いをしているつもりです.その他に南極条約には,一切の武器を持ち込んではならないという,おろかな人間が編み出したとは思えないよいルールも含まれます.これらのルールが永遠に破られないよう,そして私たちみんなが地球に興味を持ち続けられるよう,平和な社会を実現していかなくてはならないと,私は思っています.いちはるさんも,ぜひいろんな場所にでかけて,いろんなものを見て,いろんな人に会ってみてください.学校では教えてくれないことを学ぶことができるはずです.
今回の回答は以上になります。渾身の回答はいかがだったでしょうか?
現在、氷縁での観測(海鷹丸は砕氷船ではないので氷の中は進めません)を終えて東に進路をとって観測を続けている模様。なかなかハードワークな日々なので、日誌も質問回答も滞りがちになりますが、のんびりとお待ちいただければと思います。
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ギフト
5,000円+システム利用料
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30,000円+システム利用料
【個人向け】オンライン講演会
<個人向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
※一口2〜3名まで参加可能です
※2023年8~9月頃に開催予定です
※詳細は6月頃に連絡します
------------------
・お礼のメール
・活動報告レポート(PDFにて送付)
・寄附金控除の領収書
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30,000円+システム利用料
【小中高生向け】オンライン講演会
<小中高生向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
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【交流会付き】茂木が研究室をご案内!
・東京海洋大学の研究室訪問と交流会
南極で採取した本物の標本を観察したり、学内のミュージアムを見学したりしましょう!
※一口につき大人1名,子ども2〜3名まで
※2023年8月頃に開催予定(希望者が多い場合には別日程で複数回実施します)
※詳細は6月頃に連絡します
※現地までの交通費は自己負担でお願いします
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3万円|お気持ちコース
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お気持ち上乗せ!【個人向け】オンライン講演会
<個人向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
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【交流会付き】オンライン講演会+研究室訪問
・<個人向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
※一口2〜3名まで参加可能です
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※詳細は6月頃に連絡します
・東京海洋大学の研究室訪問と交流会
南極で採取した本物の標本を観察したり、学内のミュージアムを見学したりしましょう!
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※2023年8月頃に開催予定(希望者が多い場合には別日程で複数回実施します)
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10万円|お気持ちコース
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300,000円+システム利用料
【法人・団体様向け】オンライン講演会
<法人・団体様向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
※ご希望により開催日程を調整します
※1日程につき1団体を想定しています
※詳細は6月頃に連絡します
------------------
・お礼のメール
・活動報告レポート(PDFにて送付)
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・論文謝辞への企業名・団体名掲載(希望制)
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- 2024年4月
300,000円+システム利用料
お気持ち上乗せ!【個人向け】オンライン講演会+研究室訪問
・<個人向け>オンライン講演会
南極海での2023年1月の観測について、南極海の生態系についてをビデオやスライドを用いてお話します。
※一口2〜3名まで参加可能です
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・東京海洋大学の研究室訪問と交流会
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※現地までの交通費は自己負担でお願いします
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お気持ち上乗せ!【法人・団体様向け】オンライン講演会+研究室訪問
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※1日程1団体を想定しています
※2023年8月頃に開催予定です
※詳細は6月頃に連絡します
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