寄付総額
目標金額 10,000,000円
- 寄付者
- 1,256人
- 募集終了日
- 2022年6月17日
クラウドファンディング完了1周年のご報告
ご支援いただきました皆様、国立天文台水沢VLBI観測所長の本間です。昨年のクラウドファンディング完了から1年の節目を迎えましたので、近況について簡単にご報告させていただきます。
まずは、クラウドファンディングで雇用する特任助教の人選が完了し、候補者が決定しましたので、その旨お伝えします。採用となる研究者の現在の研究の継続性の観点から、水沢VLBI観測所への着任は今年の秋と予定しております。当初予定より時間がかかっておりますが、若手研究者の雇用期間および研究上のメリットを最大化する観点からこのような処置となっていること、ご理解いただければ幸いです。実際、このような弾力的な雇用が可能なのもクラウドファンディングという独立な資金の大きな利点になっていますので、感謝申し上げる次第です。今秋、特任助教の方が水沢に着任した際には、また機会を設けて皆様に紹介させていただきたく思っております。
研究面では、最近ブラックホールに関して新たな成果が出ていますので、簡単に紹介します。以下の写真左上に示したのは、波長3mm帯の国際VLBI観測で撮影したM87の中心部の画像になります。この写真ではブラックホールを中心とする降着円盤(写真左上の吹き出し)と、ブラックホールから北西(画面上で右上)に伸びるジェットが、初めて同時にとらえられています。EHTが撮影したM87の画像(波長1.3mmで観測)では、ブラックホールの影が明確に捉えられた一方で、周辺にある降着円盤やジェットは明確には写っていませんでした。今回の成果によってブラックホール研究の「3種の神器」と呼ばれる、「ブラックホール本体」、「降着円盤」、「ジェット」がすべて捉えられ、これまで予想されてきたブラックホールの描像が視覚的にも確認されました。この成果は2023年4月に科学雑誌Natureに国際共同研究論文として掲載され、日本でも水沢において記者発表が行われて(写真左中段・下段)、各種メディアで取り上げられました。この結果は、波長1.3mm帯のEHTの観測と、波長3mm帯の国際VLBI観測を組み合わせることの重要性を改めて提示しています。今回のクラウドファンディングの資金も活用しながら現在水沢で進められているVERA 20mアンテナへの3mm帯受信機搭載計画にも、大きな弾みが付くこととなりました。
またクラウドファンディングの資金を活用して、水沢VLBI観測所でブラックホール研究に関わる大学院生の海外出張について、経費の一部をサポートさせていただきました(写真右は、当該学生が今回の支援により参加したイタリアでの国際会議で発表している様子です)。昨今の燃料費高騰や円安のため、大学から支給される旅費が十分でないケースが発生しており、そのようなケースへの対応として大学院生にとって貴重な支援ができましたこと、改めてお礼申し上げます。このようなフレキシブルな対応がとれるのもクラウドファンディングの寄付金の良いところと改めて認識した次第です。
以上、本クラウドファンディング完了から1周年の節目に合わせた簡単な現状報告になります。今後とも折をみてまた活動や成果を発信していきたいと思っておりますので、引き続き応援いただければ幸いです。
ギフト
10,000円+システム利用料
A|国立天文台水沢応援!スタンダードコース
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
- 寄付者
- 329人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
30,000円+システム利用料
B|オリジナルブラックホール手鏡
●オリジナルブラックホール手鏡
==以下Aコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
- 寄付者
- 82人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
50,000円+システム利用料
C|所長によるオンライン講演+オリジナル南部鉄器風鈴
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
==以下Aコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
- 寄付者
- 46人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
100,000円+システム利用料
D|寄附者芳名板にお名前掲載+水沢地区120周年記念誌
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●水沢地区120周年記念誌
==以下Cコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
- 寄付者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
300,000円+システム利用料
E|オリジナル南部鉄器おちょこ・コースター
●オリジナル南部鉄器おちょこ・コースター(クラウドファンディング限定)
※写真は試作品のため実物とは異なります。
==以下Dコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
●水沢地区120周年記念誌
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
- 寄付者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
500,000円+システム利用料
F|所長による観測所案内ツアー
●所長による観測所案内ツアー
※2022年11月までの土曜日・日曜日に開催予定、詳細は2022年7月までにご相談いたします。
※1口につき5名様までご参加可能、所要時間は2時間程度を予定しています。
※国立天文台水沢VLBI観測所での開催となります。現地までの交通費・宿泊費は別途ご負担ください。
==以下Eコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
●水沢地区120周年記念誌
●オリジナル南部鉄器おちょこ・コースター(クラウドファンディング限定)
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
- 寄付者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
1,000,000円+システム利用料
G|国立天文台水沢からの特別感謝状
●国立天文台水沢からの特別感謝状
==以下Fコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
●水沢地区120周年記念誌
●オリジナル南部鉄器おちょこ・コースター(クラウドファンディング限定)
●所長による観測所案内ツアー
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
※案内ツアーは2022年11月までの土曜日・日曜日に開催予定、詳細は2022年7月までにご相談いたします。※1口につき5名様までご参加可能、所要時間は2時間程度を予定しています。国立天文台水沢VLBI観測所での開催となります。現地までの交通費・宿泊費は別途ご負担ください。
- 寄付者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000,000円+システム利用料
H|国立天文台水沢からの特別感謝状(お気持ち上乗せ)
●国立天文台水沢からの特別感謝状
==以下Fコースと同じ返礼品をお届け==
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●オリジナルクリアファイル
●所長によるクラウドファンディング限定オンライン講演 (質問会つき)
●オリジナル南部鉄器風鈴(クラウドファンディング限定)
●水沢地区120周年記念誌
●オリジナル南部鉄器おちょこ・コースター(クラウドファンディング限定)
●所長による観測所案内ツアー
※オンライン講演は2022年夏頃開催予定、詳細は2022年7月末までにご連絡いたします。
※案内ツアーは2022年11月までの土曜日・日曜日に開催予定、詳細は2022年7月までにご相談いたします。※1口につき5名様までご参加可能、所要時間は2時間程度を予定しています。国立天文台水沢VLBI観測所での開催となります。現地までの交通費・宿泊費は別途ご負担ください。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000円+システム利用料
I|お気持ちコース
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
- 寄付者
- 205人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
J|応援コース1万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
- 寄付者
- 450人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
30,000円+システム利用料
K|応援コース3万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
- 寄付者
- 90人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
100,000円+システム利用料
L|応援コース10万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
- 寄付者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
300,000円+システム利用料
M|応援コース30万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
- 寄付者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
1,000,000円+システム利用料
N|応援コース100万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●特別感謝状
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000,000円+システム利用料
O|応援コース300万円〜ブラックホール研究の更なる発展へ〜
グッズ等をお届けしない分、いただくご寄附をできるだけ多く研究に活用させていただきます。
ーーーーーーーーーーー
●寄附金領収書
●お礼のメッセージ
●クラウドファンディングサポーター証
●観測所定期報告(2年間 予定)
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●水沢・木村榮記念館の寄附者芳名板にお名前掲載(希望制)
●国立天文台水沢からの特別感謝状
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月