
こどもと、周りのみんなが、幸せになりますように(加藤 元博)
無菌室を使った小児がん治療の臨床・研究を推進する医長として

国立成育医療研究センター小児がんセンターの移植・細胞治療科 医長を務めています。入院病棟で子どもたちの診療を行い、外来も担当しています。また、若手医師の教育も並行して行っています。
さらに、日本小児がん研究グループ(JCCG)をはじめとする小児がんの臨床研究グループを通じて他の診療施設とも協力し、よりよい治療の開発を目指した臨床研究にも携わっています。一方で、研究所の室長(腫瘍病態研究室)も兼任し、こどもの血液の病気がなぜ起こるのか、どのような性質を持つのか、を明らかにして治療を進歩させるための研究も行っています。
すべてのきっかけは、大学の医学部の病院実習で出会った白血病の子どもたち

子どものころは勉強漬けでなく、田畑をかけまわりよく遊んでいたことが、いまの自分のバランスにつながっているのかもしれません。元気で(ある意味、落ち着きがなかった?)よく遊んでいる子どもでした。
高校生の時に、祖父が腎臓がんになりました。その時に、医師をめざそうとしました。その後、医学部の病院実習で、白血病の子どもたちにであったことがきっかけで、現在の仕事をしています。
白血病の治療を終えた患者さんから、「病気にはなりたくなかったけど、病気になって先生たちと会えたことはすごくよかった」と言ってもらえたことが思い出に残っています。
現在のお仕事は、子どもたちがより良い時間をすごせるようにする”お手伝い”

昔に比べれば、小児がんの治療成績や移植の成功率は改善してはいますが、現在でも再発する患者さん、治療中もしくは治療後の合併症で困る患者さんなどがまだまだいることが最大の課題だと思っています。環境整備という点では、子どもたちが治療中にある程度「がまん」して生活をおくらなければいけないこと、が解決すべき課題です。
子どもたちの治療にあたり、ひとりでも多くのこどもたちを、できるだけ合併症の少ない状態で治したいと考えています。ただ残念ながら、治療が100%うまくいく、ということはまだありません。ですが、病気に向き合っている子どもたちが、自分の知識や思考が不足していることが原因で不利益を受けることが決してないように、その時々でできるもっともいい治療を提供することを目指しています。
そのために、知識を常に更新して深め、それを基に科学的な思考をし、常に自分を向上させ、かつ周囲の意見をよく聞くことを意識しています。
治療を受ける子どもたちとその親が、どのような病気でどのような治療を受けているのかを、なるべく分かりやすいように説明し、少しでも不安を軽くできるように心がけています。
この仕事をしていて、子どもたちが元気で治っていく過程を手伝えることが、何よりのやりがいです。一方で、残念ながら治らない子どもたちの残された時間を、いいものにできるように手伝うことにも、とても意義を感じています。もしも、また子どものころに戻ったとしても、きっとまた今の仕事に就くと思います。
小児がんに「ならなかった」みんな、そして、小児がんに「なった」みんなに伝えたいこと

がんになった子たちは、その克服した経験がきっと将来プラスになることもある、と信じてほしいと思います。そして、小児がんに「ならなかった」みんなが、少しずつ手を貸して、小児がんになった子を支えるような世の中であってほしいと思います。
また、今回新たにつくろうとしている無菌室は、できる限り過ごしやすい部屋であるといいと思います。できればちょっとだけ広めのぜいたくなスペースで、かつ年少児から年長児まで清潔で使いやすいシャワー、トイレなどがあるといいと思います。3~4週間をずっと過ごす部屋ですので、機能的に使いやすい部屋だと嬉しいです。
無菌室に限りませんが、治療中だからがまんしないといけないこと(シャワーが使いにくくてもしょうがない、面会者がすごしにくい、ご飯がおいしくない…など)は、もっと少なくていいと思います。
少しでも構いません。多くの方がちょっとずつ手助けをしてくださることで、こどもたちの笑顔につなげることができます。何卒、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
クラウドファンディグでのプロジェクト期間は終了いたしましたが、まだまだご理解・ご支援の輪の広がりを感じております。そして、一人でも多くの方々の願いのとどく企画にできればと思っております。 小児がんと戦うみんなの願いである「無菌室」の新設に、引き続き力をお貸しください。
▼お申し込みはこちら ※今年度中、もしくは資金調達の目途が立ち次第、募集は終了致します
今後とも、国立成育医療研究センターを何卒よろしくお願いいたします。
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