プロジェクトの終了報告です。
【ご支援くださった方へ】
この度は私たちのプロジェクト「新型コロナウイルス感染症の不安に寄り添う絵本を出版したい」にご支援くださり誠にありがとうございました。
皆さまからの温かいご支援をいただき、最終ゴール25万円を56,000円上回る資金が集まりました。その資金を基に活動した結果をご報告いたします。
【プロジェクト実施報告】
絵本を500冊出版し、445冊(2020年12月31日時点)配布しました。
配布先は、徳島県内の公的医療機関・公共図書館・社会福祉協議会に所属する読み聞かせ団体、全国都道府県庁人権課。
全国放送のテレビ番組で紹介された後は、日本各地からたくさんの問合せがあり、絵本を送付しました。
同じ思いで活動されているシトラスリボン運動https://citrus-ribbon.com/に取り組む愛媛県大洲市の小中学校等にも配布しました。
送付先で、人権教育に活用されたり、読み聞かせ団体として活動される方々が学校関係へ読み聞かせして下さったりと、同じ思いで繋がる人を介して、たくさんの方に絵本の内容を知ってもらうことができました。
「どんなに注意していてもコロナに感染することがあるのに、感染した人を差別するのはおかしいと思った。」「コロナから家族を守りたいという不安な気持ちから、差別的な考えが生まれることに気が付きました。差別したくて差別しているのではないことを知りました。」「不安な気持ちを軽くしてあげるにはどんなことができるのか考えたい。」などたくさんの感想をいただきました。
プロジェクトを立ち上げた当時の「一人でも多くの方の新型コロナウイルスにまつわる不安な気持ちに寄り添えるようにします」という目標に限りなく近づけたのではないかと思います。
残りの絵本55冊は、今後も問い合わせのあった団体へ送付していきたいと思います。
【収支報告】
絵本出版費用 170,000円
READYFOR手数料 40,392円
リターン用キーホルダー制作料 16,855円
リターン用色紙 330円
絵本・リターン送料 46,222円
余剰金※ 32,201円
※余剰金につきましては、残りの絵本55冊の送付の際に必要になる送料や絵本普及のための読み聞かせ活動に使用させていただきます。
【最後に】
この度のプロジェクトを通してたくさんの方との出会い、思いの共有など大変貴重な経験をさせていただきました。この出会いを大切に、思いを繋げていくことで、「絵本を配布するだけでは終わらない、コロナの不安な気持ちに寄り添える一歩踏み込んだ活動」ができているのだと感じています。
これら全ての活動は、皆様のご支援で可能となりました。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。