対人援助職として教わることは、コミュニケーションの仕方を学ぶことと思いがちですが、
 
実は、「相手の言葉の真意」を本当に聴きとることができるということが求められると感じています。
 
聞くのではなく聴くことが大切
聴く=14の心を持って耳に入れる
 
「傾聴」を学ぶときに学んだことです。
 
相手の話を聞いているときに、自分の心に様々なことが思い浮かんできたとしても、ひとまず相手の話を聴く
自分自身を振り返ってみると、いつしか、そんなスタイルになっていたのかもしれません。

臨床現場にて、さまざまな人と関わらせていただく中で一番大切になってくるのは
信頼関係で、具体的には、
 
「この人なら安心して話せそう」
「この人になら任せていけそう」
「この人と一緒にいたら安心できる」
そう感じてもらうことなんだと思います。
 
特に、子どもを対象にしていると、なおさらこの安心で安全な環境をいかに作れるのか、が重要になってきます。
そのために必要なことは、
 
「聞く」でも「聴く」でもなく、「訊く」こと。
 
この、「訊く」には
 
尋ねる
 
という意味が含まれています。
 
目の前の子どもたちの言葉やその裏に含まれている感情、真意などを
どうしてそう思うように至ったのか?
どこでそう感じているのか?
 
という質問を交えながら訊くことで、少しずつその子の気持ちに寄り添える、そんな感覚になっていきます。
 
そのために「だろう」ではなく「かもしれない」と考えること。
目の前の人の気持ちになって想像をふくらませること
これだけで、目の前の人が安心してくれることも少なくありません。

そのために、自分自身の予断や偏見ですぐに結論付けてしまわないことが、子どもたちへの可能性を拓く一歩かもしれません。
 
 
 
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