傷つく野良猫がいない未来へ。行き場を失った保護猫150頭に医療費を

今回のプロジェクトや日々の活動にご支援・ご協力・応援、シェア、いいねをしてくださっている方々、また、日ごろからねこともやまなしの活動に関心を持ってくださっている方々、本当にありがとうございます！！

 

皆様のお気持ちにとても支えられています。

 

１１月２２日＝ワンワンニャンニャンの日でした！

（いい夫婦の日・いいニャンニャンの日でもOKです！）

 

ねこともやまなしは約10年前に、俗にいう【犬派】３人が集まって始まりました。３人とも猫を飼った事がなく、当時はそれぞれ犬を飼っていました。

 

それなのに野良猫に関する活動を始める事になったのは、簡単に言ってしまえば

なりゆき でした。たまたま３人とも同じタイミングで野良猫に手を差し伸べる状況になったのです。

 

私の場合は運転中に道路の真ん中に座って動かない猫と出会い、近づいてよく見ると耳と片目がありませんでした。とっさに思ったことは「怖い！」その場から逃げたくなり車に戻りましたがどうしても気になり段ボールを探してタオルを用意して…しかし猫に触ったこともなかったのでどうしていいか分からず車のトランクに餌とタオルを入れた段ボールを入れ、

猫が自分から中に入ったら助ける

 

という無責任なものでした。すると驚くほどすぐに入りそのまま病院に。

 

 

その子の当時の写真です↓

２枚目は痛々しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご注意ください。

 

 

 

ガリガリに痩せていて左目は空洞でした。右耳はなく、左耳は半分ほどでした。

そして首輪はしていました。

 

 

飼い主の情報はなく、迷子になったのかも捨てられたのかもわからず、そのまま入院になり１か月半後に病院で亡くなりました。

 

それから野良猫が目に付くようになり、興味がないという事はこんなにも視界を悪くするんだな、と実感するほど周囲には野良猫がたくさんいました。

 

そして、その子たちはあまり幸せそうではなくかわいそうな野良猫に見えました。

 

そのタイミングでSNSで地域猫とTNRを知り、私にもできるかも？と…。

 

縁あって同じような状況と心境だった３人が集まり、TNRってやつやってみようか？となり、情報を集め、半年後には手探りでTNRを開始していました。本当に失敗ばかりでしたが少しづつ経験を積んで今があります。

 

 

一番最初の現場の子たちです↓

 

 

 

野良猫を地域猫へ。

 

猫好きが猫の為だけにやっているわけではありません。生粋の犬好きにだってできる活動です。

 

猫にも人にもメリットがあります。猫嫌いの人が酷いわけでも、餌やりさんが悪いわけでもありません。野良猫がいなくなってほしいという願いはどちらにも共通です。

 

きちんとルールを決めお互いを許容し合えれば私たちの願う人と動物の共存できる地域が広がっていくと思っています。

 

実は今回のプロジェクトの写真は最初の現場の今です！いい表情ですよね！