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保護猫シェルターにご支援を ーねこともやまなしサポーター募集ー

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このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

 

 

 ページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 NPO法人ねこともやまなしの益田陽子と申します。

 

 

■私たちの活動について

 

 私たちは2014年から約10年間、野良猫のTNR活動を中心に山梨県を拠点に活動している小さな保護団体です(「TNR」とは、T(トラップ=捕獲)・N(ニューター=避妊去勢手術)・R(リターン=捕獲場所へ戻す)の一連の活動のことを言います)。

 多くの方と協力し合いながら、これまで10年間で約3,700頭の猫に避妊去勢手術を施してまいりました。

 

 

 

     

 

 

 

■「地域猫活動」に注力するように

 

 TNR活動を行いつつ、「地域猫活動」に重きをおくようになったきっかけは2017年、山梨県庁での野良猫増加問題でした。

 

 「地域猫活動」という概念がほぼなかった当時、県庁を管理する担当者の方々は避妊去勢手術後、猫たちを元の場所に戻すことに否定的でした。その際、山梨県庁に「登録ボランティア制度」をつくり、手術後元の場所に猫を戻すだけでなく、その後のご飯のお世話や清掃を行っていただく専任のボランティアを募りました。当時地元のテレビや新聞でも大きく取り上げられたことで、一気に情報も広まりました。

 

※山梨県庁TNR活動スタートしてから、約8年追い続けてきたママ猫さん。ようやく2023年4月に無事捕獲・手術することができました。

 

 

 

 

 

 このことがきっかけとなり、「猫と人が共生する手段」としての地域猫活動を、私たちは今日まで積極的に推進しています。もちろん、手術をした猫たちの全頭保護・譲渡が理想ですが、手術を必要とする野良猫の頭数は膨大で、現在の状況では全頭保護は不可能です。だからこそ、それまで「保護される」か「処分される」かの2択を迫られてきた野良猫たちに、「地域猫活動」という、外にいながらも人に愛されながら生きていく、新たな選択肢が出来たことは、とても大きな意味をもつことなのです。

 

 現在も甲府市、笛吹市、甲州市の3箇所にて自治体のアドバイザーとして講演を行ったり、地域の方へ積極的にアドバイスをしています。

 

    

※2022年に、甲府市内の団地で取り組んだ地域猫活動。参加者は、住民の方々、餌やりさん、地元自治会や近隣自治会の方、甲府市、甲斐市、動物愛護センター、県議会議員、山梨県、ボランティアの方と、本当にたくさんの方々が集まり、目的をひとつにスタートした取り組みでした。このような、地域社会全体で協力し問題解決に導く地域猫活動を、今後の目標としています。

 

 

 

■ねこともやまなしの「シェルター」「診療所」について

 

 現在、ねこともやまなしの拠点である保護猫シェルターは4つあります(それに加えて、2021年のクラウドファンディングにて救済した多頭飼育崩壊現場である「ホワイトハウス」の白猫たちのお世話も継続しています)。

 

 TNR活動やレスキューによって私たちの元に来る猫たちは、重篤な疾患があったり怪我をしている子も多くいます。当初は、外に戻せない猫たちはメンバー各自の自宅で預かっていましたが、多頭飼育崩壊からのレスキューなど、一度に大量の保護が必要となるケースが増え、メンバーの自宅だけでは到底保護しきれない状況となってしまいました。

 

 そんな中、日頃から活動を応援してくださる方のご厚意によりシェルターとなる部屋を借りることができ、4か所のシェルターを拠点として猫たちのお世話をしております。現在は、外に戻せない傷病猫たちをシェルターで保護しながら、里親様へご縁を繋いでおります。

 

 また、私たちは「山梨のらねこ診療所」という、避妊去勢手術のためのスペイクリニックを月1で運営していました。

 その診療所を、2023年にシェルターの隣に移転させ、新たなスペイクリニック「ねことも診療所」を開設しました。シェルターの隣に移転させたことにより、保護猫たちのお世話を行いながら、TNR活動も移動時間のロスを減らし、猫たちの負担も軽減できるようになりました。「ねことも診療所」は、避妊去勢手術は1日最大60頭できる拠点になる予定で、地域の皆様にもお気軽にご利用いただきたいと考えています。

 

 

 

■2021年のプロジェクト                  

ー必死で生き延びている猫たちを助けたい!多頭飼育崩壊救済活動に力を

 

 https://readyfor.jp/projects/alleycats-tatouhoukai

 

 過去最大規模の多頭飼育崩壊が発生し、藁にもすがる思いで2021年に初めてのクラウドファンディングを実施いたしました。2世帯住宅の大きな一軒家内で、すさまじい悪臭と汚物の中で約40匹の猫達が助けを求めていました。

 結果として、437人の方から3,218,000円ものご支援をいただき、無事に全頭保護し医療を届け、家屋の清掃も完了いたしました。

 

 

 

■2023年のプロジェクト

ー傷つく野良猫がいない未来へ。行き場を失った保護猫150頭に医療費を

 

 https://readyfor.jp/projects/nekotomoyamanashi

 

 当時の3か所のシェルターの保護猫たち(当時約150匹)の約半年分の医療費援助を募るため、2回目のクラウドファンディングを実施いたしました。結果としては、388人の方から5,177,000円ものご支援を頂くことが出来ました。皆様からのご支援は、当初の目標であった300万円を大きく上回り、さらに第二の目標として掲げた500万円までも達成することができ、医療費援助に加えて緊急保護が必要になった猫のための費用も確保することが叶いました。

 

 

 

 ねこともやまなしの保護猫シェルターでは、2024年6月現在、194匹の保護猫たちのお世話をしています。

 シェルターの新設や、動物病院の開設など順調に拠点を増やしてきたねこともやまなしですが、拠点が増えることにより光熱費や家賃の負担も増えています。

 

 現在、ねこともやまなしの活動費は、年間約600万円程必要であり、それに加えて、保護した猫たちの医療費は、多い時で年間約400万円かかっています最近は、重篤な子の保護が相次ぎ、治療・手術・入院費用など医療費が高額になっていました。

 医療費については、2023年のクラウドファンディングにより、多くの方から本当にたくさんのご支援を頂き、なんとか窮地を脱することが出来ました。

 

 しかし、年間約600万円の保護猫シェルターの費用捻出が、今、私たちに重くのしかかっております。

 活動費は、主に「猫の譲渡費用」や「活動に理解のある方からの寄付金」、「メンバーの自己資金」から捻出してきました。NPO法人ではあるものの、私たちの活動には、公的な助成金等の収入はありません。全ての活動費は自分たちで捻出する必要があるため、猫たちのための活動と同時に、活動資金集めにも奔走しております。

 

 最近では、山梨県内での新たな譲渡会を設置したり、譲渡の機会を増やしています。しかし、譲渡後の猫の生育環境等の審査は慎重に行う必要があり、安易な譲渡は出来ないため、譲渡数は月平均で5匹程度となっています。

 

 

※2024年3月より、新たに山梨県内で譲渡会の開催をスタートしました。

 

 また、最近は一度に十頭以上の保護が必要なケースや緊急保護案件など、保護頭数が急増しています

 助けを求められている中で、救える命が目の前にあるのに、断ることはできません。たくさんの方の協力を頂きながらも、日々ギリギリの状態で活動を続けているのが現状です。

 

 https://www.instagram.com/nekotomoyamanashi/

※日々の活動については、ねこともやまなしinstagramにて発信しています。

 

   

※2024年6月に保護した「おっちゃん」。「頭が傾いている赤ちゃんがいる」との連絡から保護。病院での診察結果、頭蓋骨に穴が開き、頭内に膿が流れて出てしまっているという重症でした。かなり厳しい状態ですが、現在も懸命に治療を行っています。

 

 

※2024年5月に保護した、ママ猫ちゃんと赤ちゃん3匹。仔猫は生後1か月位のベビーです。

  

 

 

※2024年4月、交通事故の猫を保護。骨盤骨折の重傷、懸命に生きています。

 

 

 

※2024年5月に保護した7匹の猫ちゃん。餌やりさんから置き去りにされ、2か月間ご飯がない状態で必死に生きていました。

 

 

 

現在、シェルターでの必要経費は、1か月最低約60万円が必要となっています。

特に、冬場は暖房費の負担が大きく、昨年は1か月約20万円の光熱費となりました。

 

 ■月額出費の内訳■ 

●シェルター賃料(4か所)

 → 250,000円

●光熱費

 → 60,000~200,000円

●ご飯代

 → 180,000~230,000円

●消耗品雑費(猫砂・ペットシーツ等)

 → 70,000円 

●医療費

 → 5,500~250,000円

 

 

回の継続寄付のご支援は、保護猫たちのフード・医療費等、ねこともやまなしのシェルター運営費に充てさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 私たちは2020年10月まで「NO MORE ALLEY CATS」という名前で活動していましたが、より地域の皆様やご高齢の方に親しみやすい名称にするために、2020年11月に「ねこともやまなし」に名称を変更し、NPO法人格も取得いたしました。

   

 

  団体名には、「ねことともに生きよう」、「ねことともだちになろう」という私たちの思いが込められています。「1匹でも多くの猫を救いたい、幸せになってほしい」、その一心で活動を続けてまいりました。

 

 活動を始めてからの10年間を振り返ると、困ったときは必ず導いてくれる方がいました。 自分たちだけで活動していたら、途中で諦めていたかもしれません。

 しかし、皆様に支えられてここまで活動を継続し、活動の幅を広げてこれました。保護シェルターの拠点を新たにつくり、診療所を開設するなんて、活動を始めた頃からすると夢のようなことであり、このような新しい取り組みに一歩踏み出す勇気をくれたのは、日々応援してくださる皆様です。 猫を通じて、人を通じて、いろんな方から応援いただき今日に至ります。

 

 だからこそ、これからも、厳しい環境下で生きる猫に手を差し伸べてくれる人を一人でも多く増やしたい、そのための活動を続けることが、私たちの責任であり、使命であると考えています。

 皆様からの応援やご支援への感謝の気持ちを忘れずに、これからも目の前の命と向き合いたいと思います。

 

 しかし、ボランティアメンバー含め、活動を実際に行っている私たちは普通の人間です。日中は仕事があり、それぞれ家庭がある中で、早朝深夜にTNRの活動をしています。そのため、私たち団体だけの力には限界があります。

 日々の活動や、過去2回行ったクラウドファンディングでは、こんなにも多くの方が私たちの活動を応援し、支えて下さっていることを実感し、本当に胸がいっぱいになりました。

 

 不幸な命が産まれるのを防ぎたい、という思いは10年前から変わりません。この活動が必要のない社会になることを切に願っています。

 どうか、これからも私たちが「ねこと共に生きる」ために走り続けるために、皆様からのご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク)
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・掲載している写真については、ご本人もしくはご家族の許可を得て掲載しております。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
益田 陽子(ねこともやまなし)
団体の活動開始年月日:
2015年6月1日
団体の法人設立年月日:
2020年12月4日
団体の役職員数:
5〜9人

活動実績の概要

2014年、個人ボランティアグループ「NO MORE ALLEY CAT」として4人のメンバーで活動を開始。主に山梨県内のTNR活動を行う。 2020年、「NPO法人 ねこともやまなし」を設立。 2023年 「ねことも診療所」開設、2024年6月現在「保護猫シェルター」を活動拠点として4か所設置。

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プロフィール

個人ボランティアグループ NO MORE ALLEY CATSは、2020年12月「NPO法人 ねこともやまなし」になりました。 2014年。何も知識のない4人で活動をスタートし、飼い主のいない猫の問題改善、対策を中心に社会貢献活動を行ってまいりました。 これまでに直面した様々な猫の問題において、行政・地方自治体のみの関与では直接的な改善法がなく、豊富な経験やノウハウを必要とする場面に立ち合い、協力をしてきました。 今後の活動の継続性を視野に、行政との連携を綿密に行い、対策をしていくことで更なる社会貢献活動を目指しております。 また、社会的信用性も含め、活動8年目の節目にNPO法人となりました。 今後も、環境保全・動物愛護に努め、人と動物との自然な共生を願い、暮らしやすい環境作りに尽力してまいります。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 NPO法人 ねこともやまなし 

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個人ボランティアグループ NO MORE ALLEY CATSは、2020年12月「NPO法人 ねこともやまなし」になりました。 2014年。何も知識のない4人で活動をスタートし、飼い主のいない猫の問題改善、対策を中心に社会貢献活動を行ってまいりました。 これまでに直面した様々な猫の問題において、行政・地方自治体のみの関与では直接的な改善法がなく、豊富な経験やノウハウを必要とする場面に立ち合い、協力をしてきました。 今後の活動の継続性を視野に、行政との連携を綿密に行い、対策をしていくことで更なる社会貢献活動を目指しております。 また、社会的信用性も含め、活動8年目の節目にNPO法人となりました。 今後も、環境保全・動物愛護に努め、人と動物との自然な共生を願い、暮らしやすい環境作りに尽力してまいります。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 NPO法人 ねこともやまなし 

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