全国の医療的ケア児と一緒に、「あたりまえ」を増やす一歩を。

支援総額

3,145,000

目標金額 3,000,000円

支援者
163人
募集終了日
2019年6月28日

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2019年06月05日 19:22

交わりの中で生まれる会話と気づき

少し前になりますが、視覚に困難を抱える方たちと一緒に行動させていただく機会がありました。みなさんとは初対面で、どんなサポートをしたらいいのかも分からず、私は人見知りも影響して話しかけることすら二の足を踏んでしまっていました。

 

 

そんな時、ひとりの女性が私に話しかけてきました。「○○まではどのくらい距離がありますか?どっちへ向かえば良いですか?」。目の前には行き先と距離が書かれた看板が立っていましたが、彼女には見えていません。私はとっさに情報を伝えるとともに、「よろしければ一緒に行きませんか?」と答えていました。

 

病気や障害を意識するあまり、勝手にコミュニケーションの壁を作っていたのは私だったなと反省しました。それ以降の私は気になったことを素直に質問し、彼女たちもありのままに答えてくれました。「どのくらい見えたり見えなかったりするのですか?」、「一緒に歩くときはどうすると良いですか?」。次第に打ち解け、和やかな雰囲気で過ごすことが出来ました。ほんのちょっとのきっかけからコミュニケーションが生まれれば、お互いにとってより良い環境をつくり出せると感じられた出来事でした。

 

この時の交わりの中でもう一つ私の心が揺れ動いた瞬間がありました。帰り道、薄暗くなる駅のホームで盲導犬を連れた女性が話してくれたこと。「最近、日が暮れるのが早くなりましたね。私は朝も夜も分からないけれど…笑。でもね、この子(盲導犬)がわが家に来てから家の中が明るくなったのよ。帰宅すると電気をつけてくれて」。

 

 

ドキっとしました。自分の中にある“見る(見える)”ということのあたりまえさが揺らいだ気がしました。盲導犬は行く先々で周りの人たちの注目を浴びていました。カフェに入ったり電車に乗ったり。周りの人たちのあの目は何を見ていたのか少し怖くなりました。

 

病気や障害への偏見をなくしましょう、などと高尚なことを言ったり、このように対応することが正解だと言ったりできるほど、私は完璧な人間ではありません。ただ、この時の関わりを通じて、自分の中にいろんなことを考えるきっかけをもらいました。

 

新しいあたりまえは一歩を踏み出した先にあるのだと思います。これからも必要以上に考えすぎず、今の自分に素直に行動し続けたいと思います。

リターン

5,000


「あたりまえ」を増やす一歩を応援!

「あたりまえ」を増やす一歩を応援!

・感謝の気持ちを込めたメッセージ

申込数
127
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

10,000


「あたりまえ」を増やす一歩をもっと応援!

「あたりまえ」を増やす一歩をもっと応援!

・感謝の気持ちを込めたメッセージ
・当日の様子を撮影したポストカード

申込数
41
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

5,000


「あたりまえ」を増やす一歩を応援!

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・感謝の気持ちを込めたメッセージ

申込数
127
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

10,000


「あたりまえ」を増やす一歩をもっと応援!

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・感謝の気持ちを込めたメッセージ
・当日の様子を撮影したポストカード

申込数
41
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制限なし
発送完了予定月
2019年10月
1 ~ 1/ 9

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