4月6日、東京藝大×クラウドファンディングの中の一環としてこのプロジェクトを立ち上げてから、2か月で180万円ものご支援をいただききました。現在、目標の200万円の91%まで来ることができました。95名の方に応援いただき、ただただ驚きを隠し切れません。

 

 この金額も嬉しいのですが、さらに嬉しいのが、ご支援とともにいただくメッセージです。(全て目を通しています。)

 

 幾つかご紹介させてください。

 

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新聞で御学のプロジェクトを知りプロジェクト内容やクラウドファンディングを活用した広報に興味を持ちました。 弊社は不動産のリノベーション事業を通じて建築作品の中に絵画や美術品など彩りを添える空間デザインを取り扱っております。当プロジェクトの模写が完成するのは11年後である点や使用する天然の絵の具、手漉きの薄美濃紙など手間と費用、時間がかかる点は我々の「こだわりの1点物の建築作品を創り上げていく」取り組みと通じる所があり、プロジェクトを見られることが励みとなります。僅かながらの支援ではありますが地方都市北九州からプロジェクトを応援しております。

 

 

 今回、日本のクラウドファンディングサービスにて多くの知見をお持ちのREADYFOR株式会社様と提携を組んだ中での取り組みとして、これまでご縁のなかった新聞社等の様々な媒体様から広報を発信することができたのは、大きい成果だと思っています。

 このように今まで我々の活動と直接関係がなかった方々も、何かしらの共通点を感じていただきそれを励みにしていただけることは本当にありがたいと思います。

 

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手塚先生 遅ればせながら微々たるものですが応援の手助けができればと存じ、クラウドファンディングに協力させていただきました。日本の貴重な財産であり、今まで残されてきたという奇跡ともいえる絵巻を模写として後世に残すお仕事はどれほど大切なことか少しでも多くの方たちに知っていただきたいものです。先生のご苦労も多々おありだと思いますが、学生さんをどんどん引っ張っていってくださいますよう、そして携わった学生さんたちがこの貴重な経験から大きく育ってくださることをお祈りしております。皆さまのご健勝とご活躍を心からお祈りしております。頑張ってください!​

 

 この現状模写の実作業を行うのは、日本画研究室の学生たちです。私たちは彼・彼女たちをあえて学生とは呼びません。敬意を込めて「制作者」と呼びます。研究室に所属する2年間、ひとりひとりが絵巻の制作にかかりっきりで向き合うため、なかなかアルバイトをする時間をつくることが難しい状況です。しかし現状模写で学ぶことのできる、伝統技術、伝統素材の用い方は、そんな学生たちの未来に確実に強い自信を与えます。彼らが極める道により集中し、そこから得た経験から、卒業後もより良い作品が後世に向けて創造されるよう、お力添えをお願いします。

 

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●日本にとってだけでなく,世界にとっても 大変に価値のあるプロジェクトであると感動しました。すでに「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」の模写が終えられていることも含めて,皆様の志に,一人の日本人として感謝の思いでいっぱいです。 非常に高度な技術と,時間と労力を要するものと思います。無事にプロジェクトが完遂されますことを心より祈念しています。

 

 国宝であるこれらの絵巻の原本は公開が制限されておりますが、現状模写ならば広く多くの方々に公開し鑑賞することが可能となります。このことにより、教育研究の場が広がることのみならず、素晴らしい日本文化のアイデンティティーを世界に発信することにもつながります。
 
 先日の新着情報にも書き記しましたが、クラウドファンディングを通じて皆様に芸術文化の醸成に貢献していただける機会を提供することが、東京藝術大学の使命であると感じております。

 

 皆様には自国の文化を継承し、その優れた技術、思想をもつ学生の良き理解者、支援者となっていただき、共に優れた日本文化の発展に寄与していただきたいと考えております。

 

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 こうしていただいた応援メッセージの数々を読んでいくにつれ、恥ずかしながら目が潤んでいきます。ご支援は単なる数字ではありません。そこに皆様の「思い」と「願い」を感じます。

 

 私たちは、そうした思いや願いを託されており、そして、「必ず実現しよう」という使命と責任をもとに、日々の作業を奮い立たせています。

 

 目標金額まではあと10%弱となります。あと少しで、皆様の想いを形にすることができます。展示会などで皆様と絵巻とを繋ぐ貴重な機会を創り出し、日本の伝統財産を世界に広めるきっかけとすることができると思っています。

 

 皆さんも是非、引き続きお力をお貸しください。SNSでのシェアやリツイート、ご自身のブログやクチコミ等で広めていただければ幸甚です。

 まだご支援いただいていない方は、金額の寡多に関わらず、我々に託していただけるとそれだけで幸いです。

 

 皆さんと共に、目標金額を達成できたら嬉しいです。このプロジェクトを我々だけのものにしたくありません。皆さんとご一緒に、進めていきたいと思っています。