【能古博物館】孔子廟修繕工事完了報告
改めまして、この度は『博多湾|能古島から歴史を伝えてきた、能古博物館を「次の50年へ」』プロジェクトへのご支援、誠にありがとうございました。
当初の予定より、工期の遅れのため報告が遅くなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
この度、孔子廟改修工事が完了いたしましたので、報告いたします。
お陰様をもちまして、2025年5月末に孔子廟改修工事を概ね完了することが出来ました。
まずは、工事前後の孔子廟写真をご覧いただければ幸いです。
(工事前)

(工事後)
全体として、プロジェクト概要でもご紹介させていただきましたが、
階段手摺部分と上部欄干が激しく腐食しておりました。
また、写真右上部分の欄干下部の基礎に大きく亀裂が入っていることが本プロジェクトを進行させている最中に判明しており、今回はその修繕を実施させていただきました。
上部欄干はこの写真の通り腐食が激しく、手で触れるだけで倒れそうな状態でしたが、特殊加工を施した木材を使用した欄干を新たに設置することが出来ました。
(工事前)

(工事後)
続いて、上記写真反対側となります。こちらも腐食や損傷が激しい状態でしたが、同じように新たに欄干を設置しております。
(工事前)

(工事後)
そして、階段手摺部分につきましては、今までは上部欄干部分と同じ木材を使用しておりました。しかしながら、こちらも損傷が激しいことに加え、来訪者の皆様の利便性ならびに安全性を考慮した結果、より実用性が高く、耐久性にも優れたステンレス製の手摺を設置することにいたしました。
(工事前)

(工事後)
更に、上部欄干の基礎部分についても亀裂が広範囲に生じており、安全性に懸念がある状態でしたが、こちらについても今回の工事で修繕させていただくことが出来ました。
(工事前)
(工事後)
【収支報告】
今回のプロジェクトでは、「目標金額 3,000,000円」に対し「支援総額3,355,000円」と、
目標を超えるご支援をいただくことが出来ました。
改めて皆様には厚く御礼申し上げます。
支援総額3,355,000円から手数料ならびに返礼品提供費用を差し引いた金額は、
約2,500,000円となりますが、今回の工事費用2,720,000円に全額使用させていただきました。
また、支援者様へのリターンについては昨年既に発送させていただきましたが、
万が一届いていないという方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけますと幸いです。
【今後について】
本プロジェクトはこちらをもちまして一区切りとなりますが、
まだまだ皆様により快適にお越しいただけるよう、改善ならびに修繕が必要な箇所が多くございます。
博物館職員一同、「次の50年へ」向けて取り組んで参ります。
この度はご支援をいただき、誠にありがとうございました。
引き続き、能古博物館へのご声援を宜しくお願いいたします。


















