プロジェクト概要

ニアからの日本愛に応える。

 

初めまして、now japan supporters 事務局の原田です。

 

欧州バルト海の、リトアニア。リトアニアの人々は、ナチス・ドイツ占領下時の日本人による人道活動、東日本大震災で見られた日本人の高いモラルを良く知っており、日本人に対して限りない敬意と好意を持っています。

 

そしてここでは毎年、日本文化を発信するイベント「now Japan」が、首都ビルニュス旧市街の一体で開催されています。

 

日本のPOPカルチャーやコンテンポラリーアート、書道や太鼓などの伝統文化や日本食などのさまざまな日本文化を、ステージやワークショップ、ブース出店等を通して、リトアニアの人々に広めています。

 

2008年に初めて開催してから、今年で11回目の開催になり、前回は12,000人が来場しました。そして11回目の今回は、2019年9月11日〜15日、世界遺産にも指定されている首都ヴィルニュスで開催されます。

 

 

私はnow japan supporters 事務局として、そのイベント開催にあたり日本で開催費用の調達をサポートをしています。

 

イベントの開催費用は900万円以上。これまでもリトアニア国内の補助金やチケット収益などで開催をしてきましたが、昨年は150万円の赤字でした。

 

そこで今回クラウドファンディングに挑戦し、開催費用の一部をみなさまにご支援をいただき、彼らからの友好の架け橋を日本人からも手を差し伸べて強固なものにしていきたいと考えております。

 

リトアニアは、日本にはあまりなじみのない国かもしれません。しかし、リトアニアにとって日本はそうではありません。

 

 

ニアと日本。

 

リトアニアはヨーロッパの北東部、バルト三国のひとつです。東ヨーロッパの中では比較的穏やかな気候とされていますが、冬はとても寒く、-20度は普通で、-40度を下回ることもあります。

 

 

 

自然が豊かで、はちみつやチーズ、琥珀、リネン製品などが有名です。また、首都ビルニュスの旧市街は、世界遺産にも指定されており、中世の佇まいを色濃く残しています。

 

photo by Hideaki Hamada
photo by Hideaki Hamada
photo by Hideaki Hamada

 

 

 

1918年にロシア帝国より独立後、1940年にソビエト連邦に、翌1941年にはナチス・ドイツに、またその後にはソ連に再占領されてきました。独立運動とソ連の崩壊を契機に1991年に独立を回復したばかりです。
 

リトアニアは、日本にはあまりなじみのない国かもしれません。しかし、戦時中の絆からリトアニアの方々は日本という国に親しみと愛着を持つ人が多くいます。

 

〜リトアニアと日本を繋ぐ、杉原千畝の「命のビザ」〜

 

第二次世界大戦中。日本領事館領事代理として赴任していた杉原千畝(すぎはら ちうね)。

 

リトアニアのカウナスという都市で、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けしました。

 

命の危険が迫るヨーロッパから脱出させることができたことは、まさに彼らの命を救ったことにほかなりませんでした。ソ連への併合にともない、杉原のいたリトアニアでは各国の在外公館が相次いで閉鎖されていきました。

 

日本領事館もまた閉鎖することを求められ、杉原もこの地を離れなければなりませんでしたが、それでも杉原は最後までビザの発給を続けたと言われています。彼の行動は今もリトアニア国民の心に残り、その名は広く知られています。

 

また、リトアニアと日本の地方都市は、抱えている問題が似ています。

 

2004年にEUに加盟後、仕事を求めて多くの若者がイギリス・ドイツへ流出し、若者の人口が減少しています。

こうした課題に対し、首都ビルニュスの魅力を見つけ出し、地域の人たちの活動を活発化させ発信していくことで、まちのブランドを作ろうとしています。

こうした取り組みは、日本の地方都市のまちづくりと共通した手法です。

 

 

三国の最大イベント。

 

昨年2万人以上が参加した「now Japan」。その始まりを、発起人であり主催者のセルゲイよりご説明いたします。

 

発起人・現主催者/Sergej Girigorjev(セルゲイ・グリゴリエフ)

「now Japan」を立ち上げたメンバーのひとりで、グラフィックデザイナー、カメラマン。ゲイシャ、アニメ、マンガ、スシ、ボンサイ、ワーカホリックの国、日本という固定観念を打ち破り、理解を深めたい。また、日本の素晴らしいアーティストが世界で活躍する場を提供したい。そうした思いでnow Japanを開催。

 

 

初めまして、セルゲイです。

 

「now Japan」は、僕を含め、日本が大好きな当時20代の3人で始めました。

 

僕達は、ポップカルチャーやイラストが好きな人、グラフィックやインテリアデザインが好きな人、伝統文化が好きな人と愛好する日本文化がバラバラで、最初は友人を集めた小さな小さなポップカルチャー同好会でした。

 

当時はまだ日本のPOPカルチャーやアニメはとても珍しいもので、同じ興味をもつ仲間が集まって語り合えることが本当に嬉しく、こんなに楽しいのなら、他の日本好きな人たちともっとつながりたい!そう思い口コミで仲間を集めたことがきっかけになりました。

 

最初は、仲間内のアニメやマンガに特化したイベントで、初年度の参加者はわずか50人。それでも、日本のPOPカルチャーに興味のある仲間がこんなにいるなんて!と驚きました。

 

コスプレコンテスト出場者と僕。

 

 

その後、徐々に規模が拡大し、2008年に新たに「now Japan」としてスタート。

 

現在ではバルト諸国最大の日本イベントに成長しました。2018年は12,000人分のチケットを販売し、一般観客を含めると20,000人以上が参加。アニメやマンガに限らず、広く日本の文化を紹介するイベントになっています。

 

こうして、当時はとても珍しかった日本文化が、今では一部の高校の授業で、アニメや墨絵が紹介されるなど、一般教養として広く知られるようになりました。もちろん日本食も大人気で、最近では日本のコンテンポラリーアーティストが多く公演を行っています。

 

 

 

だけではない、もっと広いカルチャーを。

 

リトアニアはEUに加盟していますが、他のEU諸国に比べ所得水準がやや低く、誰もが簡単に日本に旅行に行けるわけではありません。

 

それでも、遠く東ヨーロッパで、日本や日本文化に興味と憧れをもってくれている若者たちがいます。「now Japan」で、アニメやマンガだけではない日本の魅力をリトアニアと周辺国に伝えていくことで、日本旅行に行ったような経験を提供し、日本が将来的な旅行先としての選択肢に入ってきます。日本の可能性を認識してもらうことができます。

 

そして、今回クラウドファンディングを通して、リトアニアとその魅力を日本のみなさんにもお伝え、多角的な文化・産業交流の中でお互いの可能性を発見し、イノベーションを起こしていきたいと考えています。

 

かつてはアニメやコスプレなどのサブカルチャー系コンテンツが多かった「now Japan」ですが、昨今来場者の興味がより広範囲な日本文化に向かっています。


今年で11回目の「now Japan」は、2019年9月11日〜15日、昨年に引き続き世界遺産にも指定されている首都ヴィルニュスの旧市街地で開催します。POPカルチャーに限らず、より多くの会場で、より多くの日本人アーティストを招聘する予定です。

 

<イベントのプログラム予定>
・お任せディナー(市内のレストランで日本食を提供)
・日本人アーティストによるパフォーマンス
・ワークショップ
・インターナショナルコスプレコンテスト
・ショートフィルムの上映 など

 

 

 

 

 

 

員・応援者の紹介

 

▶︎Sergej Girigorjev(実行委員長)

最初は数人の友人との情報交換でした。日本人とリトアニア人の間には相互的な自然なつながりがあると感じています。自然を尊重し、謙虚で勤勉な国民性が似ているからかもしれません。日本のアーティストはリトアニアの観客とすぐにつながり、暖かさを感じます。同様に、観客は、どんな偉大なアーティストであっても、彼らから誠実さや親しみやすさを感じるのです。

 

 

 

▶︎原田弘子(now japan supporters 事務局)

 

私は主に地方都市のまちづくりのお手伝いしています。リトアニアとの出会いは、まちづくりの仲間と首都ヴィルニュスを訪問したことでした。ヴィルニュスは世界遺産にも指定されている美しい街です。もっと多くの人々にこのイベントを知ってもらい、日本とリトアニアの懸け橋としていきたいこと。私自身も、日本ではあまり知られていないリトアニアという国に興味を惹かれ、お手伝いすることになりました。

 

 

▶︎亀井信幸(茅ヶ崎商工会議所会頭、ローカルファースト財団理事長)

 

リトアニアは日本のシンドラーと言われた杉原千畝公使のゆかりの地。いつかは訪れたい国でした。歴史、文化、優しく親切な人柄等、魅力溢れる国です。一人でも多くの日本人に訪れて欲しいと思います。遠く、遠く離れたリトアニアで、若者たちが日本文化のイベントを開催していることに驚き、感激しました。イベントがより良いものになるよう、応援しています。ぜひ、皆様のご支援をお願い致します。

 

 

▶︎藻谷浩介(日本総合研究所 主席研究員、日本政策投資銀行地域企画部 特任顧問)

 

いま欧州からアジア、北米、そして南米にまで、日本のポップカルチャーを深く愛する若者が増えています。いつか日本に住んでみたいという夢はあるけれど、お金はない彼らは、各地で手弁当の手作りイベントを開催しています。そんな中でもリトアニアでのイベントは大規模で、現地の若者たちが毎年大幅な赤字を負担しながら行われてきました。歴史を通じて周囲の大国に侵略され続けて来たこの国では、戦争中に本国の命令に背いて多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝公使が尊敬されており、そのおかげで特に日本に対する関心が高いのです。でもその関心は、向こうから日本への片思いでもあります。杉原公使の築いた友好の礎を、今に生きる日本人として少しでも引き継ぐべく、このたびクラウドファンディングを立ち上げました。日本側の運営も、志ある方々による手弁当です。問題は金額の大小ではなく、つながり合う心だと思います。ぜひより多くの皆様に、ご参加いただければ幸いです。

 

▶︎重枝豊栄、美智子(前駐リトアニア日本国大使夫妻)

 

リトアニアは小さな国ですが、輝く琥珀で古代ローマ人を魅了し、中世には欧州に冠たる王国を築いた、美しい自然と文化に恵まれた1000年の歴史を持つ国です。自然を敬い、伝統を尊重し、弱いものを助ける騎士道とともに、訪れた他人をホスピタリティーあふれる心で歓迎する人々の国でもあります。リトアニアの人々は、「命のビザ」で知られる杉原千畝氏による人道活動、東日本大震災で見られた日本人の高いモラルを良く知っており、日本人に対して限りない敬意と好意を表しています。また、今日、リトアニアは同国の個性、美質を発揮して21世紀の欧州世界のホープとなるチャンスを迎えており、日本にとってますます大切な国になると考えます。

こうした歴史と未来を持つリトアニアと日本の間では、文化、経済を含めて様々な関係構築が進められていますが、その中でも市民レベル、国民レベルの交流は両国関係を幅広い基盤で展開する大変貴重な活動です。now Japanはそうした活動のひとつで、両国交流を推進する代表的な交流事業と言えます。両国の交流が一層充実したものとなりますよう、皆様の貴重なご理解、ご支援を頂けましたら大変ありがたく存じます。

 

【資金使途】

いただいたご支援は2019年9月20日までに、リトアニア「now Japan」の開催費用の一部に充てさせていただきます。

サプライヤー費    1,500,000円
広報費    1,000,000円
消耗品購入費    200,000円
輸送費    800,000円
事務所、会場費    1,500,000円
人件費    1,800,000円
旅費    1,800,000円
その他    400,000円
クラウドファンディング手数料(税込)    275,400円


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