〜遂に1週間を切りました〜

たくさんの方々のご支援、本当にありがとうございます。 このプロジェクトも遂に残り1週間を切りました。 今回の新着情報では、「研究会で実施している勉強会の内容は震災以外では使えないの?」という質問にお答えしたいと思います。 震災救助のCSRMは「救助隊員が一人で何ができるのか?」ということを突き詰めたような技術とも言えます。狭隘空間での一人ログロールはまさにその極みとも言えます。とても印象的だった体験談を2つ紹介します。

1つ目は電車の接触事故の救出活動です。

〜Yさんより〜

電車との接触事故で電車の下敷きになってしまった方を救出する際、観察すると大怪我を負っていました。しかし、呼吸と脈はしっかりとしていました。しかし、大出血しており一刻を争う状態でした。電車の下の狭い空間から脊椎損傷を防ぎ1秒でも早く救出するにはどのような活動が良いかと動きが止まりました。その時、すぐに研究会で経験した一人ログロールが使えると思いました。電車の下の狭い隙間でけが人を一人ログロールして、私の体の上にのせました。そして、私の足を引っ張り引きずり出してもらったのです。広い空間に出たところでバックボードを横に置いてもらい、一人ログロールを戻し、バックボードにのせました。結果、命に別状なく、背骨に骨折はありましたが、足の麻痺などもなく病院に搬送することができました。 2つ目は日常的に発生する交通事故救助での話です。

〜Sさんより〜

とてもシンプルでちっちゃい話なので恥ずかしいのですが、自分的にとても嬉しかったのでメールしました。私はまだまだ新人なのでいつも怒られてばかりなんです。それが先日、救助活動に出場した帰りの車の中で「お前に何があった?」と驚いた顔で聞かれました。私は反射的に「すいません」と謝ってしましました。しかし、先輩は「違うよ。要救と接触した時の声かけもそうだし、観察結果を救急隊員にすらすら報告しているし、要救がレベル落ちて静かになっちゃった時にすぐに気づいて声かけしてただろ。悔しいけど、すげーな!って感じたよ。」と言ってもらえたんです。人によっては大した話じゃないよって思うかもしれませんが、私は研究会でスタッフの方が生体で要救役をやってくれてスキルステーションで何度も観察の練習をして、総合訓練では突然、意識も脈もなくなり、すんごい慌てました。スタッフが片方の手で腋窩動脈を圧迫して橈骨で脈が触れないようにしてたんです。そんな盛りだくさんの2日間を経験したら、現場が妙に落ち着いて活動できるようになったんです。本当に良い経験をさせてもらったと思っています。次は必ずスタッフとしてお手伝いに行きますのでよろしくお願いします。

 

私もこの研究会で本当にたくさんの経験をさせていただきました。もしかしたら、私が一番成長させてもらっているのかもしれません。観察能力や判断能力は研究会で生体を使った長時間訓練で私自身とても成長できたと思っています。 研究会がより一層充実した活動ができるようにぜひご協力をお願いします。震災はいつやってくるかわかりません。これからも一生懸命努力していきますのでよろしくお願い致します。

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