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本日はNたま11期修了生の天野友貴（あまのゆき）さんをご紹介します。Nたま修了生は企業でも活躍中です。天野さんからNたま継続にむけたメッセージもいただきました。

Nたまと私～修了生の声
 

天野友貴さん（大手不動産会社 サステナビリティ担当）Nたま11期修了生

ーーいまはどんなお仕事や活動をされていますか？
NＧＯへの転職を経て、現在は民間企業でサステナビリティに関する社内浸透や社内外の情報発信、イベント等の企画運営を担当しています。

ーー受講前と受講後の変化について教えてください
以前は、社会に貢献したいと思いつつも、もやもや考えている期間が長く、なかなか行動に移せなかったのですが、受講後は、自分はどの立場に立って社会に貢献したいのかが明確になり、考えに沿って「行動」できるようになりました。

ーーNたま受講を通して得られたものとはなんですか？
Nたまに参加していなかったら、きっと今でも行動に移せずにもやもやとしていたかも知れません。社会課題の知識や現場体験だけでなく、自身を見つめ直し、自分の想いから行動を起こす。この一連の経験は、今でも私の活動のベースになっています。講師や活動者の熱意に触れ、同じように悩みながら一緒に参加した仲間や、歴代の修了生との出会いとその後も続くネットワークもNたまで得られた貴重な財産だと思います。

ーーNたま終了後、今も胸に残っているエピソードや、講師や関係者の一言などはありますか？
講師の池住義憲さんの「Take sides」という言葉です。「誰の側に立つか、誰と共に、誰のために、歩みを一緒に進めるか」。今でもこの言葉が私の指針になっています。自身の進路に悩んだ時やNGOで途上国支援に携わっていた時、現在企業でサステナビリティを推進する立場においても、この言葉が常に軸となり、より良い社会を作るには何ができるか、を模索し活動しています。

ーーNたまでの経験は、いまの自分の考えや、いま行っている活動にどう活きていると感じますか？
企業では、本業を通した社会課題の解決が求められ、その為にも社員一人ひとりの「意識」が重要視されていますが、「社会課題を自分事にする」ことは容易ではありません。Ｎたまで得た社会課題への理解や現場体験、「社会課題が自分事になった」経験を現在の仕事にも活かし、社員研修やサステナビリティに関する企画に繋がっています。

ーーNたま修了生や関係者の方々へメッセージをお願いします！
Nたまの経験は、確実に私の人生のターニングポイントになったと思います。修了後も、思いがけない場所でNたま修了生に出会う機会が何度かあり、修了生はNPO・NGOに限らず幅広く活躍されていて、何年経ってもNたま生として繋がれるところがすごいと改めて思います。半年間のプログラムだけでなく、その後も続くネットワークの強さが他のプログラムにはない、Ｎたまの魅力と強みだと思いますし、今後もこのネットワークが広がって行けるよう、応援して行きたいと思います。