私にとってのアートとは? 1/3からの続き
 

どうせなら、ちょっとひねったことをやりたい。作品を選ぶときも、有名なものよりもあまり知られていないものを取り上げたい。つい、そう思ってしまいます。どうせなら、せっかくなら、やるからには、私がやるなら、王道ではなく、ややマイナーに。という思いが何故か先行します。
 

ただ単に天邪鬼なだけかもしれませんが、結局、私にとってのアートとは、「知らない世界と出会う」ということが一番重要なのかもしれません。
 

私はこれまで、演劇を通じて、芸術を通じて、時代のこと、思想のこと、哲学のこと、歴史のこと、政治のこと、文化風習のこと、自然のこと、宇宙のこと、世界の国のことなど、様々なことを知り、色々な価値観や考え方、生き方すらも教えてもらったような気がします。
 

つまり、私にとってのアートとは、一言で言うなら、「自分の世界を無限に広げてくれるもの」なのだと思います。そして、私にとってのオブンガク堂とは、一言で言うなら、「その歓びを伝え、共有し、共に成長する場」なのだと思います。
 

知らない世界を見せてくれる。知らないということに気づかせてくれる。知らないことを知りたいと思わせてくれる。未知との出会いが詰まっている。チャレンジを与え、自分を成長させてくれる。ワクワクやウキウキを感じさせてくれる。仲間を作り、その絆を強固にしてくれる。多様な価値観の人たちともゆるやかに和を繋げてくれる。そういう時間と空間をいつも求めているのだと思います。
 

未知との遭遇は、いつも、偶然に、突然に、やってきます。そこには、何らかの必然があるのかもしれませんが、それは後になってわかることで、最初は無意識的であるように思います。だから、そこにはいつも予想外の驚きや衝撃や感動や歓喜があったりします。
 

そんな驚きと感動に満ちた出会いを自分自身がしたくて、自分と関わる人たちにもその衝撃を体験させたくて、子供たちにもその歓びを伝えたくて、オブンガク堂という場所を創り出したのだと思います。
 

今回このプロジェクトを立ち上げるにあたり、何度となく仲間と話をし、自分の中で反芻し、その本質的な意味に、改めて気がつくことができました。
 

続きは、私にとってのアートとは? 3/3へ

オブンガク堂caféで未知との遭遇を果たし、真剣な表情のお客様。

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