名古屋YWCA青少年小委員会の新倉春美です。私たちは3月29日~31日に若者たちが平和について学ぶために沖縄スタディツアーを実施しようとしています。既にご支援いただいた方々、ありがとうございます!

 

今回も、参加する予定の若者たちからの声を発信させていただきます。みんなそれぞれ問題意識を持って、社会に変革をもたらそうと活動している若者たちばかりです。ぜひご覧ください。

 

私は在日朝鮮人3世で、本土生まれ・本土育ちです。

私は、朝鮮に先立ち「大東亜共栄圏」に組み込まれた琉球の歴史に寄り添いたいと思う一方で、一種の罪悪感も抱いています。植民地支配の結果 日本に住む朝鮮人の子孫である私は、朝鮮の被支配と抵抗の歴史を、琉球/沖縄のそれと重ねてしまうことがあります。しかしそれはただ共感している「つもり」になっているだけで、決定的に足りなかったのは、沖縄の現状に対する想像力でした。

友人の誘いで一昨年の夏に初めて沖縄を訪れ、映画『標的の村』も観ました。そこから初めて「沖縄の問題」を自分のものとして捉えるようになったと思います。高江に行ったときは、ただ立って見てたり、現地の方や本土から来られた方とお喋りしたりするだけで、何もできていないじゃないかと思いましたが、せめて現場のリアリティを感じられたことは大きかったと思います。

やがて 「基地問題について「知って」いながら、現地での生活と運動、実際の被害に私は思いを馳せていただろうか?」 と自問するに至りました。その答えがnoである限り、いくら植民地支配の被害民族としての連帯意識のようなものがあっても、私は無知・無関心な大衆の1人に過ぎず、日本政府の沖縄支配・差別に加担していることになると思いました。私は、自らが加害者になることを望みませんし、それは沖縄の住民たちも同様です。沖縄の基地で訓練された兵士たちが、海外で人を殺し村や町を壊すことに、加担したいと思うわけがありません。

そして何より、自分たちの土地を、空を、自然を奪われないよう、住民たちは座り込みで抵抗しています。彼・彼女たちは、国に訴えられるという理不尽な暴力を受けるリスクを背負ってでも、座り込みをします。暑い夏も、雨の日も、決して多くはない人員数で交替しながら座り込みます。
そんな中、私に何か特別なことできるかなんてわかりません。でも、ただそこにいるだけでも意味はあると思います。少しでも疲れを取り除き、少しでも元気をわけられるよう、私たちも共に闘いたいという意思表示をしていきたいと思います。
誰もが、加害者にも被害者にもならずにすむ社会をつくるために。
(大学生・女子)

 

 

今回のスタディツアーの参加者は、自分のアイデンティティを何度も見つめなおしながら、現在の社会の問題についてきちんと向き合っている若者たちばかりです。彼らが今後、より良い社会をつくるための担い手になっていきます。ぜひこのような若者を応援してください!

 

(若者たちのミーティングの様子)

 

沖縄平和プロジェクトのfacebookページもぜひご覧ください。ユースによる投稿もたくさんあります。

https://www.facebook.com/youth.okinawa.peace

 

 

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