過酷な現場で生きている子たち

 

クラウドファンディング開始から

あっという間に2週間が経ちました。

 

おかげさまで第一目標まで

あと40%のところまで到達しました。

 

早々に温かいお気持ちをお寄せくださった皆さま

本当にありがとうございました。

 

出来るだけ早く第一目標に到達し、

お部屋の増築を実現できればと思いますので

引き続きの応援や、情報拡散にご協力頂けましたら

大変嬉しいです。

どうかよろしくお願いいたします。

 

今回からは、お世話している猫たちの紹介や現状を

こちらで発信していきたいと思います。

 

55ニャンみんなそれぞれに辛い過去を持っていますが、

幸せになるために懸命に生きている子たちです。

それぞれに個性があり、愛おしい子たちです。

 

この子たちに少しでもお心を寄せていただけますと

幸いです。

 

 

 

 

こちらは、2019年6月に遭遇した多頭飼育崩壊現場の猫達です。

 

通い始めた時には、30匹近い子達がいましたが、

人によく慣れていた子達は保護し、

残りの子達は不妊手術をしてリリース後

毎日通いお世話を続けています。

 

現在はこの現場で10匹の子たちが暮らしています。

 

今は気候も良く過ごしやすいので安心ですが、

冬は非常に寒く、雪が積もったり

氷点下になることも多々あります。

 

小1時間お世話に行っている間だけでも

感覚が麻痺して帰宅してからも

半日は身体が元に戻りません。

 

少しでも寒さを凌げるように

敷地内の廃車になった車を利用して

猫ホテルを作り包スチロールでの個室を作ったり

暖かいベッドを並べてその中にカイロをしいたりと

できることがしていますが

それでも冬の寒さは厳しく十分とは言えないのが現状です。

 

温かい晴れの日はいいのですが

凍てつく寒さの中でのご飯、

大雨の中で雨宿りする場所もない中でのご飯、

嵐の中、ご飯に出てこれない日もあったり

気候に非常に左右されます。

 

この子たちもいつかお家へ連れて帰ってあげたい。

ずっとのお家も探してあげたい。

万が一、病気や怪我をした時には

すぐに連れて帰ってあげられるスペースを

確保したいとずっと思っていました。

 

新しく増築するお部屋には

隔離スペースも設けており

何かあった際にはそこで保護もできます。

 

この子たちの今まで自由に暮らしてきた背景も考慮しながら

必要に応じて保護も考えていきたいと思っています。

 

お世話に通うようになってから

2匹の子がお空に昇りました。

 

病気などで命を落とすのではなく

寿命を全うできるよう

残された10匹のために

引き続きお世話に励みます。