お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
 

公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレター12月号を発行いたしました。

http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/newsletter_no225.pdf

 

上記当館HPより、PDFファイルでご覧いただけます。

 

12月号では、

・クラウドファンディング支援者様対象松竹大谷図書館見学会ご報告

・新着資料案内

・新規登録資料案内

・来年のカレンダーが完成しました

・資料提供

・2016秋の消防訓練

・専門図書館協議会 研修会(関東地区)「資料のデジタル化」

・第18回図書館総合展

 

以上を掲載しております。


さて、ニューズレターにも掲載しておりますが、先月11月9日に第18回図書館総合展へ行き、当館に関わりの深い (株)インフォマージュ、(株)キハラ、金剛株式会社のブース、当館も紹介して頂いた専門図書館紹介コーナー、「Library of the Year 2016」の最終選考会などを見学いたしましたので、ご報告致します。

 

専門図書館紹介コーナー「こんなにあります!あなたも使える専門図書館」では、全国の特色ある専門図書館が地域別にパネルで紹介され、手前には当館のチラシも含め各館の案内パンフレットが配布用に置かれていました。ちょうど目の前で当館のチラシを手に取って下さった方がいて、心の中でお礼を言いました。会期中の紹介コーナーの様子は、現在も図書館総合展のサイトで写真を見ることができます。(第18回図書館総合展会場風景

 

スピーカーズコーナーでは、組上燈籠絵のデジタル撮影でお世話になっている(株)インフォマージュの沿革や、同社が手掛けるデジタルサービスの紹介を伺いました。例えば、地図など大判資料のデジタル撮影では、資料に掛かる負担を軽減するため資料は動かさず、アーチ状のカメラ移動セット(通称「やぐら」)を組みカメラの方を動かし分割撮影し、その後1枚の画像に合成するそうです。また、装丁の固い資料や装丁が劣化し開くと崩壊するような資料は、30度ほど開いた状態でも文字が全面見えていれば、その撮影画像を正面から撮影したかのように補正するとのこと。貴重な資料のデジタル化を手掛ける同社では、撮影時の技術もさることながら、資料に負担を掛けない技術や、撮影した画像を加工する技術も重要であることがうかがえました。

 

一方、インフォマージュの展示ブースでは、冊子体をガラス板で押さえてのデジタル撮影のデモを拝見しました。ブースが狭いので、照明などは実際の撮影時とは異なる位置でのセッティングとのことでした。また、PCで長い巻子の画像を見せて頂きました。もちろん巻子のような長い画像ファイルは無いので、分割撮影した複数の画像ファイルなのですが、専用のビューワにより、1本の長い巻子を見ていく感覚でファイルの継ぎ目も感じず、閲覧する事が出来ます。

 

この夏、書架の修理でお世話になった、当館へ書架を納品している金剛株式会社は熊本に本社がある企業です。その金剛の展示ブースでは、4月の熊本地震の本震の際、前震で落下した資料に移動書架がつまずき転倒した様子が再現展示されていました。その他にも図書館を中心とした震災被害の写真や、その後の様々な図書館における地震対策への取り組みがパネルで紹介されており、大変印象深い展示でした。(金剛株式会社 第18回図書館総合展 出展報告

金剛のブースの被災した書架の再現展示

 

老舗の図書館用品のキハラ株式会社には、図書館用品の購入や什器のメンテナンスでいつもお世話になっています。その物販コーナーは、図書館ラベルなどのデザインの【図書館グッズ】を求める人で一日中賑わっていました。図書館で実際に使用されているデザインが、図書館総合展を訪れた図書館好きの来場者の心を鷲掴みにしているようで、鷲掴みにされた一人として、ラベルのデザインの缶バッチなどを購入しました。

 

最後に「Library of the Year 2016」の最終選考会にオーディエンスとして参加しました。"Library of the Year"は、特定非営利法人・知的資源イニシアティブ(IRI)が主催している、図書館における、他の図書館の参考になるような優れた活動や、独創的で意欲的な取り組みを評価する賞です。2006年に始まり、2013年からは毎年授賞式の費用の一部をREADYFORのクラウドファンディングで募集しています。

生まれ変わったLibrary of the Yearを盛大に開催したい!

 

実は、今回当館も選考対象館として推薦していただき二次選考まで残っていました。残念ながら最終選考には残れませんでしたが、最終選考に残った4館は、それぞれ独自の活動や業務のノウハウの蓄積を、データベースの構築やネットなどで積極的に発信し、図書館界全体の発展に貢献していて、当館はその活動においては足元にも及ばないと感じました。

特に同じ専門図書館である大阪のエルライブラリーの精力的な活動は、選考対象館の8分間のプレゼンには収まりきらないほど多彩で、専門図書館界の牽引車的存在であり、ぜひ多くの人に応援して頂きたい図書館です。惜しくも大賞には選ばれませんでしたが、エルライブラリーが専門図書館の代表として最終選考に残り、それを会場で応援できたことを大変嬉しく思いました。(エルライブラリー公式サイト

Library of the Year 2016優秀賞のエルライブラリー

 

■年末年始休館のお知らせ■

平成28年12月27日(火)より平成29年1月10日(火)まで

年末年始のため休館とさせていただきます

平成29年1月11日(水)より通常開館いたします

 

当館のカレンダーは以下のURLをご覧ください。

http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/16_17calendar.pdf

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