『松竹第一主義 松竹映画の100年』資料返却ご報告

お早うございます。松竹大谷図書館の武藤祥子です。

 

プロジェクト開始から2週間がすぎましたが、シルバーウイーク連休中もご支援が絶えることなく、現在93人の方から合わせて1,229,000円のご支援を頂き、目標金額の49％に達することができました！皆様、本当にありがとうございます！！

 

心温まる応援コメントや、スタッフへの労いのお言葉も頂戴しまして、大変嬉しく拝読しております。ご支援頂いた方へのお礼のご連絡は、例年通り個別にREADYFORのメッセージ機能でお送りしておりますので、どうぞよろしくお願い致します！これからまだまだプロジェクトは続きますが、ゴール目指してスタッフ一同頑張ってまいりますので、引き続き応援のほど宜しくお願い申し上げます！

 

さて、2020年7月7日(火)－2020年8月30日(日)に開催された国立映画アーカイブの企画展『松竹第一主義 松竹映画の100年』に、当館から展示提供した資料が戻ってまいりました。

 

▼資料貸出作業のご報告はこちら
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan8/announcements/137233

▼展示観覧ご報告はこちら
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan8/announcements/139139

 

 

貸出の時と同様に、国立映画アーカイブから展示・資料室の特定研究員の方がいらして、資料の特徴や、経年による汚れや劣化部分を、貸出の際に記載した専用のチェックシートを参照しながら、貸出したときと状態が変わっていないか、資料を一点ずつ丁寧に確認します。

 

 

 

 
写真が貼り込んである資料は、浜田辰雄と共に『秋刀魚の味』の美術を担当した荻原重夫の美術関連資料スクラップです。データで提供した大谷竹次郎の肖像写真もパネルになって戻ってきました。

 

『松竹社報』第18号、京都明治座『島の女』上映プログラムも戻ってまいりました。

 

松竹キネマ研究所第一回作品『路上の霊魂』の検閲台本です。

 

『7人』は松竹大船撮影所演出課7人の会発行のシナリオ集です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大で大変な時期に準備を着々と進められ、感染防止対策に取り組みながら、企画展及び上映会を開催された国立映画アーカイブの皆様のご尽力に頭が下がります。素晴らしい展示を開催して下さった関係者の皆様に、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。