現在までの【第9弾】プロジェクトのご報告
お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
昨秋、皆様から多くのご支援を頂いた当プロジェクト「【第9弾】演劇史を紐解く、歌舞伎座の絵本番付と筋書を後世へ。」を実行してから早くも1年が経ちました。改めて皆様の厚いご支援に心より感謝申し上げます。ご支援により進めている【歌舞伎座の絵本番付と筋書】のデジタル化については、引き続きこの【第9弾】で進捗をご報告してまいりますが、ここで現在までの当プロジェクトのまとめをご報告致します。
■リターンについて■
ご支援へのお礼であるリターンに関しては、文庫本カバーの発送やお名入れなどの各作業を完了しております。
○サンクスメール(2020年11月3日完了)
○4月報告書の送付(2021年4月30日完了)
○支援者のお名前の掲載(2020年12月24日完了)
【支援者のお名前を、松竹大谷図書館HPに掲載いたしました】2020年12月24日
○文庫本カバーの発送(2020年12月18日完了)
【お礼の文庫本カバーの発送が完了いたしました!】2020年12月18日
○台本カバーへのお名入れ(2021年4月30日完了)
【台本カバーへのお名入れ作業完了!】2021年4月30日
○見学会の開催(2020年11月26日開催)
【ニューズレター12月号&見学会を開催致しました】2020年12月10日
もし、まだ当館へご連絡を頂いていない方で、リターンに関するご希望のある方は、ぜひ一度ご連絡下さい。
1万円以上ご支援いただいた方のうち、まだご希望を伺っていない方で、台本カバーへお名入れをご希望される方は、当館までメッセージかお電話でご連絡下さい。引き続きご希望をお伺いいたします。以下の作品リストより、ご支援1口につき1作品をお選びいただき、記載するお名前のご希望とともにご連絡下さい。
※他の方のお名前が、既にご希望の台本カバーに記載されている場合、記載の順番がご支援日順と異なる可能性があります。
▼作品リストはこちらをご覧ください(PDF)
【映画台本】
【歌舞伎・新派・松竹新喜劇台本】
【男はつらいよ】
これまでにお名前を記載した台本カバー
5万円をご支援頂いた方で、見学会当日おいでになれなかった方には、ご予約制の図書館ガイドツアーご招待券をお送りしましたが、現在もコロナ禍によりご来館が難しい状況が続いております。そこで、感染状況が落ち着ついた時期にガイドツアーをご希望される方は、お電話でお問い合わせ下さい。
さて、改めて皆様からのご支援により【第9弾】で実現したことについてご報告致します。
■戦前【歌舞伎座絵本番付と筋書】のデジタル化■
当プロジェクトでは、目標額を大きく超えてご支援を頂いたので、予定していた筋書の合本を解体して撮影する他に、重複分としてバラで保存していた309冊(6,644カット)の筋書の撮影も追加する事が出来ました。同じ筋書でも、広告ページが違っていたり、表紙に押してある案内所のハンコが違っていたり、合本製本の際にカットされてしまった部分が残っている場合などがあり、比較する事で当時の様々な状況を知る事が出来ます。そのため重複分も含めてデジタル化しておくと、アーカイブがさらに充実し、得られる情報も増えます。現在、デジタル撮影の作業を立命館大学アート・リサーチセンターで進めて頂いています。今後アーカイブの公開までしばらくお時間を頂きますが、楽しみにお待ちください。
■歌舞伎座の【絵本番付】と【筋書】に関する新着情報まとめ■
【第9弾プロジェクト始動のご挨拶&お知らせ】2020年09月08日
【歌舞伎美人連載「筋書いまむかし」で第9弾を紹介して頂きました】2020年09月11日
【歌舞伎座の【筋書・絵本番付】のデザインの文庫本カバーご紹介】2020年09月24日
【講座「芝居に縁の深い中央区、番付と筋書の今と昔」ご報告】2020年09月30日
【歌舞伎美人連載「筋書いまむかし その弐」が公開されました】2020年10月09日
【歌舞伎座の筋書の表紙について】2020年10月12日
【「筋書いまむかし その参」公開のお知らせ】2020年11月05日
【歌舞伎座筋書を立命館ARCに搬出いたしました】2021年03月26日
【ARCで解体作業の動画を公開して頂きました】2021年03月29日
筋書搬出のための準備作業と立命館ARCでの筋書合本解体作業
■電動書架1ブロック分基板交換■
部品のメンテナンス期間が終了し、経年劣化が進んだ電動移動書架の基板について、本年度は最後の1ブロック分(8台)の移動書架の基板を新しいものに交換しました。これで、48台全ての台車の基板交換が終了しました。
【今年の書架修理ご報告】2020年9月14日
電動移動書架の基板交換作業
■消耗品の購入■
その他には、主に新型コロナウイルス感染防止対策用に購入した消耗品の費用に充てさせて頂きました。静音型のサーキュレーター2台、閲覧室用抗菌折り畳み椅子、非接触型体温計、段ボールパーテーション、ビニールシート、テーブルマット、消毒用アルコール、洗剤、清掃用クロスなど、時期によっては品不足で高騰していたものもあり、なるべく手作りなどで費用を圧縮しましたが、コロナ禍において活動するために不可欠な消耗品もご支援により購入でき、スタッフも安心して働く事が出来ました。
ご支援により購入したサーキュレーターとテーブルマット
以上、プロジェクトの詳細なご報告は4月末にメッセージで送信いたしました報告書PDFをご覧ください。
■お知らせ!【第10弾】予告■
そして当館は、今年も2021年9月7日(火)より「【第10弾】歌舞伎や映画、フィルムがつないだ文化を遺す。」に挑戦致します!
今回、【第10弾】プロジェクトでは、ご支援により当館が書庫内で管理している90本の経年劣化した【映画フィルム】の状態調査を行い、フィルムの劣化を早めてしまう古いフィルム缶から新しい保存用のフィルム缶へ入れ替えるなど保存状況の改善を目指します。そして、これらの作業をステップにして、いずれは当館にしか無い貴重なフィルムに関しては補修やデジタル化という次のステップに進み、歌舞伎をはじめとする近代日本演劇そして日本を代表する映画の製作や興行を担ってきた松竹の歴史をひもとく手掛かりにしたいと考えています。
是非【第10弾】も、当館の活動をいつも見守りそして応援してくださる皆様に、再度お力をお貸しいただければ幸いです。