馬事学院の入学式

4月9日に馬事学院の入学式に来賓として出席させていただきました！

高等学院と専門学院合わせて74名もの新入生と親御様、関係者の方々がご出席されました。
スピーチの順番が山武市の松下市長、明篷館高等学校の日野校長、そして最後に私でした。
私が行ってきた活動などをお話しして、生徒さん達に少しでも刺激になってもらえればとの想いで臨んだのですが、先にスピーチをされた松下市長と日野校長は、さすがとしか言いようがないほどの内容だったため、直前で急激に緊張して心臓の音が聞こえるほどにドキドキしてしまいました。
いざ壇上に上がると、今までに経験したことのない多くの視線が私に集まったことで、さらに緊張感が高まりました。
通常であれば頭が真っ白になってしまうような状況なのですが、ふと今まで肥育場から保護してきた馬たちの顔が思い浮かびました。
その経験をしっかりと伝えることが私の役目ではないかと思えた途端、緊張が和らぎました。

スピーチの時にも話はしましたが、馬は本当に不思議な存在だと改めて感じました。
そして保護した馬たちや様々な形で協力してくれださる方々のおかげで、私自身も成長できているのだと実感しました。
リタッチのツアーで好きに話をするのとは違い、与えられた5分間の中でいかに新しい知識を伝えられるかと言うことが重要だったので、まとめてきた原稿の通りにスピーチをさせていただきましたが、今後生徒さん達とも話す機会があるときには、いろいろな質問や疑問などにもしっかりと答えられるようになりたいと思いました。

今回のことをきっかけに講演会とまではいかずとも、公民館などの小さな場所で保護活動に興味がある方、競馬界のことや牧場関係者のことについても関心を持っている方々とお話が出来るような機会も作っていきたいと思いました。
そして、依頼があれば話をしに行ったりもしたいです。

私の根底にあるのは引退場保護活動の輪を広めることで、救える馬を1頭でも多く増やすことです。
そのため、自分自身でいろいろなことに挑戦をして保護活動を広められるようにしていきたいです。

馬事学院は日本トップクラスの馬の学校であり、そのような大きな場所で5分間のスピーチ依頼を受けたことは大変名誉なことであり、私の今後の人生において、とても貴重な体験となりました。
このようなご縁を繋いでくれた関係者の皆様には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。


私の今までの活動記録をまとめた著書もよろしくお願い致します。
Retouch STORE
または
https://retouch-uma.stores.jp/

※retouchのサイトでご購入いただいた収益は保護活動に充てられ、馬達のブロマイドも特典として付きます。(他のサイトでは収益金とブロマイドは適用されません)