殺処分されてしまう引退馬に生きる道を。肥育場の馬たちを救い出したい

殺処分されてしまう引退馬に生きる道を。肥育場の馬たちを救い出したい

支援総額

14,422,000

目標金額 6,300,000円

支援者
1,263人
募集終了日
2021年5月28日

    https://readyfor.jp/projects/panther01?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

支援者の皆様へ

〜達成のお礼と今後の目標について〜

 

この度は多くの方々からのご支援により、4月17日(土)に、当初掲げた630万円という目標を早くも達成することができました。

 

わずか17日間での到達にとても驚いております。心より厚く御礼申し上げます。

それと同時に、これほどまでに馬を愛している方がたくさんいらっしゃるという事実に大きな喜びを感じている次第です。本当に嬉しいです、ありがとうございました!
 
この企画を立ち上げるまでに多くの関係者様にご協力いただき、また、プロジェクトが始まってからはこんなにもたくさんの支援者様に支えていただけて感謝の気持ちで一杯です。コメントも温かいお言葉ばかりで励みになっております。
 
サラブレッドの引退後の正式な統計はなく、色々と調べてもおおよその数字でしかありませんが、毎年7000頭以上が生まれ、それと同じくらいの馬が行方不明になっているという説もあります。これだけの馬をみんな救うことは現実的に考えて非常に困難ですし、今回保護できる馬達も氷山の一角でしかありません。


しかし、この企画をきっかけとして支援者様や見学に来られた方が保護した馬と出会い、その人生に大きな影響を与えるかもしれません。多くの人の目に留まることにより、引退馬の引き取り希望者が現れ、家族や仲間として迎え入れてくれるようなことがあれば、馬だけでなく人も幸せになれると思います。


そして、その話がさらに広まり、また新たに引き取りたいという方が現れたら、より一層多くの馬たちを救えます。このような嬉しい連鎖が広がり、たくさんの馬たちを救っていけるよう活動を続けていきたいと思います。
 
ページに記載の通り、目標達成以降は「100万円ごとに1頭救う」ことを目標としています。
第一目標に満足せず、想定していた倍の12頭を保護するためにネクストゴールを1230万円に設定しました。


困難な道のりかもしれませんが、これからも頑張って活動していきますので温かく見守っていただけると幸いです。今後ともよろしくお願い致します!

 

追記:2020年4月19日

林由真

 

 

 

はじめに

〜クラウドファンディングへの挑戦〜

 

はじめまして。
地方競馬で馬主をしております、林由真と申します。

私は2年前から引退競走馬の保護活動を続けておりますが、本格的に保護活動を始めるきっかけとなったのは、愛馬の「フロリダパンサーの事故」でした。

2年前の笠松競馬場で大きなレースに出走することになったフロリダパンサー。埼玉から応援に駆けつけましたが、そのレース中の事故でパンサーは大怪我を負い、安楽死させなくてはいけない状況に追い込まれました。
 


獣医さんからも「馬が苦しむだけだから安楽死させるしかない」と言われましたが、痛みに耐えながら立っているパンサーの目を見たときにどうしても諦めきれず、どうにか助けてやれないかと、外部で知り得る限りの人に連絡をし続けました。現場の関係者から「助からないから早く諦めろ」と言われながらも、怒りと悲しみの中で悔し涙を流しながら、知り得る限りの人に電話をかけ続けました。

そして、30分以上かけて奇跡的にFacebookの友達の紹介で、千葉県にある馬事学院さんが引き受けてくれることになりました。3本脚だけで立っていることも大変な上に、激痛がずっと続いている状態でしたが、笠松競馬場から千葉までの長距離輸送をなんとか乗り越え、馬事学院さんでの長い長い治療生活がスタートしました。
 


馬事学院に到着したフロリダパンサー号。
パンサーの目には涙が‥


2019年2月19日 馬事学院に到着し獣医さんの指示のもと治療にあたるスタッフ&学生たち


この状況は、馬の運動や散歩はもちろんできません。厩舎で過ごすだけでも難しい状況です。

この写真の状況からもわかるように、たくさんの馬を見てきた野口代表からも、「非常に厳しい状態なのは確か、できる限りのことは尽くしますが……」と言われるほど、パンサーの状況はかなり深刻でしたが、獣医さんや馬事学院のスタッフ、学生さん達の賢明なケアにより、少しずつ歩けるようになり、そして何よりもパンサー自身の「死んでたまるか!」という強い気持ちと、人間を信頼して治療をしっかり受け入れてくれた状況など、本当に様々な状況下で「奇跡」が起こりました。人も馬もお互いに『諦めない!』。その結果そのものです。
 


2年後のフロリダパンサーの様子/2021年2~3月の撮影


このパンサーに会うたびに「諦めないで良かった」と思います。
この出来事がきっかけで「諦めなければ、もっと救える命があるはず」と、強く確信し、本格的に引退馬保護活動に取り組んでいこうという強い決意が生まれてきたのです。


この度のクラウドファンディングでは、引退競走馬が「殺処分」されてしまう最終局面ともいえる「肥育場(馬肉に加工される直前の馬たちが過ごす場所」の馬たちを救い出します。

1頭でも多く救い出し、救い出した馬たちに新しい馬生を送らせてあげたいです。
どうか皆様からの応援を、よろしくお願いいたします。

 

目次

 

 

挑戦のきっかけ:
全国を回る中で見つけた引退競走馬の最終局面

 

私は馬主になる前まで、引退した競走馬は、みんな乗馬クラブや観光牧場に行くと思っていました。
しかし、ほとんどの馬が行方不明になってしまうという現実を知り、「せめて自分の馬だけでも引退後の道を見つけてあげたい」と思い、2年ほど前から引退馬保護活動を始めました。

 

保護した引退馬を飼育できる環境を見つけるため、日本全国を探し回り、色々な方と出会いました。良いことも悪いことも経験し、現在では10頭以上の馬を救うことができました。「これからも馬と人のために頑張っていこう」との想いで活動を続けています。

 

photo by 武重 到

 

全国さまざまな環境を目にしてきた中で、一番印象に残っているのは「肥育場」でした。

肥育場とは、馬肉に加工する工場に連れて行く前に、太らせるための牧場です。


引退した競走馬の処遇について、大勢の人が「処分される」と言いますが、実際にはどのように処分されてしまうのかまでは知らない人が大半です。インターネットで検索しても、詳細な情報は全く見つかりません。

 

引退する理由もさまざまで「怪我、成績が悪い、気性が悪い、高齢のため乗馬クラブなどで仕事ができなくなった」などです。昨今は競馬界が異常なバブルで馬が溢れかえっているため、そのような理由で肥育場に来る馬が非常に増えているのが現状です。

 


競走馬は余分な脂肪が少なく、硬い筋肉がほとんどです。そのため肥育場では、引退後の競走馬に安くてカロリーの高い物を食べさせ続け、馬房にたくさんの馬を詰め込んで運動をさせずに太らせます。そして、頃合いを見てから工場に出荷されていき、私達人間の前に馬肉として提供されたり、動物園にエサとして卸されたりします。

 

「引退後に行き先がないから困っている」という馬でも、乗馬クラブや観光施設に引き取られて命が助かる可能性があります。しかし、肥育場にいる子達は近いうちに馬肉にされていることが確定しており、本当の最終局面にいるのです。

 

この、肥育場にいる馬たちを、なんとかして救うことはできないのだろうか。

そう思ったことが、このプロジェクトの出発点です。

 

 

 

肥育場の現状:
もどかしさとやるせなさに溢れた場所

 

今回のプロジェクトについて準備を進めていく中で、ある肥育場の方とお話をさせていただく機会があり、その方に「なぜこのネット社会で肥育場に関しては全く情報が出ないのでしょうか?」と尋ねたところ、「関係者達がお互いを守るために協力して、極秘に運営されているから」とのことでした。


「馬を太らせて食用の肉にする場所」というだけで、動物の命を絶たなくてはいけない仕事をされている方々に対して、心無い攻撃をする人はたくさんいます。1度でも情報が出てしまえば、牧場や工場が破壊されることもあり、働いている方やそのご家族にまで危害が及ぶことも考えられるそうです。

 

また、肥育場で働く方のお話を聞いている中で、「肥育場の方も心を痛めながら仕事をしている」ということを強く実感しました。


牧場の隅に大量の馬具が置いてあり、お聞きしたところ「せめて最後に生きていた証を残してやりたくて置いてるんだ。意味がないってわかってるんだけど、捨てられなくてね…」と仰っていたことが未だに忘れられません。

 


その牧場には、目を輝かせながら私に撫でてほしそうに顔を出してくる馬が2頭ほどいました。
厳しい環境に置かれ、近いうちに工場へ連れて行かれることが決まっていることを知らずに人と仲良くしたがっている子を見て、私はただ時間の許す限り撫でてあげることしかできませんでした…。


おそらく、その子たちはもうこの世にはいないでしょう。
見学をさせてもらい、お話を聞かせてもらった後、何もできないことが本当に悔しくてなりませんでした。


 

肥育場で過ごしている馬たちがいるという現状。

そして、心を痛めながら肥育場で働いている方々がいるという現状。

 

この現状を少しでも多くの人に伝えたい。

そして、現状に一石を投じるべく、私にできることは何か…。

 

考えあぐねた先で、たどり着いたのが、クラウドファンディングを通して多くの方々へ応援を呼びかけ、同時に肥育場の現状を伝えるという方法です。

 

 

実施に向けた歩み:
肥育場の馬たちを救い出すために必要なこと

 

クラウドファンディング実施にあたり、まずは1頭でも肥育場から救い出して生きるための道を作ってあげられないものかと考えてプロジェクトの検討を進めましたが、馬の飼育には特別な条件があることに加え、仮に20年生きるとしたら最低でも2000万円以上が必要になります。

 

 

私個人がすぐに準備できる金額ではないため、肥育場から馬を購入できたとしても、その先に「馬たちを引き受けてセカンドステージへと送り出してくれる環境と施設を持った方」のご協力を得られなければ、結果として馬を救うことはできません。

 

肥育場の馬を救うという計画のためには

①肥育場の方の理解

引き受けてセカンドステージへと送り出してくれる環境と施設を持った方

この活動に賛同し応援してくれる方々

この方々からのご協力がすべてそろうことが何よりも大切です。

 

肥育場の方

 

まずは、肥育場の方のご理解を得ること。

 

今回のお話を聞かせていただいた肥育場で働く方と紹介者の方から、「絶対に場所が特定されないように」という条件付きで、この度のクラウドファンディング挑戦の許可をいただくことができました。

 

■肥育場の方からいただいたメッセージ

 

知人から紹介したい人がいると言われて、牧場に来たのが林さんでした。
「ここから馬を買い取って乗用馬として生きる道を作ってあげたい」と言われた時は驚きました。


肥育場の存在が公になることは危険が伴うことであり、私達家族だけでなく、同業者やその家族、馬主、調教師にまで迷惑がかかる可能性があります。そんな危険を冒してまで協力はできないと思いましたが、せっかく埼玉から自分に会うために来てくれたので、話だけは聞こうと思いました。


話を聞いているうちに、林さんは本当に馬を大事にしたいという気持ちで行動していることがわかりました。「場所、名前、馬主名の詮索、をすべて非公開にする」ということを条件に協力させてもらうことにしました。
 

代々受け継いで来た仕事ですが、未だに工場へ連れて行かれる時は心が痛みます。

私個人でも救ってあげたい子も何頭もいました。


今回の林さんからの提案は、私にとっても夢のある話です。
できる限り協力していきたいと思います。

 

 

引き受けてセカンドステージへと送り出してくれる環境と施設を持った方

 

次に、「引き受けてセカンドステージへと送り出してくれる環境と施設を持った方」のご協力を得ること。

 

購入した馬たちは、千葉県八街市にある馬事学院(バジガク)さんのご厚意により、全面的にご協力いただき、受け入れていただくことが決まりました。十分な休養をとった上で乗馬クラブや観光施設など、しっかりとそれぞれのセカンドキャリアを歩めるように面倒を見てくださります。

 

■野口 佳槻氏/株式会社馬事学院 代表取締役

 

プロフィール:東関東馬事専門学院・東関東馬事高等学院・東関東ジュニアホースクラブを運営する株式会社馬事学院の代表取締役。『引退馬の森』を運営する株式会社バジガクホールディングスの代表取締役。

 

2020/5/24 追記:本プロジェクトに向け、動画メッセージをいただいております。詳細はこちらから!

 

㈱馬事学院の野口佳槻です。皆さんもご存じの方も多いと思いますが、当社では馬社会での活躍を目指す若手の人材育成を行っており、東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院を運営しております。一般の乗馬クラブとは違い、馬社会を目指す若手人材育成を主体として取り組むため、おとなしい馬や安全な馬だけでなく、比較的年齢の若い競走馬上がりのやんちゃな元気な馬や、また馬体に疾患や怪我等があったとしてもそれらを治療し管理していくプロセスそのものが馬を扱うための授業となったもします。

 

そういう意味では、今回、林さんを通じて肥育場から引き取った馬を、そうした学生たちの教材的な要素として管理させて頂けることは、当然ながら馬の為でもあり、また一方で生徒たちのためにもなります。

 

このようなシステムが既に構築されている環境の中で、当社としてできることはしっかりサポートしていき、引退馬支援活動に寄与していければと願います。

 

 

 

活動に賛同し応援してくれる方々

 

最後に、「この活動に賛同し応援してくれる方々」です。

お世話になっている病院の先生や調教師の知人から、プロジェクトに向けた応援メッセージをいただきました。

 

■下村エリザベス氏/ホースガーデンちゅらん

 

 

林さん、この度はクラウドファンディングへの初挑戦おめでとうございます!

下村家一同、心から声援をお送り致します!

 

私が初めて林さんの存在を知ったのは、バジガクさんでフロリダパンサーが順調に回復しているという投稿を拝見した時でした。ちょうどその頃、職場だった観光牧場がコロナウィルスの影響で閉鎖され、毎日世話していた動物たちと突然の別れが訪れた時でした。動物たちを引き取ることができなかった喪失感で押しつぶされていた時に、偶然パンサーの投稿を目にしました。私はその内容に大きく動かされ、林さんの過去の投稿を遡って読んでいきました。


林さんの愛馬たちに対する愛情や責任感は私が抱いていた競走馬主のイメージと全く異なり、私が生涯かけてやり遂げたいのはこのような保護活動であり、それは決して不可能なことではないのだと大きな自信を持たせてくれました。

 

このようなきっかけで林さんの活動に賛同し、目標ができたことによって沖縄初の養老牧場ホースガーデンちゅらんは完成しました。家族一丸となってゼロから牧場を作りあげたことで、一頭でも多くの馬を助けたい気持ちが一層強いものになりましたし、家族で同じ目標に向かってここまで頑張れたことにも林さんの後押しがあったからであり、心から感謝しております。

 

そして今回、遂に林さんご自身も活動を広げるための挑戦が始まりますが、林さんの馬に対する愛情、熱意、そして人脈で必ず多くの馬の命を繋いでいくと信じています。ホースガーデンちゅらんも友人としてできる限りお手伝いし、今後のご活動を心から応援し、大きく発展していくことを祈っています。
 

馬たちのために全力で頑張ってください!

 



■大津 剛氏/船橋競馬場 調教師補佐

 

 

私は馬が大好きで毎日馬と関わることができる今の仕事は天職だと思っております。
しかし、引退馬の多くは行方不明となってしまうのが現実です。
成績不振や怪我で厩舎を出て行く子、レース中に大怪我をして安楽死処分される子達をたくさん見てきました。
競馬の世界にいる限りは避けては通れない道ですが、その場に立ち会う時はいつも胸が締め付けられます。

林さんとはフロリダパンサーがきっかけでお会いしました。
保護活動を積極的に行っている方ですが、今回のクラウドファンディングの内容は驚きました。
ブラックボックスの中から再び光の世界へ連れ戻し、生きる道を作ってあげる。
とても希望に満ちた企画だと思いました。
多くの方に賛同していただき、この活動をきっかけにさらに多くの方が引退馬保護活動に関心を持っていただけたらと思っております。

 

 

さらにありがたいことに、引退馬の保護活動を2年間続け、フェイスブックやツイッターに発信し続けてきたことで、今では「馬が大好きで、私でも何かできることをしたいと思っているのですが、自分に何ができるのかわからないので悩んでいます」「林さんが馬のための事業をするのであれば、応援させてほしい」といった多くの応援コメントや相談が寄せられています。

 

「馬を救い出す」「引き受けてくれる」この大きな大きな橋がかかったことで、下準備は整いました。

今回、皆様からいただいたご支援で、ご協力いただく肥育場から6頭の馬を購入させていただきます。

 

このプロジェクトへのご参加を通して、あなたから「この活動に賛同し応援する」最後の大きな橋を架けていただけることを心から願っています。

 

 

活動のこれから:
「みんなで考えられる」引退馬支援へ

 

たくさんの馬に関わる人と出会い、見て感じてきたことで、自分の養老牧場を持ちたいと思うようになりました。今はその夢に向かって準備を始めています。

 


きっかけの一つは、SNS上で繋がった方々から寄せられた、たくさんの相談でした。中でも多いのは「保護活動をしたいのですが、私に何ができるのかわからない」「ちゃんと馬のために使われているのか不安」「お金を出すことしかできずにもどかしい」という相談です。


引退競走馬のために支援をしてくれるような素晴らしい方々が、もどかしさや不安を抱えて支援していること、「保護活動を楽しんでいない方が多い」ことを残念に感じました。支援者の方が「自分が助けた馬を身近に感じて楽しんでもらえるような支援の形ができたら」と思いました。


そのために保護した馬との触れ合いイベントや遠方の方にも楽しんでいただける動画配信など、色々と計画中です。

 

牧場が立ち上がるまでに何年かかるかわかりませんが、夢が叶った際には新しい引退馬支援の形を「みんなで考えられる牧場」を作りたいと思っています。

 

 

 

注意事項

 

− プロジェクトの資金使途

 

①殺処分予定の馬の購入代金/6頭×50万円 計300万円
②輸送費/6頭×10万円 計60万円
③6ヶ月間の馬の管理費持ち出し費用/6頭×25万円 計150万円

詳細:1ヶ月あたりの馬の管理費について1ヶ月10万円
内訳:飼料代2万5千円、装蹄代9千円、獣医治療代3千円、敷料代1万1千円、施設利用料4万円、諸経費1万2千円

④その他、諸経費(現地までの交通費・通信費等)計2万1千900円
⑤READYFORサービス手数料 支援総額より17.0%+税

 

※本プロジェクトはいただいたご支援で2021年12月末日までに林由真が肥育場より馬を購入、馬事学院まで運搬ののち馬事学院でリトレーニングまで遂行したことをもって実施完了となります。保護した馬は株式会社 馬事学院が責任をもって受け入れ、およそ半年間のリトレーニング期間を経て乗馬クラブや牧場などに譲渡します。

 

※馬事学院さんでの若手人材育成の教材としての役目も担ってくれている所から、スタッフ等の人件費は含んでおりません。


※リトレーニング後に乗馬クラブや観光牧場等に1頭あたり35万円での売買譲渡を前提としているため1頭あたり6ヶ月間馬の管理費60万円から売買譲渡金額を差し引き、持ち出し分の25万円を計上しています。

 

※仮に、リトレーニング期間を経過した馬が、やむを得ない事情により譲渡先が見つからない場合は、一旦、馬事学院さんにてその馬たちを受け入れ(管理費用等は馬事学院さんが負担)引き続き、譲渡先を見つけていただきます。

 

※第一目標金額達成後は「100万円ごとに1頭ずつ保護」していきます。馬事学院さんのご協力により、最大10頭までの受け入れが可能です。
 

. . . . .

 

− 保護した馬の譲渡先について

 

保護した馬は、原則として馬の移動に添付される健康手帳(母子手帳のような存在)の添付はありません。したがって馬名(競走馬名)、父母名、生年月日は不明となります。また、旧馬主・調教師ならびに肥育場の方々の情報を担保するためにも、これらの情報は一旦リセットされ、保護した段階で新規に健康手帳を作成する事としますので、ご理解ください。

 

※年齢については、馬匹管理上必要な情報となりますので、可能な範囲で推定表記に努めます。

 

. . . . .

 

− 売買譲渡先の選別について

 

保護させて頂いた馬は、原則として馬事学院さんで約6ヶ月間のリトレーニングの期間を経て、観光牧場や乗馬クラブ・個人など第3者へ売買譲渡される予定です。売買譲渡については、受け入れから3ヶ月が経過した以降、その馬の状態により35万円前後でホームページにより受け入れ先を募集いたします。通常の乗馬流通相場からすると低価格ではありますが、原則として『①譲渡から6ヶ月間の移動は禁止②譲渡から6ヶ月間の第3者への転売禁止③原則としてマイクロチップでの生体情報の読み取りならびにそれの公開を禁止』等の条件付きでの売買譲渡となりますのでご理解ください。

 

. . . . .

 

− 売買譲渡先の公開について

 

売買譲渡先が決定した際には、譲渡先の事情等も考慮し支援者の皆様に公開できる譲渡先の情報としては『①時期②都道府県③業種』のみとさせていただき、その他の情報(行き先等の詳細)については、譲渡先の判断に委ねることと致します。

 

. . . . .

 

− 譲渡先が見つからない場合

 

万が一、保護させて頂いた馬の譲渡先が見つからない場合は、7ヶ月目以降~譲渡先が決まるまでの間、一切の馬匹管理経費を馬事学院さんにご負担いただき、譲渡先を探してくださります。

 

. . . . .

 

− 保護させていただいた馬の面会

 

保護させていただいた馬は、千葉県八街市の馬事学院さんで飼養しています。原則として一般的な見学等は実施していません。ファンディングの支援種類のリターンにてご選択ください。

 

. . . . .

 

− 免責事項

 

当プロジェクトでは、殺処分が決定し肥育場で過ごす馬たちを救い出し、乗馬用として活躍できるよう再調教(リトレーニング)を行い、譲渡先を探すことを目的としていますが、保護した馬の輸送から飼養中、さらに譲渡までの間に『疾病や怪我・事故ならびにその他、何らかの理由により死亡または予後不良(安楽死)となるリスク』がございますことをご理解ください。その場合は当プロジェクトの目的を達成できない可能性がありますが、このような場合にも返金は致しかねますので予めご了承ください。また、譲渡後もその馬たちが、最大限余生を全うできる状況を考え譲渡先を考慮しますが、譲渡後の行き先については当プロジェクトで保証するものではありませんことをご理解願います。

 

 


 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/panther01?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

はじめまして、林 由真(はやし よしまさ)と申します。 競走馬が引退した後はみんな乗馬になると思っていましたが、実際にはほとんどの馬が行方不明(馬肉)になっていることを知りました。 理由は様々ですが、馬を飼育するためには専門知識、広い土地、役所からの認可、近隣住民の理解など様々な課題があるため、特定の場所でしか飼育することができません。 さらに引退後から20年間生きたとすると、かかる費用は2000万円以上になります。 そのような理由から、最後まで寿命を全うできる馬はほとんどいません。 1頭でも多くの馬が安心して余生を過ごせるように、私なりにできること行ってきましたが、個人では限界がありました。 なので、馬好きで保護活動にも関心のある方々のお力を借りて「みんなで保護活動をしたい」と思いました。 よろしくお願い致します。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/panther01?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

申込数
779
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。

申込数
405
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

3,000


【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

申込数
779
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。

申込数
405
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

はじめまして、林 由真(はやし よしまさ)と申します。 競走馬が引退した後はみんな乗馬になると思っていましたが、実際にはほとんどの馬が行方不明(馬肉)になっていることを知りました。 理由は様々ですが、馬を飼育するためには専門知識、広い土地、役所からの認可、近隣住民の理解など様々な課題があるため、特定の場所でしか飼育することができません。 さらに引退後から20年間生きたとすると、かかる費用は2000万円以上になります。 そのような理由から、最後まで寿命を全うできる馬はほとんどいません。 1頭でも多くの馬が安心して余生を過ごせるように、私なりにできること行ってきましたが、個人では限界がありました。 なので、馬好きで保護活動にも関心のある方々のお力を借りて「みんなで保護活動をしたい」と思いました。 よろしくお願い致します。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る