【1期生をご紹介！】　北山雄大さん

おはようございます、PIECES共同設立者の斎です！

 

皆さまからのご支援のおかげで、開始6日目にして早くも目標の50％に到達しました。温かい応援メッセージも本当にありがとうございます。ただ、挑戦はまだまだ始まったばかりですので、気を緩めずに皆さんと共にチャレンジ終了まで走り続けていきたいと思います。

 

さて、今日から複数回にわたって、コミュニティユースワーカーの1期生として活動してきたメンバーをご紹介させていただきます。

多様な属性、多様な関心を持った個性豊かなメンバーに、このプログラムにどのようにして飛び込み、この半年間でどんな活動を進めてきたのかなどを、それぞれの言葉で語ってもらいました。

 

一人目は、大学3年生の北山雄大さんです。真剣さと遊び心をどっちも備えた雄大さんの、子どもたちにかける熱い想いを語ってくれました。

 

 

はじめまして、ＣＹＷ１期の北山雄大です！
普段は英文科を専攻している大学3年生です。

 

＜応募のきっかけ＞
大学2年生の頃から、中高生の支援を行うNPOでボランティアをさせてもらってきました。しかし、1年が経過したところで物足りなさを感じ始め、もっと他にやれることや自分がより成長できる場所があるのではないかと考えるようになりました。そんなときに出会ったのがPIECESでした。

それまで実際に関わったり見聞きしてきたNPOとは、対象となる子どもの多様さも、アプローチの方法も全く異なっており、自分にとって何か新しいものや価値を知るために飛び込んでみようと思ったのが最初のきっかけでした。

 

 

＜プログラムに参加してみて感じたこと＞
最初はまったく右も左も分からない状態でした。というのも、これまで接してきた子どもたちと比べ、関係が築けている感覚がなかなか得られなかったからです。自分から話しかけてもあれ？と思うことばかりで、彼らと会話も長く続かず、さらっと表面上で終わってしまうことがとても多かったです。

その後は、自分の認知やコミュニケーションパターンをプログラムを通して学びながら、自分を知ってもらう機会や関わる時間を徐々に増やしていったことで、関係が築けていった印象が強いです。
 

今は、関係を構築するのと同時に、子どもたちの可能性をもっともっと引き出せていけたらいいなと感じています。普段物静かな子でも好きなことに対して持っている情熱や知識は本当に強く尊敬できるほどです。その分彼ら彼女らから学ぶことがたくさんあり毎回毎回楽しく活動出来ています。
 

活動する中で自分の強い部分や弱い部分もたくさん見えてきました。その中で何が自分にできるのか？という問いをもちつつ、“彼らがやりたいと思えることは何か”を一緒に話しながら考えていくことを大事にしています。

 

 

＜ゲーム制作に関心を持つ高校生との関わり＞

彼は高校3年の男の子。本当は大学に進学したかったけれど、家庭の経済的な事情で進学は諦めざるを得ませんでした。

 

そんな彼はあるとき、大学に入れたらゲームを作ってみたり、作り方を人に教えるくらいになりたいと話してくれました。そこで、電子系の大学に通う大学院生に協力をしてもらい、ゲーム作りを一緒に体験していく機会を作ることにしました。

内容としては2週間に1回程度その大学院生と会って、実際のゲーム制作で使われているUnity というソフトを使ってゲーム制作の知識や具体的な方法を勉強します。

その他の日には、勉強会という形でその会で勉強したことの予習、復習や今後やってみたいことを自分達で実践するなどしています。

 

以前まで彼がやりたいこととしていたのはIT 系のことやゲーム制作という漠然としたものでした。ですが、大学院生と話をする中で音楽ゲームが作りたいという言葉が出てくるなど、以前よりも前向きな気持ちや姿勢が見られるようになってきたと感じられ、嬉しく思っています。

 

＜最後に一言＞

これからもコミュニティユースワーカーとして、しっかりと伴走していきたいと思います！