コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。インドの無償の学校からのヘルプ

ナマステ！（こんにちは！）

今日のスジャータ村は良いお天気で穏やかな日曜日です。

この時期、インドの建物は室内に暖房がなく、また酷暑期の対策で日が入らないように建てられているので寒いです。

そのため、学校の屋上で授業をするなど、人々は屋外で過ごす時間が増えます。私もゲストハウスの庭で事務仕事をします。

 

今朝、学校の寄宿舎で暮らしている子どもたちは校舎裏で育てている植物の手入れをしていました。

グアバ、サトウキビ、トマト、インドのホーリーバジル「トゥルシー」など果物、野菜、お花もハーブもいろいろと育っています。

 

 

プレマメッタスクールが繋げてくれる出逢い

 

私はプレマメッタスクールに関わることができたおかげで、いままで貴重な体験や出逢い、ご縁をいただいてきました。ロックダウンになっている今年も素晴らしい出逢いにがありました。

それは、新型コロナウイルスのパンデミックが始まる少し前の2月末から、ロックダウンになる直前の3月初めまでゲストハウスに2週間滞在し、プレマメッタの児童と一緒にショートムービーを制作しに来てくれた「旅するエンターテインメント集団LES WORLD」のメンバーとキャストの人たちです。

みんな10代後半、20代前半の若い人たちでした。社会や福祉に関心を持ち、自ら行動ができる優しくて頼もしい人たちです。

春のワークショップではプレマメッタの児童が彼らと一緒に歌い踊り、素晴らしいミュージカルムービーを完成させました。子どもたちのいきいきした笑顔と積極的に参加している姿に彼らの新しい一面をみせてもらいました。

 

この時の体験、思い出は子どもたちにとって宝物となっているのではないでしょうか。この日以来「ダンサーになりたい」「歌手になりたい」「女優になりたい」と夢を語る子どもが増えました。

 

学校とは勉強を教えるだけではなく、心身ともに成長していく手助けをする場であると考えています。私たちの小学校はナーサリークラス（4歳）から始まります。新しいことを学び、経験し、ものすごいスピードで吸収していきます。

そんな彼らに今後も様々なことに挑戦し、好きなことや、将来やりたいことが見つけられるようにと願っています。

その手助けができるように、私たち学校側は、勉強だけでなく、このような体験を今後も提供できるようにしていきたいです。

日本から来てくれる人たちには、児童と触れ合うことで、「日本の良い面」に改めて気が付くのではないかと思います。

例えば当たり前のように感じる義務教育が本当はとても有難いものであるとか、女性でも高等教育を受けれること、職を選択できること等。

 

プレマメッタスクールの児童だけでなく、ここで出逢う人々がお互いにとって、新しい発見があり、良い刺激を受けれる場所で在れるよう今後も精一杯努力していきます。

 

最後に、WSで完成したショートムービをぜひご覧ください。

子どもたちの元気がみなさまにも届きますように。

 

 

引き続き応援よろしくお願いします。