コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。インドの無償の学校からのヘルプ

ナマステ！（こんにちは！）

 

明日はいよいよクリスマスイブ、そして明後日はクリスマスです。

プレマメッタスクールでは25日のクリスマス会の準備で楽しく忙しいです。

そしていよいよ学校の再開準備もできそうです！！

 

子どもたちはクリスマス会ための飾りを作ったり、クリスマスツリーも写真をや本を参考にして作っています。創意工夫が素晴らしいですね！

 

私たち大人は特別な「クリスマス　ランチ」の食材調達やクリスマスプレゼントの準備をしています。

今年は本当に学校イベントは「何もできなかった」に等しく、児童たちも寂しがっていたので、イベントができることが嬉しく私たちも児童も準備に力が入ります。

 

ビハール州学校再開に向けて準備

 

12月18日のニュースでビハール州知事のNitish Kumar氏（ニティーシュ クマール）が来月1月4 日からシニアセクションとホステル（寄宿学校）を再開することを発表しました。ビハール州での「シニアセクション」とは16歳から18歳くらいの子が通う日本の「高等学校」になります。

記事によると15日間の観察後、順調であればその後に「シニアセクション（中学校）」が再開されるようです。幼稚園、小学校の再開も近いのではないかと期待できます。

参考記事：Bihar Schools To Reopen From Jan 4, 2021

 

インドの法律

 

インドの法律は連邦政府と州政府とあり、州政府の決定が優先されるため、すでにいくつかの州では学校が再開されています。ビハール州の隣のジャールカンドでもすでに今月からクラス10～12（13歳から15歳くらい）の学校も再開されています。学校再開の時期の違いもまた教育レベルに大きな差をうんでいます。

 

マスクの配布

 

連邦政府、州政府ともに各学校に「マスクを無料で配布する」としていますがこれは「公立学校」が受け取れるものであり、私立学校は含まれていません。裕福な家庭の子が通う私立学校は有料で配布するか、各家庭でマスクを用意できますが、私たちの学校は政府の認可がある小学校ですが無料で政府からマスクの支援を受け取ることはできず、かといって有料でマスクを配布することもできません。制服同様にマスクも無料で配布するための費用が必要になります。

 

ネクストゴール

 

現在、最初の目標を達成しネクストゴールを設定し挑戦しています。

ネクストゴールの目標は、舗装道路になる前に校庭の前にフェンス（塀）を建て、子どもたちが安全におもいっきり遊べるよにすることです。ですが、たとえネクストゴールの目標額に達成しなくても、違う方法を考えてフェンスは必ず設置すると決めています。私たちは大切なお子様を親御さんから預かっているのですから、児童を安全でない環境におくわけにはいきません。

子どもたちが安全な環境で安心して学べることと同じように親御さんが安心して学校に子どもを送り出せることも大切だからです。

もし、今回のネクストゴールの挑戦でフェンスを作る費用を集めることができ、さらにその上を目指せたら、マスクを配布した後、古くなったマスクを新しいマスクに取り替えてあげるなど出来ることが増えていきます。

 

 

欲張りで申し訳ありませんが、安心して学べる環境を作り学校を再開させるために、もう少し皆様のお力をお貸りしたく、どうぞ宜しくお願い致します。