コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。インドの無償の学校からのヘルプ

支援総額

3,009,000

目標金額 2,200,000円

支援者
309人
募集終了日
2021年1月21日

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プロジェクト本文

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【目標達成のお礼とネクストゴールについて】

 

みなさまからのご支援のおかげで、無事に目標を達成することができました。こんなに早くに100%に到達することができたのは、私の友人知人、このプロジェクトを知ってくださったみなさまが、まるで自分の事のように支援活動に参加し、協力してくれたおかげで!本当にありがとうございます!

 

おかげさまで、次の「ネクストゴール」に挑戦できることになりました。

 

最初の目標額は学校の運営資金として最低限必要な費用を見積もり設定しました。そのため、次の目標として「校庭と校舎の前にフェンスを設置するための資金」として280万円を設定させていただくことにしました。

 

プレマメッタスクールのすぐ前を通る、農道が政府により舗装されることになりました。実は、学校の前にフェンスを設置したいという願いは、2017年に挑戦したプロジェクトの「ネクストゴール」でも設定していました。

 

そして、①食堂②調理室改造③常駐スタッフの部屋④フェンス設置と設定し、目標金額には届きませんでしたが、プロジェクトが成立し、皆様からのご支援や他の方々からのご協力を得て、2020年までに  ①食堂②調理室改造③常駐スタッフの部屋 を完成させることができました。そのため、残りの「フェンス設置」を叶えるためにさらなる挑戦をさせていただきます。


実はロックダウン中のインドは土木建築工事が盛んになりました。今年の夏には、急に学校の前の道も舗装されることが決まり、道幅を広げる工事は終わっています。

 

この後にアスファルトの道になる工事が始まるのですが、今までの補足凸凹の道でもオートリキシャ、バイクのスピードが速く危険でしたが、広く舗装された道となるとさらにスピードが心配されます。また、今までは道幅が細いために大きな車やスクールバスが入れませんでしたが、舗装後は奥の村までもスクールバスが通るようになると聞いています。

 

校庭で児童が遊ぶ時は教師が見て注意を払っていますが、遊びに夢中になり道に飛び出す児童が多いため、校庭にフェンスが必要です。数年前に竹で設置したフェンスは車がぶつかりすぐに壊されてしまったので、今回はもっと丈夫なフェンスを設置したいです。

 

児童が安全に遊べるようにするために、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

2020年12月14日
百瀬 夕子 (プレマメッタスクール)

 

 

インドのビハール州ブッダガヤ、スジャータ村。

 

インドで最も貧しい地域とも言われるこの村で、約13年間、子どもたちに無償で学ぶ機会をつくってきました。

 

コロナ禍での長い学校閉鎖。開校以来初めてのことでした。

それが、もうじき終わりを迎えようとしています。

 

勉強することを楽しみにしていた子どもたちのために、教科書、教材などをしっかりと準備して迎えたい。今回のプロジェクトは、いままさに私たちに必要なヘルプです。

 

 

 

これまでの歩み

 

インドにある無償の小学校 Prema Metta Orphanage School Trust(以下「プレマメッタスクール」)の共同運営者の百瀬夕子と申します。

 

私たちの学校は、インドのビハール州ブッダガヤ、スジャータ村という小さな農村にあります。この地は仏教の聖地として有名ですが、インドで最も貧しい地域とも言われ、学校に行くことのできない子ども達が多くいます。貧しい家庭の子ども達が無償で学ぶことができるようにと、私の夫であり、この事業のパートナーでもあるアヌープ クマールが個人で約13年前に立ち上げました。以来、1人でも多くの子どもたちが勉強をする機会を得てほしいと願い活動を続けています。

 

学校を見学にきた僧侶のかたと
学校見学に訪れた仏教僧侶のかた。

 

プレマメッタスクールはインド政府から認定を受けた小学校です。クラスはナーサリーからクラス5までの7学年あります。これは日本でいう幼稚園と小学校にあたるものです。

 

このあたりはまだ、実際の誕生日がわからない子どもが多く、推定になりますが4歳から14歳までの子どもたちが学んでいます。インドは進級試験、卒業試験を合格しないと上の学級に進めないという事情や10歳頃から初めて学校に通いだす児童もいるため、在籍児童の年齢はまちまちです。

 

2019年に完成した2階校舎にはドミトリールームを2つ設けました。現在7名の子どもがここで勉強をするために、親元を離れ暮らしています。

 

誕生会では、みんなでケーキを。

 

私たちにとって学校とは、子どもが子どもらしくいられる場であること。学問だけではなく、共に遊び、お腹いっぱい食べ、助け合いや思いやりの心も学ぶ場であること。

 

卒業後も将来職に就くまで継続的にサポートしていくことで、「真っ直ぐな心を持ち続け生きる力」を携えた人間を育むことを目指しています。

 

 

 

お陰様で、前回のプロジェクトで学校がさらに充実しました。


2018年に初めてクラウドファンディングに挑戦し、たくさんの方のご協力のおかげで成功させることができました。


みなさまからのご支援とゲストハウスの利益から「食堂の設置」、「調理室の改装」、「寄宿舎兼常駐スタッフの部屋づくり」を進めることができました。

 

新しい食堂
拡張した調理室
寄宿舎(常駐スタッフの部屋)

 

また、海外からのご支援もいただき、自己資金と合わせて「教室の拡張」、「学校の増築」、「寄宿舎を建設」することができました。皆様のサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

2018年増築中
2019年 増築完了

 

 

ビニールシート1枚で始めた学校がこのように成長していけるのは皆様のご支援のおかげです 。

2012年の校舎と児童。当時はまだ制服もありませんでした。

 

 

コロナ禍で直面していること

 

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の流行で、世界各地でいままでに経験をしたことがないような困難な状況となっています。ここ、ブッダガヤも3月にインド全土のロックダウンが開始され、規制は緩和されつつも、現在もまだロックダウンは続いています。

 

ロックダウン当初、​​​​​スジャータ村はゲートを作り町から人が入れないようになっていた。
世界遺産マハボディー寺院の周りにも、観光客も誰もいない

 

私たちの住むビハール州は、全土ロックダウンより少し前に既に外出禁止令が出され、プレマメッタスクールも2020年3月7日の授業を最期に閉鎖され、現在も休校しています。児童が楽しみにしている数々の祭事も中止され、毎年みんなでお祝いする8月の「インド独立記念日」も、教師と学校スタッフ、プレマメッタスクールの寄宿舎に暮らす子ども達のみで静かに祝いました。

 

7月後半から徐々にブッダガヤでも感染者が増え、緊張した状況となりました。幸いにも児童や家族で感染者はなく、みんな元気にしています。

 

しかし、元々貧しい地域のため、出稼ぎ労働者が多く、ロックダウンの影響で職を失なった人や、市場で野菜を売ることもできないため、生活困窮者が増え、児童の家庭にもその影響がすぐに出ました。


私がプレマメッタスクールで活動をはじめて9年たちましたが、このような状況は、初めてです。毎日学校で温かい給食を食べていた子どもたちの栄養バランスも心配でした。

 

そこでこれまでも、SNSで寄付を募り、寄宿舎で暮らす子ども達の食事のケアや児童の家や近隣の低カースト、週2回塾を開催しているマハ・ダリット(不可触民。カースト制度に入れない最下層の身分)の人々が住む村へ、食料品や石鹸などを配りました。この配給は9月までに計5回行い、学校が閉鎖されてる間は今後も続けていく予定です。

 

 

 

学校運営の収入源であるゲストハウスも閉鎖に...


学校の運営費をつくるために2016年から始めたゲストハウス「セーナ村ヨガアシュラムゲストハウス」も徐々に利用者が増え、2019年の繁忙期には満室になる日もあり、スタッフみんなで喜んでいました。幸運なことに、日本のテレビ番組でも学校やゲストハウスを紹介していただけ「ようやく軌道にのってきた」と思っていた矢先、新型コロナウィルスの流行がはじまり、今年3月にインド全土ロックダウンによりゲストハウスも閉鎖されました。

 

各国の方の協力を得て学校の隣に建設した「Senamura Yoga Ashram Guesthouse」必要経費を除き、学校の運営費になります。

 

ブッダガヤは、毎年10月頃から3月頃までが繁忙期となり旅行者の人で溢れます。逆にそれ以外の酷暑期は暑すぎて旅行者はいません。

 

そのため、地元の人々も「秋になれば国際線も始まり旅行者も戻る」と考えていました。しかし、9月になっても10月になっても国際線どころか国内線も始まらない状況。それどころか、「来年の春くらいまで国際線はないだろう」というアナウンスがありました。

 

今日まで何とかしてきましたが、蓄えはもう無いに等しいです。「このままではこの先の学校運営が危ない」と危機を感じ、再び、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

 

いま、必要なヘルプ
〜皆さまのご支援の使い道〜

 

10月に入り、インド中央政府は学校の再開を許可しましたが、ビハール州政府により小学校の閉鎖が延長されています。

 

インドは、中央政府と州政府があり、州政府の決定が優先されます。ビハール州は、インドの都市とは違い、医療も遅れていますし、病院数も少ないことなどから「感染しないこと」を優先し、学校の閉鎖が続いているようです。

 

ロックダウン中、インド政府は「オンラインクラス」を推奨しましたが、私たちの児童が暮らす地域はインターネット、PC、スマートフォンの普及率も低く対応できません。このまま学校を閉鎖しておくことも良いことではないため、11月後半か、来年には小学校を再開できるという話が出てきました。

 

安心して子どもたちが学べる場を準備して、再開の日を迎えたいと思い、プロジェクトを通していただいた皆様のご支援は以下のために、大切に使わせていただきます。

 

 

2021年度の学校の運営費


2021年度の学校の運営費に使います。ロックダウンによりインドは物価が上昇し生活困窮者が増え続けています。こんな時だからこそ、プレマメッタスクールの教員、調理師の人たちには学校が閉鎖されている期間の給与もお支払いしたいと思っています。

 

 

教科書、筆記用具、制服、冬服、マスクなどの配給


学校の閉鎖中、児童が何度も私たちのところに来て「早く学校で勉強させてください」とお願いにきました。学校に来ることを待ち望み、ようやく遅い新学期を迎えられる児童に毎年配布している「教科書、筆記用具、制服」に加え「マスク」を配給します。寒い時期になるので「セーター、靴下」も配りたいです。

 

 

▼資金使途詳細


皆さまからのご支援は、1年間の運営費用:以下の一部として大切に使わせていただきます。

-----------------------

・教師4人と調理師1人の給与
・教科書、教材費
・制服代
・週5日の給食費
・学校イベント費(祭典、遠足)
・1人2枚マスク配布
・水道電気代 
・通信費
・寄宿舎で暮らす児童8人のケアー代 
・学校の会計監査費
・校舎メンテナンス費

 

 

子どもたちを迎える準備を、一緒に。

 

長い学校閉鎖が、もうじき終わります。勉強することを楽しみにしていた子どもたちのために、教科書、教材などをしっかりと準備して迎えたい。

 

また、安定した電力があれば、パソコンを使いオンラインで学ぶなど新しい挑戦もでき、彼らの世界が広がり可能性が増え、より良い未来を築くきっかけとなります。


児童の夢、私達の夢、みんなの夢を叶える場所。

 

 

このコロナ禍でも、この学校で学んだことを土台として、職業訓練校に進学して、仕事に就けるようになるまでサポートしていきます。今後は、日本語学校なども始まる予定です。

 

コロナ禍の中でも、歩みを止められない。

 

今、私たちが必要なヘルプ。

 

皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。

 

プレマメッタスクールHP

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※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

仏陀ゆかりの地、インド・スジャータ村で、無料の学校「プレマメッタスクール」と、学校の運営費をつくる為に始めたゲストハウスを運営をしています。

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リターン

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

・フォトレポート(PDF) 

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。



申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


【お気持ちコース】

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・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

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81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月
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