プロジェクト概要

 

ヨルダンで出会ったシリア難民障害者。彼らの生活に繋ぐ新しい支援方法として、ヨルダン産のオリーブを用いた化粧品をつくりたい!

 

はじめまして、甘利琢磨です。僕は2015年からの2年間、青年海外協力隊として中東にあるヨルダンに滞在し、リハビリテーションのひとつである作業療法士として活動してきました。

 

ヨルダンは、2011年に始まったシリア危機の影響から隣国シリアから多くの避難民が押し寄せ、難民としている人々が多くいます。その約9割が、都市型難民としてアパートに賃金を払って生活している状況です。なかでも、僕が支援してきた「シリア難民障害者」は、生命救助の緊急性は低いものの、社会参加に向けて機能回復や日常生活の自立に向けてまだまだ医療が必要な状況にいました。

 

しかし、家賃を抑えるために階段しかないアパートの上階や地下など外出が困難な物件や公共交通機関が無い町郊外の生活を強いられています。そのゆえ、難民がどこにどのような人が住んでいいるのか、何の支援が入っているのか不明確な部分があり、社会と隔離された生活をする場合も少なくありません。

 

自分の生活・資産を割いてまで「自分たちがシリアを助けなければいけない」と、同じ境遇のシリア難民のために病院の送迎や物資の支援など日々奮闘していた彼ら。

 

僕はそんなシリア難民障害実務者や支援している人を応援するべく、彼らの生活支援に繋げるヨルダン産のオリーブオイルを用いてオイル化粧水をつくることにしました!どうか、持続可能な支援に向け、皆さまの力を貸してください。

 

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ヨルダンで出会ったシリア難民障害者のひとり。

 

 

国外退避したシリア人はヨルダンに50万人以上。現地で出会った彼らを見捨てることができない。

 

現地では、日本のシリア支援団体の活動に同伴させていただきながら、訪問リハビリや通所リハビリ、講習会などを2年間行なってきました。しかし、日本に帰国後も、未だにテレビやネットのニュースではシリア危機のことが報道されています。

 

最近になり報道される頻度は少なくなりましたが、難民として国外退避したシリア人は500万人を超え、ヨルダンだけでも未だに50万人以上いると言われている状態です。ヨルダンに行くまでは、僕にとって遠い国の出来事でしたが、共に訪問リハビリや講習会を企画・運営したシリア人の友人、施設や家で治療を行った担当患者が未だに悩み、苦しみ、支援を必要としている姿を想像すると目を逸らすことは出来ませんでした。

 

そこで、ひとりの友人として困っているいるから助けたい。本当は僕自身が現場に行きたいけど、すぐには行けない。この思いを解決するための手段として、シリア支援をしている人を応援することを選びました。

 

一時的な募金でなく支援する人が継続できるために……

中東の良いモノを価値として提供し、「支援を受ける人」「支援する人」「世間」がよくなるための「三方よし」の支援として、ヨルダン産のオリーブオイルを使ったこのプロジェクトを企画することにしました。

 

共に活動をしたシリアの同僚たち

 

 

売り手の都合だけではない商品づくり。シリアの人々だけではなく、3方の支援を行います。

 

前述の「三方よし」という言葉には、昔の近江商人の考え方が込められています。

これは、売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならないというものです。
 

●◯本プロジェクトにおける「三方よし」◯●

 

①支援を受ける人:シリア支援活動団体Piece of Syria

この団体は、シリア国内の支援とシリアを伝える啓発活動のために2016年に設立されました。代表の中野貴之さんは、元青年海外協力隊のシリア隊員でもあり、僕との出会いは中野さんがシリア難民の実情を知るため、2015年にシリア人が生活する、ヨルダン・イラク・トルコ・ギリシャ・フランス・スウェーデンを訪れた際にヨルダンでシリア難民の家庭訪問させていただきました。

僕自身の活動に限界はありますが、Piece of Syriaが活動することは僕だけでは出来ないシリア支援に繋がります。今回制作する美容オイルが広まることで、この団体に携わるシリアの人たちの笑顔に繋がるようにします。

HP:Piece of Syria(ピースオブシリア) | シリア支援団体


②支援する人:僕と今回ご支援いただく皆さま
恐らく、僕を含め多くの人が日本での生活があるため、時間と金銭に限りがあります。

国際支援は大切ですが自分の生活を犠牲にしてまで行う支援は継続も波及もしません。そのため支援者の生活の中でできる支援が多く集まることで、その支援は大きな力となるはずです。皆さまにとっても有益となるようにヨルダンのオリーブ農家、オイルの販売業者、日本の化粧品会社に協力していただき、本当に良いモノをリターンとして生産・提供します。支援していただける方には商品を提供し、その収益は生産者に、そしてシリアへの活動団体に回されます。興味を持って頂いた人が支援の一歩を踏み出しやすいような機会を作れればと考えています。

③世間:ヨルダンのオリーブオイルの生産者
ヨルダンには旧約聖書にも書かれている歴史と魅力的な文化があり、そこに住む職人には日本に負けない気質と素晴らしい製品があります。

現在のヨルダンは中東の湾岸諸国のような油田は無く、輸出できる大きな産業もありません。一方でシリアやパレスチナなど隣国からの難民が全人口の半数以上を超えている世界最大の「難民ホスト国」であるため経済的負担が大きく世界各国からの支援が無いと成り立たない一面もあります。現在、シリアに行くことは出来ないため直接現地産のモノを新たに手に入れることは出来ませんが、ヨルダン滞在期間中に知り合った友人を通してヨルダン産のオリーブオイルを手に入れることが出来ました。これを用いて製品をつくり、中東に興味を持って貰えることができれば日本の消費者にとっても、ヨルダンのオリーブオイル生産者にとっても有益なことであり、生産者の生活を支援することに繋がります。

 

農薬も化学肥料も必要としない豊かな大地にあるオリーブオイル畑

 

 

 

まずは商品の需要を確かめ、支援に繋げる。皆さまと一緒にこのプロジェクトをつくりあげたい。

 

中東と聞くと危ないイメージがあるかもしれません。しかし、驚くほどヨルダンやシリアの人々は日本と変わらない優しさがあり、平和な国でした。

 

そんな彼らへの支援継続のためには、日本国内の支援者のそれぞれの生活にあった支援ができる場を作らなければなりません。今回のプロジェクトは、良いモノだから現地のモノを買う、募金をしたいから募金をする、知識・技術を活かしたいから直接関わるなど……さまざまな支援の形があり、そのモノと経験を介すことで募金だけで終わらない継続的な支援ができると考えています。

 

また、今後は「Piece of Syria」だけでなく、他のシリア支援団体への支援などにしていく予定です。今回使用するオリーブオイルは気候が似ているシリアでも栽培が可能なため、シリアでも良品質なオイルを生産することができれば今後シリアの人々が難民としてでは無く、自国で復興をしていく中で生産者の新たな希望となると信じてます。

 

まずは、今回のクラウドファンディングを通して商品としての需要を確かめたいと思っています。それにより、継続して生産・販売するべく、トライアルの意味合いも含め皆さまと一緒にこのプロジェクトを実現させます。どうか、応援宜しくお願いいたします!

 

坂道や階段が続く障害者宅への道

 

 

商品について

 

原材料:金賞受賞の最高級エキストラヴァージンオイル使用

厳しい砂漠で栽培される約1200ほどあるうちの「ナバリ種」から採れたオイルで、ヨルダンとシリアの一部でしか手に入らない希少なものです。これをひとつずつ手摘みで行い、栽培から製品化に到るまで農薬や化学的処置を一切使わず抽出されました。オイルの品質としてもヨルダン政府機関や国際オリーブ協会での認定を受け、多くの品質審査会でも金賞を受賞している最高級エキストラヴァージンオイルです。

 

効能:今のシーズンにぴったり!保湿効果抜群のオイル

オレイン酸を約80%も含んでいるため植物性油で最も酸化し難く、ビタミンA,Eも豊富なため保湿効果も抜群です。もともとは料理用のオイルですが、今回はこのオイルを保湿液として使用できるよう更に濾過し、今の乾燥シーズンにぴったりな化粧品としてお届けします。

 

製造:現地基準のオイルをそのままお届け!

地中海でエクストラヴァージンを表記できるのは生産過程、酸度0.8%以下の規定を満たしたオイルのみですが、日本にはこの基準が無いためどんなオイルもエキストラバージンを表記することが出来ます。そのため、コストを抑えるために酸化し易いペットボトルや透明瓶などの容器で販売されているものが数多く流通しているのが現状です。製造される際により少ないオリーブからオイルを抽出するために薬品が使われていたり、劣化して酸度が高くなっているオイルが混在しているなか、この商品を通してお世話になったヨルダンの良さを伝えたら幸いです。

 

ヨルダンの厳しい砂漠で育った摘みたてのオリーブ

 

一つ一つ丁寧に手摘みで収穫されるオリーブ

 

 

リターンについて

 

今回ご支援いただいた皆さまには、まだどこにも流通していない商品をお届けします。

 

ぜひ使用感などを確かめていただき、一緒にこのプロジェクトを持続可能な支援に繋げるためにご意見などいただけますと幸いです。

 

 


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