【応援メッセージ】増原裕子さんからいただきました！

レズビアンであることをオープンにして、LGBT支援活動やLGBT研修などを行っている増原裕子さんからメッセージをいただきました。

ありがとうございます！

女の子を好きになる気持ちに、小学校4年生くらいから気がついていたけれど、 からかわれたり、笑われたり、いじめられたりする存在になりたくなくて、ずっとその気持ちに蓋をして、仮面をかぶって思春期をすごしました。

“フツー"の子たちと違う自分はおかしいんだと、自分を否定する気持ちをつねに抱えていたからか、自分に自信を持つことができませんでした。

大人になるまでずっと、一人で苦悩していました。

ふりかえってみると、中学校時代に「一人ひとりの違いを楽しもう」とか、多様なセクシュアリティのことなどを教えてくれる先生とつながれていたら、あんなに苦しまなくてすんだのではないかと思います。

残念ながらまだ中学校の教科書には、SOGI（性的指向・性自認）に関する肯定的な情報が掲載されていません。

でも、今この瞬間にも日本中で悩んだり、苦しんだり、困ったりしているLGBT（性的マイノリティ）の子どもたちがたくさんいます。

だからこそこの教材を使って、その切実な声を受けとめられる先生が一人でも増えることを願っています。

ぜひ、一緒に日本を変えていきましょう。