手術内容はプロジェクト本文に記載しておりますとおり、尿管にカテーテルを通す事が困難であった為、SUBシステムの設置という方法がとられました。

 

開腹し先生が実際に尿管を見たところ、予想以上に蛇行しており、膀胱の手前で完全にすぼまっていました。ここで完全に尿管閉塞が原因で全ての症状が起こっていた事が正式に判明しました。

 

すぼまっている尿管の上には米粒ほどの柔らかい脂肪の塊のような物があったそうですが、先生いわく尿管を押し潰すほどの硬いものではなく、これが原因とも言いきれないそうです。

 

実際この脂肪の塊は病理検査に出されましたが、悪性のものではないという事でした。

 

結果、今だにすぼまった原因ははっきりとは分かっていませんが、一つだけ確かな事は、尿管閉塞は結石ができて詰まるのが原因である事が多いと言われていますが、今回のモモの様に、石がなくても閉塞するという事です。

 

デコボコに曲がった上、更にすぼまっているなんて、稀な症例だとは思います。

 

しかし、猫ちゃんを飼っていらっしゃる方で病気を診断され、モモの様に原因不明で治療に行き詰まっている方がいらっしゃいましたら、この様に稀な可能性も含めた診察の提案の参考にして頂ければと思います。

 

この様な高度な手術を受けられる病院であった事は本当に幸運だと思っております。

 

あれだけの危険な数値であったにも関わらず無事に麻酔から目を覚ました時はホッとしました。

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