昭和歌謡よ永遠に!5*SEASONりんごの300人コンサートを実現!
昭和歌謡よ永遠に!5*SEASONりんごの300人コンサートを実現!

支援総額

1,072,000

目標金額 1,010,000円

支援者
95人
募集終了日
2016年11月24日

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2016年10月09日 18:54

EP10「私が歌い始めた理由」

歌謡ショウにて
アルス木津南「秋祭り」
5*SEASON りんご コンサートにて
2016.10.9

 

ずっとパステル画家、イラストレーター、デザイナー、時にライターとして活動していましたから、そういった平面表現が好きな人、描くのが好きな人だと多くの方が私のことを捉えているでしょう。ですが、実は求められたことを続けたところ、そういった結果になったと感じています。

事の始まりは友人から「絵がかけるんだったら友人の新築祝いに一枚描いてくれない?」と頼まれたのがきかっけでした。頼みごとをされたり、何かに困っている人がいると「私で間に合うなら」とやってみる、こういう性分なので、友人の頼まれた新築祝いの絵も引き受けました。その結果、出来上がった絵を見て友人だけでなく、受け取った方にもとても喜んでいただけたのです。このことがきっかけで、友人らから「結婚祝い」「就職祝い」「誕生祝い」などの絵の注文が入るようになり、それらを続けていくうちに企業からもイラストの依頼が来るようになりました。もともと私はひとり好きで、会社勤めが苦手でしたから、ひとりで自分のリズムで続けられる職業に従事できたのは幸いでした。ただ固定給のない不安があるため、来るものは拒まず、なんでも引き受けてきました。ある意味、なんでも屋という肩書きが合っているのかもしれません。
 

そんなふうに活動を必死に続けていましたので、「歌手」になりたいと自ら思ったことなどありませんでした。と言っても子どもの頃、華やかな芸能界に憧れたことはありましたし、音楽は大好きでしたから、次に生まれ変わったら音楽の世界に進めたらいいな~ぐらいには思っていました。そう、今生ではパステル画家として、イラストレーターとしてこの道を極めようと決めていました。が、それを覆し歌手としてデビューしたのは音楽家・水無月純氏と出逢ったこと以外に他なりません。
 

水無月純氏は私が所属する「純情レコード」の代表で、作詞作曲を手がける奈良在住の音楽家であり、友人の一人でもあります。水無月純氏の専門ジャンルは歌謡曲、演歌。大の音楽ファンである私は歌謡曲、演歌も好きでしたが、熱心なファンではなく、もっぱらロック・レゲエ・R&B・トランス・ワールドミュージックなど海外の楽曲を好んで聴いていました。クラシック、ファドも好きですね。そんな私がなぜ「昭和歌謡」を歌うことになったのか…? この点はよく質問されますので、ここで書き留めることにします。
 

まず説明しなければいけないのは、歌謡曲・演歌の世界=「昭和歌謡」では、楽曲制作は分業であることが多いのです。作詞は作詞家が、作曲は作曲家が、編曲は編曲家が担当します。そして出来上がった楽曲を歌う役割は、歌手。ですから、楽曲が世に出ていくためには、作詞・作曲・編曲家たちは自分たちの歌を歌ってくれる歌手と縁がなければいけません。自分で作り、自分で歌うシンガーソングライターとはこの点が違うのです。
 

水無月純氏はご自身の歌を歌ってくれる数人の女性歌手と縁がありました。「この人なら自分の曲を大事に歌ってくれるだろう」、そう思ってCDを製作するなど広報活動を始められるのですが、なぜか全ての方が、歌手活動を続けることができなかった。お嫁に行く、仕事の都合で遠方へ引っ越す、赤ちゃんができた…いずれもお目出度いことなのですが、歌ってくれる人がいないと発表の場がなくなる水無月純氏。その度に意気消沈なさっていました。CDの山だけが手元に残る、この繰り返し。胸中は察するに余りありました。見込んだ歌手が去っていく度に、歌い手としてはド素人の私にまで「僕の曲を歌ってくれないか?」と申し入れがあったほどです。当然ながら「絵の道と両立できない」とキッパリお断りしていました。ですがある時、心境の変化が訪れることとなったのです!

ある時、水無月純氏が心から期待を寄せられていた歌手が氏の元から去っていかれ、CDの山がまたしても哀れにも残った時、事情が一変してしまったのです。期待を裏切られた結果を前にした水無月純氏の落胆ぶりときたら、それはそれはたいへんなもので、電車に飛び込むんじゃないかという状態、魂の抜け殻でした。それで、つい私、口走ってしまったんです。「私でよかったら歌いましょうか…?」。見てられないという悲痛さから口走ったのですが…どうでしょう、みるみるうちに目の輝きを取り戻された水無月純氏! 一瞬、私は「しまった!」と思ったのですが、矢継ぎ早に「昭和歌謡」の素晴らしさを活き活きと語り始めた水無月純氏の勢いにたじたじ。元来の私の、困っている人を放っておけないという性分も手伝って「もう後には引けない」と歌手への道を歩くことに決めたのでした。それと、「困っている人を放っておけない」という私の性分には「人を喜ばせるのが大好き」という要素もあることを付け加えておかねばなりません。
 

そうして、デビューアルバム「小夜曲」の製作に着手。それまでどちらかというと水無月純氏の楽曲を「単純すぎる」として小馬鹿にしていた私でしたが、歌入れ、アートワークの制作を通して深く接するうちに、そのキャッチーな魅力にようやく気づいたのでした。

やがてアルバムが完成し、ド素人の私が舞台デビューしたのは「歌おうか」と口走った日から半年後のこと、ならまちにある公営音楽ホール「音声館」でのことでした。「歌うパステル画家5*SEASON」の誕生です。席数は80席とささやかなものでしたが、ド素人のデビュー公演は昼と夜の2回、いずれも盛況でした。特に昼の部では立ち見が出るほどで、大きな拍手をいただいたことに感動しました。あの日、皆さんから「がんばれ!」と声援いただいたことを私は生涯、忘れることはないでしょう。また、水無月純氏をはじめ、多くの方に支えられて舞台デビューの日を迎えられたことも、決して忘れてはいけない、と。

 

りんご
 

昭和歌謡よ永遠に!
5*SEASONりんごの
300人コンサートを実現!

引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

 

リターン

3,000


とにかく応援したい

とにかく応援したい

・5*SEASON(りんご)の直筆イラスト&メッセージ付きポストカード
・5*SEASONが6歳の時の肉筆作文コピー
・缶バッチ

申込数
69
在庫数
9
発送完了予定月
2017年3月

3,000


【期間限定!】5*SEASONりんごのサンキュー! イラストレター

【期間限定!】5*SEASONりんごのサンキュー! イラストレター

11月16日に誕生日を健やかに迎えることができました。ありがとうございます! りんごが無事にひとつ歳を重ねることができたお礼の気持ちをイラストレターにしてお届けいたします。永遠の14歳のサンクスレターをぜひ誕生日祝いとしてお求めくださいませ。これまでにリターン商品をご予約いただいた方でも追加で購入いただけます。

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2016年12月

3,000


とにかく応援したい

とにかく応援したい

・5*SEASON(りんご)の直筆イラスト&メッセージ付きポストカード
・5*SEASONが6歳の時の肉筆作文コピー
・缶バッチ

申込数
69
在庫数
9
発送完了予定月
2017年3月

3,000


【期間限定!】5*SEASONりんごのサンキュー! イラストレター

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11月16日に誕生日を健やかに迎えることができました。ありがとうございます! りんごが無事にひとつ歳を重ねることができたお礼の気持ちをイラストレターにしてお届けいたします。永遠の14歳のサンクスレターをぜひ誕生日祝いとしてお求めくださいませ。これまでにリターン商品をご予約いただいた方でも追加で購入いただけます。

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2016年12月
1 ~ 1/ 8


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