(収録秘話の続きです。)

ハンガリー共和国3番目に大きな都市ミシュコルツ市はスロバキアとの国境に近くロマ人が多く営んでいます。多くの学校には3~4割のロマ人子供が通学しています。エメザ先生は地元の小学校で校長先生を務め約13年間にわたりCIP手法を実践し絶大な成果をあげてきた実証から4年ほど前から大学教授に抜擢されました。

ロマ人は定職定住をしないノマド(家族など集団移動)スタイルとして有名で子供たちの多くは小学校の段階で落第しがち、かつ高校進学率は通常30%ほどです。

 

その社会課題の根深さは解っているものの教育省は各学校に教育指導を任せています。エメザ先生の小学校では彼女中心に教師同志が密に意思疎通をはかり生徒一人ひとりの状況を理解しCIP実践を行い続けた事で、子供たちの学ぶ意欲が維持され卒業生は95%以上が高校に進学しています。その結果エメザ先生もミシュコルツ大学を卒業した新人教員の研修やブダペストで行う集中講座などで手一杯だったため十分広げることができなかったのです。

 

当日の講義は最初1-2時間目に参加者各先生がご自身の強み分析(会社研修などで行う適正調査)を行い先ず自身を理解します。その後、子供たちの尊厳を理解しあう為のゲームをワールドカフェ(リラックスした雰囲気の中で参加者が少人数に分かれたテーブルで自由に対話し、ときどき他のテーブル参加者と席を交代し話し合いを発展)スタイルで話し合われる内容から一人ひとりの役割分担を確認し、共生の意味を深めエメザ先生の講義と実体験から学習していきます。

 

エメザ先生の熱意と実践力がプログラムに参加なさった先生方々、またオンラインを通じ映像授業を視聴なさる方先生方々の忍耐持久力増強し深み豊かな教育手法として灯がともる可能性に希望を託します。

 

 

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