ところで、おいしいコーヒーって何だろ。もちろんコーヒーはし好品だ。まあ、何でもいいのだが、モノサシはある。まずコーヒーの樹は陰樹なのだ。だからうっそうとした森の中で育つのが普通だ。もし森を切って、よくあるようなモノカルチャーのコーヒー園では、陽があたりすぎてコーヒーは病気になり、葉を落としてしまう。そして農薬をたっぷり使うのだ。

 

(実がコーヒー。アフリカでは果物として食べられていた。)


    まず、有機である。これでえぐ味がなくなる。本来コーヒーはさっぱりしたにがみがポイントだ。そして標高である。ふつう、1000~1500メートルの標高がいい。コーヒーのポイントである。僕はコーヒーを買うときは必ず産地の標高を聞くことにしている。つまり昼間は熱く(コーヒーのベルト地帯は熱帯である)、夜は寒い。これがおいしいコーヒーのポイントである。そして手摘み、手選である。病気のついてないものを選んで摘み取り、選抜する。これで、えぐ味はなくなる。こうしておいしいコーヒーができあがる。

 

(手摘み、手選、水洗のプレミアムコーヒーになる。)

 

    つぎが水洗である。冷たい山の水でコーヒーを洗い、実を取り除き、種子を残す。これがコーヒーである。ユメユメ手軽にお湯など使ってはいけない。冷たい水にかじかんだ手で水洗しなければならない。ローチョ村のコーヒーはこうして、山の斜面の森の中でコツコツと手摘み、手選でコーヒーを摘み取る(コーヒーの収穫時期は冬の12月、1月である)
 あとは焙煎技術である。焙煎も心を込めて、気を入れてやらなければならない。焙煎士の出番である。これは日本でやっている。こうしておいしいコーヒーを僕らは飲めるのだ。

 

(この森の中でコーヒーが育つ。)

 

 これまで村の2~3割の農家が取り組んできたが、いまみんなが始めている。だから水道施設を早くつくらなければいけない。ぜひ応援をおねがいします。

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