支援総額
目標金額 760,000円
- 支援者
- 60人
- 募集終了日
- 2014年11月3日
コーヒーのことなど③――おいしいコーヒーのひみつ
ところで、おいしいコーヒーって何だろ。もちろんコーヒーはし好品だ。まあ、何でもいいのだが、モノサシはある。まずコーヒーの樹は陰樹なのだ。だからうっそうとした森の中で育つのが普通だ。もし森を切って、よくあるようなモノカルチャーのコーヒー園では、陽があたりすぎてコーヒーは病気になり、葉を落としてしまう。そして農薬をたっぷり使うのだ。
(実がコーヒー。アフリカでは果物として食べられていた。)
まず、有機である。これでえぐ味がなくなる。本来コーヒーはさっぱりしたにがみがポイントだ。そして標高である。ふつう、1000~1500メートルの標高がいい。コーヒーのポイントである。僕はコーヒーを買うときは必ず産地の標高を聞くことにしている。つまり昼間は熱く(コーヒーのベルト地帯は熱帯である)、夜は寒い。これがおいしいコーヒーのポイントである。そして手摘み、手選である。病気のついてないものを選んで摘み取り、選抜する。これで、えぐ味はなくなる。こうしておいしいコーヒーができあがる。
(手摘み、手選、水洗のプレミアムコーヒーになる。)
つぎが水洗である。冷たい山の水でコーヒーを洗い、実を取り除き、種子を残す。これがコーヒーである。ユメユメ手軽にお湯など使ってはいけない。冷たい水にかじかんだ手で水洗しなければならない。ローチョ村のコーヒーはこうして、山の斜面の森の中でコツコツと手摘み、手選でコーヒーを摘み取る(コーヒーの収穫時期は冬の12月、1月である)
あとは焙煎技術である。焙煎も心を込めて、気を入れてやらなければならない。焙煎士の出番である。これは日本でやっている。こうしておいしいコーヒーを僕らは飲めるのだ。
(この森の中でコーヒーが育つ。)
これまで村の2~3割の農家が取り組んできたが、いまみんなが始めている。だから水道施設を早くつくらなければいけない。ぜひ応援をおねがいします。
リターン
3,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット(村の生活文化を紹介する絵葉書5枚セット)
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット
・「北タイの焼畑とラフ族・ローチョ村」小松光一著:中国雲南省からビルマを経て移り住んでいる山岳少数民族、ラフ族の歴史や、焼畑をやめアグロフォレストリーに取り組むローチョ村についての冊子
・森のコーヒー1袋(ローチョ村の森で育ったコーヒー、フェアトレード商品200g入り、コーヒーは、豆 or 粉)
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット
・「北タイの焼畑とラフ族・ローチョ村」小松光一著
・森のコーヒー3袋
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし