ラグビーワールドカップに向かう釜石を映像作品に! 序章

ラグビーワールドカップに向かう釜石を映像作品に! 序章

支援総額

528,000

目標金額 500,000円

支援者
31人
募集終了日
2015年2月23日

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2015年02月20日 09:08

2月11日スクラム釜石ミーティング

 みなさんお元気でお過ごしでしょうか。READYFOR?の資金募集期間は3日を残してあと24,000円まで来ました。しかしあと24,000円いただけないと、この資金プロジェクトは白紙となります。非常に厳しい状態です。すでに資金協力をお決めいただいたみなさまには大変ご心配をおかけしておりますが、今しばらくご辛抱のほどお願い申し上げます。

 

さて熊谷決戦に先立つ2月11日、NPOスクラム釜石の理事&賛助会員の交流会がありましたので、その取材報告です。

場所は代々木倶楽部。正門前で本日のアシスタントと待ち合わせたのですが、いつまで待っても来ない! 仕方ないので、本日担当者左古は2台のカメラを同時に回しながら議論にも参加という『バッファロー66』のヴィンセント・ギャロ並みの離れ業を演じることに。

無給ボランティアのアシスタントなので、「やる」と言われれば断われませんし、来なかったからと言ってあまり責めることもできません。このへんの信頼関係の切り結びが難しいところです。ちなみに本日無断欠席したアシスタントは田辺くん(いつも手伝ってくれている男の子)ではありません。

 

参加者は約30名ほどでしょうか。10:30-15:30という長丁場にもかかわらず、みなさん熱心にご参加。担当者左古はお会いしたことがある方とない方が半々くらい。

 

まずスクラム釜石事務局長の高橋博行さんからごあいさつがありました。NPOスクラム釜石は311を受け、ラグビーをつうじて被災地を支援する主旨で、2011年5月、石山次郎さんと髙橋博行さんらを中心に設立されました。この活動に共感し応援する人は少しずつ増え、今日こうして、今後のスクラム釜石の発展の方向を展望し、そのために何をすべきか、深く考える機会を得ることができました。

 

今日の会議は早川さんをファシリテーターとしてワークショップ形式でおこなわれます。参加者は5つのグループに別れて、早川さんの提示するお題について話し合い、その結果をまとめてゆきます。

 

最初のお題は「知らない人に一言でスクラム釜石を紹介するには?」 普段、どうもシーウェイブスの応援団と勘違いされることが多いスクラム釜石。たしかにシーウェイブスの応援も大事な活動ですが、それ以外にもやっている様々を一言で紹介するには?

 

5グループから出てきたアイデアを総合すると「ラグビー」「復興」「釜石」がもちろん共通。

 

そのなかで担当者左古が参加したグループの個性は、釜石を触媒にして異質な人たちが出会い、交流する「集いの場」というコンセプトが出てきたこと。担当者左古自身は「ラグビー&釜石を応援する人たち」という案を出しました。ポイントは「応援する団体」とせずに「応援する人たち」としたこと。閉じた印象を与えないように、誰でも参加できるというメッセージが重要だと思ったためです。

 

他のグループのなかで特に興味深かったのは片山さんG。「みんなでワッショイ」というとても楽しいイメージと、「全国津々浦々」というローカル性と正反対のコンセプトが提起されました。

 

ここで各グループに1人ずつ入った理事がコメント。スクラム釜石が何か特定の明快なイメージを持つ必要があるのかどうか、そもそも論が提起されました。永田理事は分かりやすく「アメーバ」のたとえを使いました。とにかく近くにあるもの、関係しそうなものを巻き込み取り込んで、いろいろやっているのがスクラム釜石の実像。

 

ではじっさいにスクラム釜石がこの3年半やってきたアメーバ状活動を列挙してみましょう。

ともだちカップ、釜石ナイト、気仙沼ラグビークリニック、フェイスペインティングサービス、なかぴーなかりん、グッズ製作販売、釜石ツアー、エディーさん講演会などなど。たちまちホワイトボードが埋まります。みな本業を持ちながらのボランティア活動としてはたいへんな実績です。

 

これらの活動に足りないものは何でしょうか。

体系性、意義の明確さ、潜在的な支持者の欲求を具現するものとしての自己呈示。。。ここで中里さんから、ラグビーにも東北にも強い関心を持たない「通りすがりの人が気軽に参加できる機会が少ない」という重要な指摘が。或る程度関心を持っている人への働きかけはできているが、関心を持っていない人に気にしてもらうにはどうしたらよいだろうか。。。

 

今後も同じやり方でアウトリーチを拡大するというのもあるように思われます。しかしもう一方では、いまのままだと大口の寄付が受け取りにくいし、活動が広がったうえに責任体制が整わないのでは団体としての存立が危うくなるかもしれません。参加者の善意と自発性に頼る、担当者左古のNPOと同じ悩みです。。。どうやらこのあたりが本日の最重要議題。

 

ここで足りないことをおぎなうアイデアを出し合いました。

カフェをつくって若者への広報をおこなう。釜石の子供たちがラグビーに触れる機会をもっと作る。軸を決めて活動を絞り込む。資金提供者にメリットを感じてもらえる工夫をする。女性と子供に働きかける児童館活動などなど。

 

午前さいごに個人作業。以上の議論を受けて、午後に話し合いたいことを一人ひとり箇条書きにします。担当者左古は「ボランティアとしての自己制約下で活動を続けるのか、そういう活動から脱皮して集権化するのか」。

お昼ごはんをはさんで、各理事が話し合いたいと思っていることを発表。参加者は自分の考えた課題に近い理事のもとへ。担当者左古は、スクラム釜石の組織化と資金調達・専従職員雇用の可能性について話し合いたいとおっしゃった大友理事のもとへ。

大友理事プラス4名による議論。組織に指揮系統を作るには、対価を受け取って働いてくれる職員が必要。そのためには予算規模を拡大することが必要。

大口寄付に依存すると、その意向で組織運営が左右されかねない。かといって、職員に給料を払うために理事が奔走するようでは本末転倒。ということは、小さな善意をあまりコストをかけずにたくさん集めて、安定的な財源にしていかなければならない。

日本オーガニックコットン協会をはじめ、いくつかの成功事例が紹介されました。それに匹敵するような資金調達法を今後スクラム釜石が本当に編み出してゆくとして、それには3~5年程度の試行錯誤を要するでしょう。

その試行錯誤のあいだ、プロジェクト単位での資金調達もあわせて目指すとよいでしょう。たとえばクラウドファンディング。そうしたファンドの助成を受けると、受けたことが実績・信用になって次の資金調達へとつながる可能性が広がります。

 

今日のワークショップを閉じるにあたって、参加者各自の今後のアクションについて発表し合いました。

担当者左古はもちろん、本作品を2015年秋に完成させ、東京と釜石で上映&交流会を開催するつもりです。スクラム釜石を介してつながっている人的ネットワークの全体像を描くのが本作品の主旨ですから、それを観ていただければ本団体への当事者たちの理解も飛躍的に深まるし、またアウトリーチも拡がるでしょう。

 

最後にスクラム釜石代表石山次郎さんよりごあいさつをいただきました。ラグビーによる人格形成という観点からアウトリーチを図るアイデアが示されました。

 

参加者のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

今回の取材*************************************

交通費(自宅・参宮橋往復)1,160円

消耗品(記録媒体、電池、ガムテ)1,620円

 

しめて2,780円ナリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

3,000


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1)オリジナル缶バッジ
2)完成作品の上映イベントへの優待参加
3)完成作品DVDの優先送付

支援者
13人
在庫数
制限なし

10,000


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1)オリジナル缶バッジ
2)完成作品の上映イベントへの優待参加
3)完成作品DVDの優先送付
4)作品エンドロールへのご芳名明記

支援者
15人
在庫数
制限なし

30,000


alt

1)オリジナル缶バッジ
2)完成作品の上映イベントへの優待参加
3)完成作品DVDの優先送付
4)作品エンドロールへのご芳名明記
5)タイミングと事情が許す限り取材撮影への体験同行

支援者
4人
在庫数
制限なし

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