シュタイナーこども園さくら15周年記念誌発行及び講演会を開催したい
東広島シュタイナーこども園さくら園長の森寛美です。
この度は、皆様からたくさんの温かいご支援をいただき誠に有難うございました。
おかげさまで15周年記念誌発行及び記念講演会を開催することができましたので、終了報告をさせていただきます。
記念誌の制作では、15年分の膨大な記録写真の中から、園の教育内容が十分伝わるようにと選出に苦心しましたが、子ども達の活き活きとした日常が伝わる内容となったことと思います。また、補助の先生の視点からみたさくらで大事にしている教育活動についての読みものや卒園生の声、卒園生の保護者からの体験談もあり、読み応えのある内容となりました。
終了報告をご覧になり、ご購入を希望される方がおられましたら、お気軽にお問い合わせください。(1冊1,000円)
15周年記念講演会では、お子さまも含めて約80名の方がご参加くださいました。夏休みのお忙しいなか、お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
在園保護者、卒園生、卒園保護者による、手作りの弦楽器バンドーラの温かい演奏から始まった講演会。
基調講演では、京都大学准教授の広瀬悠三先生より、「いま、大事にしたい幼児教育 信頼・道徳・地理」と題してお話していただきました。現代の幼児教育の傾向と課題から始まり、近年注目される非認知能力の発達とシュタイナー教育の関連や、さくらならではの里山を活かしたシュタイナー教育の価値、グローバル社会における“地球市民”という捉え方についてお話しいただき、広い視点で幼児教育の重要性をお話しいただきました。
園長からは、さくらの教育実践レポートとして、15年の実践のなかで大事にしてきた子どもへの関わり方や子ども理解について、また園全体として大事にしてきた協働の精神についてお話しました。
シンポジウムでは、卒園生3名が、今自分が取り組んでいることや社会での問題意識、今後の夢や生き方について、堂々とした姿で語ってくれました。会場の皆さまからのご感想でも、卒園生達の成長に感激の声が多く寄せられ、シュタイナー幼児教育が、その後の成長の大きな土台となっていることを肌で感じられたように思います。
講演会での講演やシンポジウムを通して、広くシュタイナーを知っていただき、また未来につながる幼児教育の重要性について認識を深めていただけるような時間となっていれば幸いです。
今後の活動については、SNSで引き続き発信する予定です。ぜひご覧ください。。
【支援金の使途】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額、記念誌発行及び記念講演会開催のために使用させて頂きました。
クラウドファンディング手数料43,890円を差し引き、記念誌発行諸経費、リターンの制作と発送費に158,461円、記念講演会開催諸経費に83、481円を使用させて頂きました。合計が285,832円となり、端数の832円は、その他のご寄付より充てさせていただきました。
【リターン提供の詳細】
返礼品となる記念誌、エコバック、シルクスカーフはすべて発送を完了致しました。只今、先日開催しました記念講演会の開催報告書を作成しております。できあがりましたら、感謝のメールと共に送らせていただく予定です。
多くの方のご支援とご声援をいただけたことを心より御礼申し上げます。今後とも弊園の教育活動へのご理解ご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。



















