災害後の「こころ」は？

みなさま、サポート頂きありがとうございます！

先日某区役所の公開講座「災害後のこころを考える」講師をさせて頂きました。大規模災害に見舞われた後、人の心はある心理的プロセスをたどりながら回復していく、と言われています。

その中に「ハネムーン期」という時期があります。ひどい目に遭っているのだけれど、なんだかお互いが、地域が、外から来た支援者が、みんなで助け合って「人のあたたかさ、絆のすばらしさ」などを感じる。何だか「幸せ」すら感じる。それはそれで悪いことではないんですが・・・ハネムーン期がずっと続くわけではありません。次に「幻滅期」と呼ばれる時期が来ると言われています。現実を見るしかなくて、お互い被害を比べあって、いがみあって、うわさがとびかって・・・被災地で犯罪が発生したりして、本当に被災者には「泣きっ面にハチ」。今回のプロジェクトで私が学んできたいのは、まさに、「ハネムーン期から幻滅期」を、市民（被災者）と救援者が力を合わせて、コミュニティの復活自体をめざしたい、その方法なんです。

これまでのご支援、心から感謝申し上げます。

そして、どうぞこれからも、応援よろしくお願い致します！