こんにちは。

 

設計を中心に携わっているszki architectsの鈴木克哉です。

 

少し技術的な側面からこのプロジェクトの解説をさせていただきます。

このシェアキッチンは少し変わった設計になっています。

 

「普通のテナントよりもっと自由に、そして手軽に店を持ちたい。

でも移動販売だと制限が多すぎるので、より本格的な料理等にも対応したい。」

 

そんな考えから設計しているため、

①ユニック等で自由に移動可能である

②自由度の高い飲食店として面積は広く

という相反する条件を同時に満たす建築が求められました。

 

そして何度も検討した結果、少々アクロバティックな解決案

「折りたたみ式の建築」へと至りました。

 

この建築、最小サイズ時は折りたたまれた状態で、

4tユニックで簡単に運べる約9㎡のサイズです。

 

これは鴨長明で有名な『方丈庵』と同程度の面積で、

人と人との距離がとても近いサイズ感となっています。

 

この折りたたまれた状態を広げると、面積にして3.27倍ほど大きくなります。

具体的にはガススプリングによって壁面が床、そして屋根へと開いて行きます。

 

『方丈庵』も解体して移動することができたのですが、

当時は牛車2台で運ぶのが精一杯。

断熱性や安全性、あらゆる機能の面で、技術が進んでいる分ハイスペックになっています。

 

海・山・台地の町・牧之原に画期的なシェアキッチンを。

 

よろしけば、ご支援よろしくお願いいたします。

 

鈴木克哉

 

 

新着情報一覧へ