【御礼/プロジェクト完了】フォーラム開催報告!
【ありがとうございました!】
皆さまにご支援頂いたおかげで、無事に「東京」及び「九州」でフォーラムを開催することができました。今回は遠方からのご出席された方も多く、二週にわたって開催された両会場ともに、計画より大幅に多い参加者にお集まりいただきました。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
【レポート】
2月19日(東京)、26日(福岡)、第5回東京・九州フォーラム「イギリスの里親支援プログラムに学ぶ 里親養育の質の向上をめざして」を開催しました。
どちらの会場も、予想を上回るたくさんの方にご参加いただき、
イギリスの最先端の里親支援プログラムについて学んでいただくことができました。
プログラムでは、主に講師2人からイギリスの里親養育の現状と、里親支援の現場における「フォスタリングチェンジ・プログラム(里親トレーニングプログラム)」の実践について、スライドを掲示しながら話していただきました。イギリスにおける子どもを虐待から守る制度の説明や、家族と暮らせない子どものうち74%を里親が育てているイギリスでの里親リクルートの話や、里親の認定前研修プログラムについて、さらには里親が日々子どもと共に生活する中で行うことができるプログラムについてなど、約2時間の限られた時間の中で、とても有意義な内容の講演でした。
最後にはフロアとの意見交換も。参加者からは、「日本に適したプログラムなのか、
広げていくために何が必要か」「プログラムのファシリテーターとなる人に適した条件は?」など質問があがり、時間いっぱいまで活発なトークが続きました。
東京会場では、刷り上がったばかりの新刊『フォスタリングチェンジ』
(里親トレーニングプログラムマニュアル)が届き、他の書籍と共に、書籍販売コーナーも盛況。みなさんの関心の高さがうかがえました。
みなさんから寄せられた感想の一部をご紹介します。
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「日本の最近の動向とあわせて、イギリスの動向に学ぶことができ、理解が深まった。
イギリスの里親の専門性の高さ、社会的な支援の手厚さに驚いた」
「このような先進的な試みがあることを初めて知り、日本にも合った適切なプログラムだと感じた。日本でも多くの自治体で採用されればよいと思った」
「里親支援をしていく上でとても参考になった。里親を増やすための取り組みは活用したい。研修も実践できるところがあると思った」
「日本各地でファシリテーター養成講座をやってほしい」
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今回のフォーラムは、昨年、クラウドファンディング「READYFOR」で集まった支援金により開催することができました。ご協力いただいたみなさま、共催者の日本財団様、当日運営を手伝ってくださったボランティアのみなさん、関係者のみなさまに、心より御礼申し上げます。
【収支報告】
収支報告をさせて頂きます。
■収入の部 合計 935,000円
①受取寄附金(Ready for) 736,000円
②入場料収入 199,000円
③自主財源 52,812円
■支出の部 合計 987,812円
①業務委託費(通訳) 200,000円
②諸謝金(講師) 174,380円
③印刷製本費 109,800円
④旅費交通費 285,560円
⑤通信運搬費 15,396円
⑥消耗品費 10,299円
⑦支払手数料(Readyforシステム利用料)135,129円
⑧雑費 57,248円