支援総額
目標金額 1,600,000円
- 支援者
- 123人
- 募集終了日
- 2022年6月25日
私はなぜこうした活動をするのか
こんにちは、佐藤陽介です。
前回「なぜ私は途上国の貧困問題に関心を持つようになったのか」について書きました。今回は、私がなぜこうした活動を続けているのかについて書きたいと思います。
みなさんの中には、いくら人のために支援をしても、根本的な問題は何も変わらないし、焼け石に水だ、というような思いを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。確かに気持ちはわかります。
でもこういった考え方はできないでしょうか。私が支援をしたおかげで、1人の子どもを学校に行かせることができた=その子の人生を変えることができた、と。
私たちが日々生きる中で、人のために何かするというのは、なかなかできないものです。ましてや、人の人生を変えるとなると、相当難しいことです。でも私たちにはそんな力があるのです。
折り紙を折るSAVOの子ども
物乞いの人々にお金をあげるかあげないか、という議論があります。お金をあげたからと言って、根本的な解決にならないから、物乞いにはお金をあげない、という考えの人もいます。
私はお金をあげます。なぜなら、そのお金によってその人は生きることができるからです。私は、余裕がある人が余裕がない人を助けるのは当然のことだと思うし、人類が長い歴史の中でやってきた不変のことだと思います。
ミャンマーを旅した時のこと。わずか1ドルという安いお金でガイドをしてくれた貧乏な学生が、物乞いの人にお金を渡し、私に向かって「ミャンマーではお金に少し余裕があるときには、お金のない人を助けるんだ」と言いました。
インドの列車内では、足の悪い子どもが床をはいずりながら、真っ黒の雑巾で床を拭いて回っていました。別に頼んだわけではありませんが、乗客は当然のようにその子どもにお金を渡していました。
こうした国では、助け合いが当然のように日々の暮らしの中で行われています。
日本ではどうでしょうか。社会福祉が整っている日本では、そうした役割を政府が担っており、人々は税金という間接的な形で、貧しい人を助けています。でもそれゆえに、人々が他人のために行動するという気持ちが薄れてしまっているようにも思います。社会の問題を、すべて政府に任せっきりにして、自分たちがするのは政府の批判だけ、という姿勢になってはいないでしょうか。
コンテナの下で袋に入って寝ていたストリートチルドレン
人のことを「かわいそう」と思うだけでは、何も解決しないとも言われます。でも私は「かわいそう」と思ってよいと思います。なぜなら、人が「かわいそう」と思ったとき、その人の心は確実に動かされているからです。「かわいそう」という気持ちが、「なぜそうした問題は起きるのか」「自分には何ができるか」という思考に変わっていけば、それは社会を変えることにつながると思います。
いろいろと書きましたが、本題の「なぜ私はこうした活動をするのか」。その答えは、暮らしに余裕のある人が、暮らしに余裕のない人を助けるのは、社会の道理と考えているためです。
幸いなことに私には今仕事があり、自分の力で食べていけています。そして元来、途上国の貧困問題に関心があり、ストリートチルドレンのことを「かわいそう」と思い、ウガンダのストリートチルドレンを支援する縁があったので、たまたまこうした活動をしているのです。でももし私が何らかの理由で食べていけなくなったら、その時は他人からの支援を受けることになるかもしれません。
自分にできることをできる範囲で―
みんなが少しずつ、人のために何かをすれば、世の中は少しずつよくなっていくのではないでしょうか。
リターン
3,000円+システム利用料
プロジェクト報告
●プロジェクト報告(メール送付)
- 支援者
- 65人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
10,000円+システム利用料
お礼の動画+プロジェクト報告
●お礼の動画(アドレスをメール送付)
●プロジェクト報告(メール送付)
- 支援者
- 43人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
30,000円+システム利用料
ビーズクラフト+お礼の動画+プロジェクト報告
●SAVOによる手作りのビーズクラフト
●お礼の動画(アドレスをメール送付)
●プロジェクト報告(メール送付)
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
50,000円+システム利用料
子どもからの手紙+手作りクラフト+お礼の動画+プロジェクト報告
●支援いただいた子どもからの手紙
●SAVOによる手作りのビーズクラフト
●お礼の動画(アドレスをメール送付)
●プロジェクト報告(メール送付)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
100,000円+システム利用料
手作りクラフト+子どもからの手紙+ビーズクラフト+お礼の動画+プロジェクト報告
●SAVOによる手作りクラフト
●支援いただいた子どもからの手紙
●SAVOによる手作りのビーズクラフト
●お礼の動画(アドレスをメール送付)
●プロジェクト報告(メール送付)
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月